2006年01月17日

『犬川柳』 頑張れ、ヤマト。

ちょっと前からずっと欲しかった。でも買ってない、
これはそんな本。

犬川柳 柴犬魂!
犬川柳 柴犬魂!


とりあえず借りてきた。

かわいい…。

かわいすぎ。
柴犬だけだし。多分どの犬種でも、飼い主は飼ってる犬の種類が
一番、と思うでしょう。多頭飼いをしてなければ。
私もそう。もう柴犬に夢中。柴犬じゃなきゃイヤー!
将来外国に住むことになっても飼うなら絶対柴犬じゃ!

なんていうのかなー。侍じみた渋い表情。
シンプルなお顔。長いお鼻(私は短い鼻の犬があまり好きではない)
愛想のない様子。そう。柴犬、愛想ありません。
ヤマトさまはその代表。

それはそうと。ヤマト。
このところ調子が悪くて心配です。もうホント涙が出るくらい
動けなくなってしまいました。この寒い冬が彼にとっては
きつかったみたい。ヘルニアを患ってるのでそのせいだとは
思うんだけど以前ほどの元気が急になくなってしまいました。
心配だな。大好きヤマト、頼むから元気でいてくれ。
私、ワーホリいけなくなっちゃうよー。
今はとりあえずソバにいてやりたいと思ってマス。

というわけで私も川柳。

『元気出せ おねだりしろよ 食べるだろ?』
yamaton.jpg

川柳というかメッセージだな…。

ま、何はともあれ、この本はとってもかわいいので
オススメです。思わずにやぁっとしちゃいますよ。
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2005年12月31日

★2005ネン本のベスト★

2005年は何となくいつもより本は読んでなかったような
気がします。そんな中、(読んだ本リストはこちら

というわけで

2005 best books

第1位

『ストラヴァガンザ 三部作』

な造なら一番読むのに時間がかかったから(苦笑)まぁそういうわけでもなく
面白かったので頑張って英語で三部作の最終章を読みました。
これを読むと無性に旅に出たくなる。

ストラヴァガンザ―仮面の都
ストラヴァガンザ―仮面の都


ストラヴァガンザ―星の都
ストラヴァガンザ―星の都


Stravaganza: City of Flowers
Stravaganza: City of Flowers


第2位

『ネクロポリス』

恩田さんは今年も何冊か本を出していますがやっぱりこれが一番好きです。
彼女の作品の中でも結構上属に入る気がします。
雰囲気、内容すべて含めて1位でもよかったのですが…1位と2位はほぼ
同率という感じです。

ネクロポリス 上
ネクロポリス 上


ネクロポリス 下
ネクロポリス 下


第3位

『摩天楼の怪人』

むさぼるように読んでしまいました。石岡君は出てきませんが、
なつかしいほどの島田作品でした。摩天楼の雰囲気もその場に
行って見たいほどよかったです。

摩天楼の怪人
摩天楼の怪人


第4位

『孤宿の人』

いい本の条件として、たとえ長くても長さを感じさせない、ということが
挙げられると思います。これも全然長さを感じませんでした。
『日暮し』とは違い(こっちも好きです)切ない結果ですがよかったな。

孤宿の人 上
孤宿の人 上


孤宿の人 下
孤宿の人 下


第5位

『空中ブランコ』

すっかりハマってしまった伊良部シリーズ。こっちのが好きでした。
ヅラの話に大笑いしてしまいました。

空中ブランコ
空中ブランコ


- まとめ -

今年は本をあまり読めなかったため(多分80冊くらい)、
ランキングもビミョウですがそれでも1位や2位の作品は
過去の中でも上属に入る感じです。
また読んでみたい、と思える本に出会えるというのは貴重だなぁと
思います。ネクロポリスは文庫になったら買おうかな。

各レビューは以下に載せています。(空中ブランコはまだ書いてないですが)

『ストラヴァガンザ 仮面の都』 *メアリ・ホフマン
『ストラヴァガンザ 星の都』 *メアリ・ホフマン
『ストラヴァガンザ 花の都』(原書) *メアリ・ホフマン
『ネクロポリス 上』 *恩田陸
『ネクロポリス 下』           *恩田陸
『摩天楼の怪人』 *島田 荘司
『孤宿の人』 *宮部 みゆき


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2005年12月14日

『エスターハージー王子の冒険』

この本と出会ったのはかれこれ4年ほど前だが、
いまだにこの本は私のお気に入りの一冊。
児童書の割にはかなりシュールだし、皮肉に満ちている
のだが、それがいい感じで味を出し、雰囲気を盛り上げている。

エスターハージー王子の冒険
エスターハージー王子の冒険


贅沢三昧に暮らしてきたオーストリアの高貴な生まれである
「うさぎ」がお嫁さんを探しに旅に出るのだが、当たり前のように
一筋縄にはいかない旅となる。時には家族となった人々と向かった
レストランで「○○○肉」が出されたり、などなどクスリと
笑ってしまうのだ。そして最後にはこの王子がかわいくて
しょうがなくなってしまうんだよね。

私の大好きな作家、ミヒャエル・ゾーヴァが
この作品に味のある絵を描いてる。
もしウン百万出して絵を買ってもいいといわれたら
(そういう機会は一生巡ってこないだろうが)私は彼の絵を買いたいね。
結構有名な話として、彼は映画「アメリ」にその作品を提供している。
あの絵ももちろんいいけど、他の絵ももっとすばらしいんだよね。
私にとって眺めてて飽きないのは彼の絵くらいなもんだ。

