2005年07月21日

『ニッポンの犯罪12選 日本史原論犯罪史編』

タイトルが凄く難しそうですが。
爆笑問題の本を読みました。


ニッポンの犯罪12選―日本史原論犯罪史編


最近やたらと本を読んでます。今も二、三冊抱えています。
これは1時間程度で読めました。面白いですからね。
爆笑問題ってホント巧いですよね。彼らこうやって何冊か
本だしてますがどれも面白いです。
今回は「犯罪史」にスポットをあててみたんだって。
それこそ石川五右衛門から3億円事件まで幅広いです。

結構ギリギリなラインも突いてくるんですよね。太田さん。

出歯亀事件。例えばこれなんかは
こんな←事件です。

こういうのに対して

「ああ、植○教授とかな」

なんて言っちゃう。(注:鏡で覗いた人です)

でも笑いにもってくからすごいよなぁ。
前にアフリカの貧困についてのトークで

「何で彼らのお腹は丸く膨れちゃうのかな」
なんていうことから
「あれってさ中に何入ってるんだろうな」
「いいんだよ、そんなこと!」
「…夢かな」

とか言っちゃってましたからね。
これって…いえないですよ。普通の人。

それができる太田さんは凄いです。
彼ってホント一歩前のことを考えてるし、奇才だよなぁっていう
気がします。

ある事件をテーマにしたこの本、そのトークのあとに
年表みたいなのがあるんですけどこれにも興味深い事件が
載ってました。これも楽しめました。はい。
ともかくささっと読めるところもよかったです。

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2005年07月08日

『下妻物語・完』 嶽本野ばら

あの「下妻物語」の続編です。
早速すぐに読んでしまいました。もっとゆっくり読めばよかった、
とちょっと反省。面白かったです。
前作も私原作も読んでますが、面白かったですねぇ。
前のやつは「裁縫」の話しが多くてちょっと疲れちゃったけど
今回はミステリです。

…ミステリ。
これをミステリと言っていいんだろうか、と聞かれると
否。って感じですかね。ミステリばかり読んでる私としては
かなりちょっと「これで推理小説とはいえないぞ」と
思ってしまう。だけど赦してしまう。
そんな作品でございます。

相変わらず桃子はマイペースでヤなヤツなんだけど(笑)
ナイスキャラです。そしてイチゴちゃんも全然変わっていません。
ただ今回は「完」ってこともあってそれぞれの方向性が
何となく見えましたね。
散々笑わせてもらったけどラストはちょっとホロリと
してしまったもの。

今回登場する新たなキャラには警備員でリュウジのお友達、
セイジというヤツが登場します。
コイツ、いいアジだしてましたねぇ。
やっぱり元ヤンで今は走り屋みたいなことをしてる。
で、やっぱり「天上天下唯我独尊」を
テンウエ・テンシタ・ユイワレ・ドクソンと読んでしまったり、
「好きなミステリは」と聞かれて「やっぱ三毛猫シリーズが」
なんていっちゃうような人なんですよね。
でもこの彼が色々絡んできちゃうことで二人にも
それぞれ新しい展開が見えてくるんだよなぁ。

それにしても、映画の印象って凄くて
この本は映画同様桃子の視点で描かれているんですが
その語り口調は深キョンの声で読んでいた感じでした。
勿論イチゴの台詞もアンナちゃんのイメージだし、
時々出てくるバカオヤジもアキミさんも、
みんな忘れられないほどの印象があったんだなぁと
改めて思わせてくれました。

これも映画化して欲しいなぁ。是非。
ミステリとしては中途半端だけど(しつこい)

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*ぽちっとしてくださいませ*
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2005年07月04日

『孤宿の人』 宮部みゆき

昨日は人生最大の、と言っていいか微妙だけどまぁとにかく
脳天かち割られたくらいのショックを受けたりしました。
もうホント、サイアクだったんですがまぁそれはいいとして
読みました、宮部みゆきさんの『孤宿の人』。