しかしだ。いつかね、この本を買おうと思ってるんだけど
いまだにその機会は巡ってこない。そろそろ買おう、と
思っている今日この頃です。


アメリ
ブログペット、ガエルの日記は続きに。
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2005年12月10日

まとめる読書。2005年。

映画と違ってメモをとっていないので、本の場合
何を読んでいるのかすっかり忘れているのが実情です。
仕事柄、結構読んでいるとは思うんですけど。
とりあえず思い出した分だけど

これだけ読んでいたみたいです。
今年のベストはこの中から決める予定です。

続きにリストを載せます。

ネクロポリス 上

モップの精は深夜に現れる

館島


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2005年12月04日

『生協の白石さん』 ブームに乗って。

ちまたで散々話題になっている『生協の白石さん』を
読みました。うちの職場じゃ予約がもう20人を越えてるので
一人3週間と考えると読むまでにすごく時間がかかってしまいそうです。
私も予約をしてみたのですが、あったので(データをいれつつ)、
そして待つのがイヤなので(…反省)読みました。

生協の白石さん
4062131676白石 昌則 東京農工大学の学生の皆さん

おすすめ平均
stars一休さん並みの切れ味
stars嬉しいような、むずがゆいような そんな気分に
starsブログと比較したところ……。
stars接客のお手本になる本です
stars一気に読め、学生が羨ましくなる。

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この世知辛い世の中でこんなに暖かい返答をしてくれる生協の白石さん。
あなたはいい。いいですよ。
「ほっこり」
という表現がぴったりなこの本にささくれ立ったココロが少しだけ
癒されたような気がします。
その後、それはもうウッとなるような方に親切にしなければ
ならない状況になった時もなんとなくやさしくなれた気がします。
(こういうことを書いてる時点でやさしくないよな)

今、ブログの方もはじめて拝見させていただいたのですが
こちらも面白い。管理人さんのコメントもうまい。
本のほうのQ&A方式もすっきりしててよかったですけどね。

にしても、
『リュウとケンはどっちが強いのか』
という返答に困る質問も(どっちが強いのか?個人的には
リュウだと思うが)まさかの健さんと竜雷太さんに置き換えて
答えるとは白石さん、只者じゃないね。
それから「サイヤ人は瀕死になるとアップする」という感じの
コメントにも「ホイミ程の回復力もない」と答える白石さん。
これウケました。ってかこういうコメントしてくる学生さん
たちも粋ですよね。粋。
「ハガネの剣100本」学生さんだよね。こういうの
考えるのってさ。私はそうだな、「ラグナロク一本」
か「ダイヤアーマー一枚」(高くて買えないに違いない)。

というわけで、私も寄せられてくる苦情に
こういう風にさわやかにほっこりと
受け答えをしたい、と一瞬考えました。
だけどやったら暴動がおきること請け合いなのでやめておいた
ほうがいいんだろうなぁ、と和みつつも現実に直面した
今日この頃です。

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2005年12月03日

本 『イン・ザ・プール』 伊良部に夢中。

私いま、

伊良部に夢中。

イン・ザ・プール
イン・ザ・プール


『イン・ザ・プール』
この本は前から知ってたけど、映画を見て読んでみたく
なりました。で、とりあえず会議中に読み始めたのですが
それはもう面白い!ペラペラペラとしゃべり続ける
ボスの目を盗み、夢中で読み耽ってしまいました。
もう夢中でしたね。ココロの中は伊良部が独占。
「これ、重要です」なんつってるボスの声は無視!
なんと会議中で全部読んでしまいました(笑)
その後始まった避難訓練中もココロは伊良部にありました。

誰かしら、ちょっとはおかしいところがあると思います。
おかしくなる原因はすぐそこにあったりするんですよねぇ。
それを笑っちゃ悪いけど、このこの伊良部の患者たちには
どこか愛くるしいところがあったりするんですよね。
最初はムカつくの、伊良部に苛立ってる患者たちに。
でもだんだん癒されていくと、こっちも嬉しくなってしまうのだ。
まずは
:イン・ザ・プール:
もう泳いでないとやってけなくなっちゃう。
水泳依存症のヒト。いるんですかね〜?
こういうヒト。このストーリーは私的にはそんなパンチなかった。
映画でも彼のエピソードが一番いまいちだったりするし。
これ映画だと田辺誠一ですね。

:勃ちっ放し:
これはあるんだろうか?そしてよくオダギリジョーやったよね。
面白いけど。ある意味俳優ならやりたい役なのか。
笑い事じゃないけど笑っちゃう。うししし。って。
伊良部と元妻の争いがウケます。

:コンパニオン:
こういうヒトはいそうですね。被害妄想。
伊良部。どうして出ちゃうかな。コンテスト。
場をかき乱してる伊良部を想像して笑ってしまいます。
会議中だったので笑いをこらえましたが。

:フレンズ:
ケータイ依存症。これは絶対いるはず。
孤独が怖いんだよね。私なんて眠いとき携帯音消すかどっかに
おきっぱなしです。眠いときは光すらウザい。

:いてもたっても:
確認。これ市川美和子がやってましたが原作は男性でした。
男のが面白いかもよ。

とにかく絶対ありえない解決法。それなのに何とかなっちゃうのが
すごいよ。子供と争っちゃうのにさ。
いいよね、その無邪気さ。
世の中には心配されるヒトとするヒトがいる、と最後の作品でも
いってるけど、確かにそうかもしれない。
そして絶対前者は得してるよ。たまに思うことあるもん、これ。
たとえば高校でクラスとかが自習で大騒ぎになってたりする
時にさ、隣から先生くるんじゃないか、と心配して
「静かにしようよ」と言ったりする、こういうのもそうだ。
中学校までは学級委員とかやってたからそう思うことあったけど
だんだんめんど臭くなり、高校では「テメェラ静かにしろ!」
と女子に怒鳴られたこともある。
神経使うのは心配してるほう。されるほうは逆に
「おいおい、怒鳴っちゃ体に悪いよ?」なんて思うのだ。

ともかく、ちょっと病んだかな、と思ったら
伊良部んところに行ってみるのもテかもしれないね。
と思うわけなんです。



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2005年12月02日

表紙に一目ぼれ。『首輪物語』

まだ読んでないんですけどね。

この本。

首輪物語
首輪物語


よく見てみてください。

ウマイ!

かわいいの、コレ。フロドはチワワだよ(笑)
それなりになんとなくイメージどおりのキャラクター。
だけどレゴラスは白のラブラドールかな?
ゴールデンなイメージだけど。
真ん中のリングもさりげなく首輪になっています。
背表紙の文字もそれらしいフォント。
ホント、このデザインしたヒトすごいわ(笑)
職場で本屋から届いた新刊をチェックしてて、この本見た瞬間
周りのヒトに見せまくっちゃった(笑)みんなで
大爆笑でした。

ロード・オブ・ザ・リング【字幕版】
ロード・オブ・ザ・リング【字幕版】


見比べてみてくださいませ。
とりあえず今度読んでみないと!

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2005年11月21日

『摩天楼の怪人』 島田荘司

摩天楼の怪人
4488012078島田 荘司

東京創元社 2005-10
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star若き名探偵・御手洗潔の活躍
star摩天楼の怪人を読む

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不可解な謎、絶対解き明かされることはないだろう、といったような
謎が最初に提示される島田氏の作品の今回の舞台はNY。
美しいセントラルパークや摩天楼を闊歩する怪人がテーマ。

摩天楼の怪人、というタイトルだけに怪人が登場するのだが
イメージとしてはオペラ座の怪人。こちらのファントムも
本家ファントム同様ミステリアスな存在。
だけど決してパクリっぽい感じではないし、恋愛がメインでもない。
摩天楼を背景に次々と起こる不可解な殺人。
ラストのまとめっぷりには圧巻だ。

舞台は1969年。ベトナム戦争後のNY。
もちろん謎を解き明かすのは御手洗潔。
今回はおなじみ石岡君は登場なしだが、かわりに
脚本家のジェイミー・デントンが助手役となる。
事件がおきたのはそれよりもざっと50年前の1921年。
映画『スカイ・キャプテン』が1936年あたりの設定だから
それよりもさらに前か。
NYにはいったこともないし、映画で見るくらいのイメージしか
ないけど、この本はあっという間に当時のNYへと
旅立たせてくれた。

競うように立つビル、できて間もないセントラルパーク。
まさかビルにあんな秘密があるとはね。
最初は不可能だと思った事件もものすごく大きな
解決策すら発見すれば理論的に証明できるわけだ。
この時代でしか成立しないトリックも説得力があった。
島田氏は実際ブラックアウト(大停電)を経験したそうだ。
迫りくるハリケーンにブラックアウト。舞台設定は完璧でしたね。

だけどひとつだけ、わからないことが。
幕間に出てきた黒人のウォルサムとジェシーの話はどういうこと?
これは結末の舞台とはまた別の場所でなされた会話だよねえ?
むむむ?
それとは別に昔あの場所の下には何かがあった、っていうことなの?
ここだけわかりませんでした。読み込んでないせいなんでしょうかね?
気になります。

気になったことといえば、カフェ・ランターナ。これはもう今はないのかしら。
検索をかけてみたけど出てこなかったなぁ。ぜひ行ってみたかったのに。
それからセントラルパークね。ここにも絶対行ってみたい!
映画『オータム・イン・ニューヨーク』(映画はビミョウだが)
を見たときもここにはぜひいってみたい!!!と思ったしなぁ。
いつ実現できるのやら