特にシリーズではない時代ものです。
何だか哀しい、だけど温かみのある、そんなお話でした。
この藩ってのは架空なんですね。でもまぁ
瀬戸内海のとある町が舞台なんです。
この本は天気の描写が非常に多いですね。
雨が降ってたり、カラリと晴れて美しい海を
見渡したり、恐ろしい雷に襲われたり、
何だか遠くからその街をみているようなそんな
気になりました。

人の心っていうのは難しい。個別で見たらいい人なんだけど
ちょっと暴走しちゃってる人がいたり、現代とさして
変わらないんですよね。当たり前だけど。
ただ「怨霊」やらがまだ存在した時代なだけに
人の心の「鬼」が暴走して悲劇がうまれたりする。
琴江さんと梶原の娘の諍いなんて現代でも通用しそうですが。
そして謎が多い人々に恐れられている加賀さま。
だけどどの人もみんな人間。ココロがあってそれぞれに
思うところがある。
だから結末がかなり切ないんですわね。

主人公の一人、宇佐。私はこの子がとても好きになったのに。
これ以上書くとネタバレしちゃうんで微妙ですが。
ほう、も好きだけど彼女のが魅力的だったな。

この本の表紙、絵も一つの物語ですね。
下巻になって初めてまじまじとその表紙を見たとき、
何かしら不穏なものを感じました。いい表紙だわ。
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2005年05月07日

『デセプション・ポイント』ダン・ブラウン

『天使と悪魔』
『ダヴィンチ・コード』で有名なダン・ブラウンの
新作はロバート・ラングトンのシリーズでは
ありませんでした。現在このシリーズの三作目を
執筆中だそうです。

で、新しいこの作品はNASAとアメリカ政府の
ストーリー。時々変わる視点、短い章立てが
どうしても「24」を思い出してしまいます。
なので「24」が大好きな人たちはこの本、
とっても楽しめると思います。
話のスケールがとてつもなくデカくて
アクションもデカいので、『ダヴィンチ・コード』
よりずーっと映画化が難しいと思われますが
やったら面白そうですよ。

主人公、今度は女の子です。女の子というより
まぁ女性でしょうか。結構キレて素敵な
お姉さんみたいですよ。
これが映画だと誰がやるんだろう。
彼女の父親は上院議員で次の大統領を
狙う人物です。一見「24」でいうデビット・パーマー
みたいな立場ですが、どちらかというと
彼はそういうタイプではないみたい。
主人公のオヤジなのにどうしてこんなに
ヤなヤツなんだろう、というタイプです(笑)
この役には是非、ビリー・ボブ・ソーントンに
お願いしたいですね。彼だけはあっさり
そのイメージがありました。
後の人は誰がやるのかさっぱり想像でき
ないですけどね(笑)

そうそう、ジャックが昔いたデルタチームも
出てきます。うーん、怖い。

そう。怖いですね。この政治の駆け引き。
なにやってもいいのか?っていうくらいの
駆け引きにはなんだか虚しさが募るばかり。
きっと作者もそこらへん知って欲しかったのかな。

どっちにしてもラストはハラハラしましたよ。
時々「24」のようにコマ割まで想像しちゃった。
なかなか満足です。
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2005年04月15日

パンダー。

まずこちら、見て下さい。

http://images-jp.amazon.com/images/P/4576050338.09.LZZZZZZZ.jpg

か、かわいいですよねー。
この本、思わず職場で購入してしまいました。
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2005年03月06日

『モップの精は深夜に現れる』近藤史恵

『天使はモップを持って』という作品の続編ですが、
このシリーズが私はとても好きです。
とても清掃員には見えない派手派手な格好のきれいな
女の子、キリコが日常のちょっとした事件を
解決していくお話。キリコちゃんの性格がとっても
よいので私は彼女が大好きです。
前作で彼女の旦那さんになった大介になった気分で
本を読んでしまいます。だから彼女がいなくなると
大介のように切ない気持ちになるのです(笑)
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2004年12月20日