--------------- NYが舞台の映画にはこんなのがありまーす。-------------
オータム・イン・ニューヨーク スペシャル・エディション

ニューヨークの恋人 特別編

セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~

トゥー・ウィークス・ノーティス 特別版


ディナーラッシュ ~スペシャル・エディション~
↑トライベッカが舞台。かなりお勧めです。

きっとまだまだありますがとりあえず思い出したのはこんな感じかな。

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2005年11月05日

『ネクロポリス 下巻』余韻を楽しむ。

ビミョウなところで終わった上巻。続きが気になり、すぐに手に取ります。

ネクロポリス 下
ネクロポリス 下


下巻では、次第にアナザー・ヒルに何が起こっているのか、が判明する。
その反面、また新たな試みまで行われる。

『東京に帰った時、アナザー・ヒルを思い起こして真っ先に目に浮かぶのはこの光景に違いない。そんな予感があった。』


こんな表現があったが旅先で、確かにこういう思いに囚われることがある。
そしてその瞬間、確かに思うのだ。
「多分これが一番印象深いだろうな」
と。
初めてドイツに行った時、約一ヶ月の間彼の地で一人過ごしたが、
あの時一番印象にあるのは学校の友達と数人で
フランクフルトからちょっと離れた小さな町でドームに登り、
降りたあとどこかのカメラマンにみんなの写真を撮ってもらった。
そのとき友人の一人がカメラマンに「この写真に映ってる人たちの国籍
はみんな違うんだよ。凄いよね」と無邪気に語りかけた
あの姿を真っ先に思い出す。
不思議なもんだけど、あの生活も後半にさしかかっていたのに
(リコンファームをした日だった)最初はそこからスタートする。

閑話休題。多分ジュンイチロウもその地点にたったんだろうね。
何となくこの表現が気になってしまいました。
尤もこの作品、印象深いシーンがそれはもう盛りだくさんなんだけどね(笑)

アナザー・ヒルは英国をベースに日本文化が入ってきた場所。
なので文化人類学を専攻する学士様、ジュンイチロウを先生に
「なるほど、それはこれね」と教えていただけるのも面白いのがこの作品。
「盟神探湯(くがたち)」なんて言葉、一体何年ぶりに聞いたろう(笑)
湯に手を入れてだいじょぶだったらシロ、単純だけどフツウ無理だろ、
てなこの行事を取り入れちゃうから面白い。

そして下巻にはなんと百物語の登場。しかもいいように解釈されてるし。
それから「かごめかごめ」の歌。
ここに書かれている歌詞ですら、私の思っているのとは違う。
この歌ってかなり奥が深いですよね。
確かこの本↓でも言及されていたと思いますが。
QED 東照宮の怨
QED 東照宮の怨

源氏物語に対してのマリコさんの感想なんかも面白かったですね。
や、まさにその通りで(笑)

------------------------------------ネタバレ反転--------------------
そしてこの下巻で際立って面白かったのがなんと被害者による
記者会見が行われるシーンかな。
だってフツーならこれで犯人見つかるじゃん(笑)
このやけにのんびりした人々が愛らしかったです(苦笑)
それにしたってこりゃ夢の記者会見だよなぁ。面白いことを考える。

---------------------------------------------------------------------

ちょっと不思議なラインマンとも近づき、物語は終盤へ。
ちょっとラスト急ぎすぎた気がしたのは、
絶対私がこのアナザー・ヒルに留まりたかったからだと思う。
あの犯人や結末には勿論薄ら寒いものを感じたけどね。

一度でいいから、とりあえず義務のように退屈な場所、
それこそ日々
「食事」
「散歩」
「昼寝」
「読書」
三昧に使ってみたいと思う。できればアナザー・ヒルで。
私も今、切に会いたい!と思う方を思い出せなかったので
(勿論いるが、私が会うのはおこごましい。まずは家族に会って欲しいし)
きっとたくさんの『お客さん』に出会える気がするんだよね(笑)絶対。

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『ネクロポリス 上巻』 文字を映像に。

読むことによって視覚、ビジュアル化して世界観が形成されていく。

恩田さんの作品は「本による醍醐味」と言えるビジュアル化が
安易に行える数少ないいい作家さんだと私は思う。

今回の「ネクロポリス」の上下巻も視覚、時には嗅覚に
刺激をおこす作品でした。とってもよかったです。

ネクロポリス 上
ネクロポリス 上


物語の舞台は、アナザー・ヒル。そこは英国による植民地支配後、日本の文化が移入した歴史をもつ極東の島国V.ファーの聖地で、死者たちが実体ある存在として現世に還ってくるというのだ。そして、死者たちが現われる「ヒガン」という祝祭の期間、V.ファーの国民は、彼らを『お客さん』として温かく迎えることが風習となっている。

英国と日本の文化や風習が奇妙に混ざり合うV.ファーの国民は、みな「推理好き」で、「ゴシップ好き」。そこに今年は、「切り裂きジャック」ならぬ「血塗れジャック」という連続猟奇殺人事件が世間を賑わせ、誰もが犯人探しに躍起になっていた。


公式サイトはこちら

予備知識も何にもなく読み始めたこの本。
私は今までに確かに幾度か人の「死」を感じて生きてきたけれど、
私は彼らにとっての単なる「通過点」であり、「転機」ではなかったはずだ。
父方の祖父は亡くなっているけど、私は初孫ではないし、
一緒に住んでいたわけでもない。
帰省して祖父の顔を見た瞬間に火がついたように泣いていた孫だから
祖父にとってはいい気持ちがしなかっただろうし、
私に何の言い訳もさせないうちに
(尤も今となってはどうして泣いてたかわからない)
いなくなってしまった。

だけど、「死」を痛切に体感した人々にとっての
この地での「ヒガン」は大きな意味を持つ。
なぜなら彼らに彼らの姿のままで会うことができるからだ。
アナザー・ヒルはそんな地。

始まりは主人公、ジュンイチロウとほぼ同じ視点で始まる。
つまり「ヒガン」についてよくわかっておらず、
流されるままにスローボートに乗り込むことになるからだ。
よくしゃべるあまりよくしらない親戚たちから一歩距離を置いて、
不思議な世界へと向かう。
勿論『お客さん』にもあったことがないから、
一体彼らがどういう姿をしているかわからないし、
どういう風に出逢うのかもわからない。何もかもわからないづくし。

相変わらず恩田さんの導入部分は巧いなあと思う。
今回は飲み物が多く登場。私も紅茶派なので
一緒にガブガブ飲みながら最初は読んでいたのですが、
段々夢中になって忘れました。

登場人物たちは、全部ファーストネーム→ファミリーネーム
で登場。なので少し疲れるけど比較的名前が
日本よりなのでそのうちなれてきます。

どのシーンも印象的だったけど、最初に出会うシーンや初めての風、
そしてジュンイチロウ以外も初体験だった「ガッチ」のシーン
(どっちかっていうとその最中よりも向かう時、のが印象的だ)
なんかが強烈なインパクトとともに飛び込んできたと思う。
本当に気分はジュンイチロウと一緒。最後に

ここはネタバレなので反転させます。

ジミー(とんぼめがねってことでハリーポッターなイメージ)が
入れ替わってるんじゃないか、と疑ったときは怖かったな。
あの合言葉を持ってしても(合言葉ってのはいいよねぇ)
なんとなく背中がゾクゾクっとする感じがした。


長くなりそうなので上下巻、感想をわけましょう(笑)

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2005年10月23日

『容疑者xの献身』『消えた山高帽子』

多少ネタバレになりますのでお気をつけください。


容疑者Xの献身
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東野圭吾さんの作品、このところちょっと重いので避けてましたが、
今回はタイトル的にミステリ重視のものかなーと思ってました。
作品としてはよかったですが、やっぱりちょっとこういうコロンボ的な
ストーリーは苦手なんですよね。どうしても犯人に感情移入しちゃうから。
今回もまさにそう。そしてまさにタイトルの通り。
ここまで愛してもらった女性はシアワセでしょうね。
だけど、どうしても思うのが「下手な小細工は無駄だよな」
私ならさっさと自首するかも、っていう話です。
キャラクターがいくら魅力的でもやっぱり私はコロンボ型が好きじゃ
ないんだろうな。きっと。

消えた山高帽子 チャールズ・ワーグマンの事件簿
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一方無名な作家な(失礼)こっちの作品の方が私は好きです。
時代設定もなかなか面白い。チャールズ・ワーグマンという実在の
人物を通してみる明治初期の日本。日本人の奥さまがいたそうで
そういう意味で日本と西洋どっちにも繋がっている人だからこそ、
こういう謎が解けるんだ、という設定がよかった。
そして彼の人柄もとってもよく描かれていて好感がもてますねー。
ちょっとした謎があって、それが一つの結果に集約されていく、という
基本的なミステリの作風にのっとったこの作品は魅力的でした。
この時代の人たちってどのくらい英語ができたんだろうなーとか
色んな興味まで持ちました。映像として見ても素敵な作品に
なるかもしれないですね。この作品、もう続きは出ないのかな。


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2005年10月14日

『ストラヴァガンザ 花の都』 一足先に。

勿体無いのでちびちび読み進めていた、『ストラヴァガンザ』の
三作目を読み終えました。日本では翻訳が出るのがどうやら来年に
なりそうなこの三作目、一足先に英語で頑張って読みました。

Stravaganza: City Of Flowers (Stravaganza)

英語、とはいえまぁ児童向けだし、と思って購入したんですが、
何しろ500pほどあるので結構な厚さです。でも面白かったので
さくさく読めてしまいました。私も英語で本を読むのは初めてです。
まさか読み終えるとは、とある意味我ながらびっくりです(苦笑)

さて。本の方は、シリーズの三作目完結本ということで
今までのキャラクターがそろって登場してくれるし、きちんとまとまった
終りになっています。続きがないのが寂しいところですが(笑)

今回の舞台はフィレンツェです。タイトルの花の都、とあるように。
主人公は黒人のロックシンガーを父にもつ(だけど父のことはCDジャケットで
みたくらい)イギリス人のスカイ。黒人の父に白人の母、ということで
ちょっとイメージわかないけどキレイな肌をしているみたいです。
私の中のイメージはこんな感じでした。

こちら
ウェントワース・ミラー君、プリズン・ブレイクという今アメリカで
やってるドラマに出ている彼はアフリカンアメリカンなんですが
色んな国の血が入っているため角度によってアフリカンアメリカンに
見えたりそうじゃなかったり、と結構不思議な感じです。

と、話が逸れそうなので戻しますが、
スカイが行くのは教会です。そしてこの世界にも(というより以前から登場
していますが)メディチ家ならぬキミチ家というのが登場し、
本拠フィレンツェではこのファミリーとそして敵対するヌッチ家との
争いをベースに物語りは進みます。
そして勿論前作二つに出てきたキャラクターも登場しています。
ルチアーノとアリアンナやロドルフォなんかの一作目のキャラから
ジョージアやファルコ、ガエターノなんかも出てて、
それなりの結末を迎えているのが親切な感じです。
人として、『星の都』の感想にも書きましたが、

Stravaganza: City Of Stars (Stravaganza)