『天使と悪魔』 ダン・ブラウン

『ダヴィンチ・コード』で有名になった
ダン・ブラウンの教授シリーズ第一弾です。
この本を読み終わった後、この前行ったイタリア旅行で
友人がたまたまこの作品の舞台となった
ベルニーニホテルの写真(だと思われるけど…位置的に。
ただし未確認)を発掘した。
友人は「どこだかわからないけど撮っておいた」と言って
たのですが、読み終わってそれに気付いてちょっとびっくり
しました。

DSCF0406.JPG続きを読む
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2004年10月10日

『監獄島』加賀美雅之

厚かった。上下二冊。
『双月城の惨劇』、という前作がなかなか
面白かったので頑張って読みました。
でも上下2400枚の原稿(つまり大量)
だったのですがなかなか続きが気になって
4時間ほどで読み上げてしまいました。

「こういう状況、結果になったら読者は
びっくりするだろうね」と私が思っていたことが
本当にそうなってしまった、というちょっと
哀しい結果に終わったのが残念でしたが、
まぁ悪くないですよ。確かに意外だもの。
それらしい描写がしてあったから作者も
それを意図してやっていたんでしょうけど。

ともかく、時代は第一次世界大戦後のフランスで、
クローズド・サークル、すなわち「嵐の山荘」モノ
のミステリです。やっぱり本格はこうでなくちゃ!
と思わせる設定とおどろおどろしい悲劇、
更には過去の因縁までも絡んで満足です。
こういう作品はどんどん読みたいですね。
例え犯人がわかっても。満足。
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2004年10月07日

夏の名残りの薔薇

恩田陸さんの新作『夏の名残りの薔薇』を読んだ。
彼女は今年物凄い勢いで本を書いていますね。
本を見つけた時「もう出たの!」とびっくりした。

さて、今回はとあるホテルに定期的に集まって
くる人々の様子を描いたもの。作風は三人称多視点、
すなわち色々な人々が章ごとにそれぞれの視点から
話をすすめる、といったかんじ。
だから例えば最初はAの視点、次はBの視点から
客観的にAを見る、というようになっている。
前作「Q&A」でも章ごとで語り手がかわったけど、
これとはまた違って、キャラクターの掘り下げが
できているところが面白い。

三姉妹のもとに集まる人々。三姉妹は夜毎
まるで演劇でもするかのように奇妙な体験話を
聞かせ、昼は「お茶会」なるものを開催している。

「お茶会」恩田作品では定番になってきているが、
彼女の描くお茶会は奇妙でいて、且つ魅惑的、
参加したいようなしたくないような不思議な時間を
持っている。思い出すのは「麦の海に沈む果実」。
今回のも同じように不思議な「お茶会」でした。
現実にこういったお茶会って開かれているのかな。
私も参加してみたいぞ。いやな気分になりそうだけど(笑

今回の作品はちょっと最後がどうともつかない
終わり方をしていて、どっちかっていうとはっきりと
終わって欲しい自分としては「あら、終わっちゃった」
っていう感じが否めませんでした。悪くないけど
何だか気になる終わり方。うーん、ビミョウです。

それからこの作品には映画が効果的に使われています。
この映画、「去年マリエンバートで」、は
私、まだ見ていませんね。というよりタイトルすら
知りませんでした。今見てみたら昨年までの職場には
あったみたい!残念、借りておけばよかった。
レンタルにあるのかな。何だかなさそうですよね。
恩田さんのルーツになりそうな作品なので是非押さえて
おきたいところです。

作品じたいはうーん、まぁまぁかな、というところでした。
『麦の海に沈む果実』を超える作品、楽しみにしている
んだけどなぁ。
posted by minori at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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