ニコラスの成長が本当に楽しめました。
彼はホント人生がひっくり返るほどの決心をしているんですが
やっぱり人だもの、迷うこともある。今回はその葛藤も
サイドストーリーとしてしっかり描かれています。
彼が下す決断も今回の三作目の大きなポイントでした。

ところで、この本を読むに当たって、
特に英語版だと多少の知識が必要でした。
『ストラヴァガンザ 仮面の都』
Stravaganza: City Of Masks (Stravaganza)

でどうしてもベネツィアに行きたくなり、去年行ったことは前にも
書きましたがその際に勿論フィレンツェにも訪れたのですが
そのイメージがしっかりあったのでイメージも出来たのが
多分読了できた一因になっているのでしょう。

firenze.JPG
↑フィレンツェ

というわけでフィレンツェについての薀蓄なんかを
簡単に続きに書きたいと思います。
(「メディチ家」のことや「教会迷宮」についてなどなど。)
英語版で読む方、そして勿論これから
日本語版で読む方のなんかしろの助けになれば、と思いますが…
ま、自己満足と自分自身の復習のために書きたいと思います。
興味がある方は続きを読んでくださいね。

関連記事→ ストラヴァガンザ 星の都
       ストラヴァガンザ 仮面の都

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続きはこちらです。
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2005年09月25日

『ルパン』を見る前に『カリオストロ伯爵夫人』

小さい頃、胸を躍らせた物語、私にとってそれは『ルパン』の
シリーズです。三世ではなく、ルパンです。ある意味私のとって元祖ルパン
との出会いのが先でした。
今回映画になるっつーことでとりあえず読み返した訳なんですが。

カリオストロ伯爵夫人
カリオストロ伯爵夫人


カリオストロ、と聞くとルパン三世のイメージのが強いと思われますが
元祖はこっちです。クラリスもこの作品へのオマージュです。
私はルパンシリーズが大好きで、ホームズよりもルパン派でした。
幼いころは「8・1・3の謎」(子供向けは「813」ではなかった)に夢中
になったもんです。好きだったのは「8・1・3の謎」と「三十棺桶島」
「虎の牙」「ルパンの名探偵」。
最後の名探偵は大人向けだと確か「バーネット探偵事務所」かなんか
だったと思うんですが、ルパンが探偵事務所をひらくんですが
まぁちゃっかりおいしいところはいただいちゃう、っていうお話で
大好きでしたね。

このラインナップを今見てみるとなるほど、と思う点が一つ。
その前に私があまり好きになれなかったのが「魔女とルパン」
すなわち「カリオストロ伯爵夫人」なんです。
つまり私は恋愛要素の薄い、というよりルパンが恋愛よりも
(かといってどれにも恋愛要素は絡んでいたような)
冒険に夢中になってたお話が好きだったみたいです。

というわけで記憶が薄い「カリオストロ伯爵夫人」は
ルパンがまだ若々しい時代の物語です。そう、映画もここですね。
若いルパン、だけど私のイメージはロマン・デュリスじゃないぞー。
ルパンというとあのポプラ社の絵もそうだけど
(というわけでこの絵↓)

魔女とルパン

黒い髪にモノクル眼鏡なイメージ。
だから同じフランス人でも私のお気に入りのヴァンサン・ルクールに
お話しがまわってこないのはわかるけど…。
(ヴァンサン・ルクールはこちら
でもなんか違うぞー。他にいなかったのか、フランス人。
まぁとりあえずみてみたら感想変わるかも、だけど。

で、この本を読んでて思うのは「やっぱり女に騙されるルパンはちょっと…」
ってな感じです。まぁでもちゃんと報復はするしやっぱりキレモノで
カッコいいんですけどね。もう冒険だけしててほしいっす。
未だにルパンはどうやら私にとって理想像であるらしく、
女にウツツをぬかすんじゃない、と叱ってやりたくなりました。
まぁでも、このお話し今読んでも(勿論大人向けので読んでますが)
面白い。
さて、この本をどう料理してくれるんでしょうね。楽しみ。
今から友人とお茶がてら見に行ってきます。


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2005年09月23日

『ビバ★いなかもん!』と『へっぽこフレーズ』

今日、職場でこんな本をみっけたので読んで見ました。
最初の一冊は面白かったので私と友人が勝手に購入を決定したものです。

ビバ★いなかもん!
4062129000永浜 敬子

おすすめ平均
starsくすくす笑っちゃう
stars心当たりあり!

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この本は各土地では「常識」になっていることを県ごとに書いています。
私は宮城人なので宮城、見て見ましょう。

ベニーランドの歌が歌える。

うん。歌える。

「いきなり」は方言であることをわかっていない。

え?「つーかそれ、いきなりすごくない?」
って言いませんか?皆さん??

というように地元ならではの常識が各県ことこまかにかかれてて誰が読んでも
笑えます。一度ごらんあれ。結構他県のを見てても笑えたりします。

続いてはこちら。

このへんでドロンします―昭和へっぽこフレーズ大全
4344805550へっぽこ調査室 タナカ カツキ

おすすめ平均
stars職場のカリスマアイドル必携
starsかなりへっぽこ。
stars間違った使いかたがナイス
starsかなり笑けます
starsこのへんでドロンします 昭和へっぽこフレーズ大全

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これも脱力系。昭和のへっぽこなフレーズが出てて笑えます。
例えばホラ、「フィーバーしちゃおうかな」とか「○○選手、調子はどうですか?」
とか職場のオヤジが使いそうなフレーズだとかそういうのですね。
「レッツラゴー!」これは言ってる人いますいます。
うちでは「バタンキュー」未だに使用頻度が高いです。
そのほかに色々な物の古い言い方とかも出ててそれも笑えます。
「シミーズ」だとか「えもんかけ」とか。ちなみにうちのジイサンばあさんは
未だに普通に使ってますね。「○○(←母)ちゃんのズロース」だとか。
ズロースってなんだ?

それぞれの言葉には解説や間違った使用法なんかも書いててそれも
いい感じです。「おとといきやがれ!」には「あさってきやがれ!」
こう使うと本当に明後日来られてしまうので大変です、みたいな(笑)

暇つぶしにはとっておきの本ですね。この二冊。

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2005年09月10日

『ラインの虜囚』&『神様ゲーム』

今日は本のレビュー。今日の二冊はともに
「ミステリーランド」という創元社のシリーズです。
公式サイトはこちら

本の復権(ルネッサンス)を願い、かつて子どもだった大人と
少年少女のために刊行。全巻書き下ろしで3ヶ月ごとに配本予定。
というシリーズです。既刊については全然レビューを書いていませんが
ほぼ読んでいますのでまたの機会にでもレビューします。
このシリーズをやろうとしている作家さんたちはミステリ界でも
色々なジャンルの方がいらして、本格やら理系ミステリの人もいれば
メタミステリやらちょっと一風変わった作風の方も。
今回の麻耶さんなんかもちょっと変わってますよね。
さてさて。

ラインの虜囚
田中 芳樹
4062705753


田中芳樹さんの『ラインの虜囚』。実は田中芳樹さんは読んだこと
なかったです、今まで。彼はどっちかっていうと…
SFだったりファンタジーだったりする感じだったので。

でも今回のこの本はワクワクして面白かったぞ!
歴史上の人物が出てくるやつって私はなかなか好きですね。しかも
時代が古いのでその雰囲気も堪能できるし。
(ちなみに映画だと中世モノが好きな私)
デュマは有名ですから「おお、岩窟王の!」と思い出せましたが
海賊王ラフィットは知りませんでした。本を探して今度勉強しておきます。
もう一人の剣士はそういえば遠い昔、とある有名な作家が
書いた彼の本を読んだことがありました。ああ、あの方でしたか。

内容も面白かったです。やっぱり子ども向けで軽くて薄いけど
それでも楽しめました。ちゃんとミステリしてるんですよね。
1時間かからないで読めるのでちょっとした冒険をしたって感じで
時間を過ごせると思います。

神様ゲーム
麻耶 雄嵩
4062705761


次は麻耶 雄嵩さんの『神様ゲーム』。

こっちはいきなり大人向けですね。子どもが読んだらちょっと
強烈な印象を残してトラウマになりそうです(笑)
さすが麻耶さん。あくまで自分のテイストを貫きましたね。
爽やかにかいてるようで実はドッロドロしたものが漂っている
感じです。私は嫌いじゃないですが子どもの頃には読みたくないですね。
やっぱり子どもにとっては『ラインの虜囚』のような冒険活劇のが
ワクワクするのです。私は未だにそういう傾向があるようです。
冒険活劇は映画でも大好きです。逆に重いどろどろ系は未だに
敬遠するフシがあるみたいです(笑)

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2005年09月09日

『ロード・ロス デモナータ1章』 今度はオオカミ。

『ダレン・シャン』がとりあえず終り(長かったなあ)
今度のシリーズがお目見えいたしました。
どうもダレン・シャンさん、本人の写真を拝見させていただいてから
一気に萎えたことは否定いたしません。読書欲もちょっと
減りました。でもやっぱり出たら気になる最新作。

デモナータ1幕 「ロード・ロス」
ダレン・シャン 田口 智子 橋本 恵
4092903219


今回は狼男ですねぇ。
ってかやっぱりそういう路線なんだー!
暗いなぁこの人。
いえいえ。なかなかロマンティックなテーマですよね。
吸血鬼に狼男。次は人造人間か、ってなところです。

最初は主人公の笑えないイタヅラなんかに薄ら寒いものを
感じ、こういう子が普通にいるかもしれないよなぁ、やだよなぁ。
なんて思ってたんですが
ラストの方はすっかり引き込まれて読んでしまいました。
ぐは、気になるぞ、続き。
面白いじゃないか。30分ほどで読んでしまったけど。
(ヤング・アダルト作品の魅力はここらへんだな)
ただやっぱり似てるよなぁ。作風はカンタンに変えられないよね。
主人公も似てる。おじさんもクレスプリーに似てる。(名前
あってる?)

どうして異常なまでにチェスにこだわる両親なんだ、と
思ってたらやっぱり理由はあるわけね。
なるほどねぇ。
対戦方法なんかはなんとなく『ジョジョの奇妙な物語』
の中でありそうだよなぁ、なんて思いました。

これも7,8巻続くらしいねぇ。
よーし、頑張って読まなきゃね。

(注:ブログの日にち9日で登録しましたが、読んだのは12日。
11日のブログとちょっと矛盾が生じてるので念のため書いておこう)

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2005年09月06日

思いつくままオススメ本1

最近、映画に関しては見るたびに映画メモやブログやらを書いている
ので非常に収集がついている状況ですが、本のメモはさっぱりです。
結構読んでいるのですが…。以前は映画なんか全然見てなくて
基本的には本ばかりでした。
それこそ中学校の頃は純文学一筋で夏目漱石は当然のこと、
横光利一やら山本有三なんかも好きでした。
それが一転して現在は基本的にはエンタメ好きです。
そして「ミステリ」ばかりです。
仕事柄本は毎日触っているんですけど結構人の読む本
気になります(苦笑)「あ!それオススメ!」「やめたほうええでー」
なんて心の中でよく叫んだりしています(笑)

この前友人たちとこんな本がよかった、などと話してて
ふと「インパクトがあった本」ってどれだろう、と考えてみました。
なので今ふとじゃあ自分が好きな本を適当に時系列関係なく
あげてみようかなーと思ったわけです。
ホントに思いついたままにあげてみよう。

『ストラヴァガンザ/三部作』
ストラヴァガンザ―仮面の都
メアリ ホフマン Mary Hoffman 乾 侑美子
4092903715


今読んでますからね。あまりに面白くて3冊目は原書で。
訳は来年の春なんですって…。
ファンタジーって敬遠されるかたも多いかと思いますが、
これは舞台も懐かしい「イタリア」だし(ちょっと違うけど)、
地に足が着いたファンタジーだと思います。うん。表現もさすが巧いです。

『麦の海に沈む果実』麦の海に沈む果実
恩田 陸
4062739275


恩田陸さんの本はどれも好きですがこれは格別。
彼女の言い回し、言葉の使い方は「ああ、日本人でよかった」と
思うくらいきれいな表現ですね。ちなみにこれも軽くシリーズです。
これを読む前に「三月は深き紅の淵を」をみたほうがいいかも。

『七回死んだ男』
七回死んだ男
西澤 保彦
4062638606


西澤さんの本も文がすんなり「言葉」になって耳に入ってくるような
気がします。どこかまったりした感じもとても好きです。
彼は一応ミステリを書いていますが他の方たちとは一歩路線が違いますよね。
この作品は奇抜な発想とどんでん返しに「むう」となりました。
「あ!」と思わされた作品としては『神のロジック人間のマジック』もあり。

『虚無への供物』
虚無への供物〈上〉
中井 英夫
406273995X


アンチ・ミステリとして有名な作品ですよね。私はミステリ好きですが
ややこしいのは嫌い、というものっすごくダメな読者ですけど
これは忘れられない。子どもに藍司、と名づけたいと思ったことが
忘れられません(苦笑)

とりあえず今日はここまでにしておこう。
まだまだあるんですけど。
まぁ得てして言えることは、面白い本を読むと時を忘れるし、
「ページ進むのが勿体無い」
と思うんですよね。なかなかそういう本に出逢えることって
少ないですけど、少なくとも今読んでる本は先に進めるのが勿体無い
本だと思います。知名度が低いのが哀しい限り。
というわけで、
皆さんがよかった本なんかも教えてもらうと非常に嬉しいのです…。
きっと私思い出せない本たっくさんあるなぁ。

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2005年07月29日

『ストラヴァガンザ 星の都』

『ストラヴァガンザ』シリーズの第二巻です。
ああ、勿体ない。こんなに分厚い楽しい本なのに
あっという間に読み終えちゃった…。

ストラヴァガンザ―星の都
4092903723メアリ・ホフマン

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starストラヴァガンティ

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さて。今回はイタリアのシエナが舞台になっています。
Palioっていうお祭りをベースにお話がすすみます。
シエナはトスカーナ地方の街。近くには私がどうしても行きたかった
(でもいけなかった!)サン・ジミニャーノがあったりします。
ここは『ムッソリーニとお茶を』でも舞台になったりしましたが、
勿論この作品にも「それらしい街」が登場します。

そう。この物語、主人公たちが「ストラヴァガンテ」するのは
(つまり、時代を超えて、場所を超えて旅をするのが)
現実の「イタリア」とはちょっと違います。
ベネツィアはベレッツァと名前を変えて、金で有名なこの町も
ベレッツァでは銀が有名だったりちょっと違うんです。
だけど、イメージはしやすい。だから、ガイドブックを見たりして
街をイメージするとさらに楽しくなるのがこの本の特徴なんですね。
イタリアはあまり変わっていないところがまた魅力的ですわね。
今回も見知らぬ街に思いを馳せて楽しむことができました。

あ、そうそう。登場人物たちもビミョーに現実を掠っています。
キミチー一族、というのが前回に引き続いて登場するのですが
これは有名な「メディチ家」ですね。
メディチ、はメディスンですからこのキミチーってきっと
ケミカルにかけてるんだよね。へんなカンジするけど
妥当なわけですわ。

で、前回の主人公、ルシアンとは違って今度の主人公ジョージアは
ちょっと変わった女の子。だけどルシアンに比べて
大きな「欠陥」がない彼女。どうしてストラヴァガンザに
なれたかというとこれには色々訳がある。
身体に病は蝕んでいなくても、心に穴をあけることもある。
今回の彼女に対して最初は「なんだ、そんなこと」と思うことも
ありましたが、年頃の子だし、やっぱり深いところに
色々あるんだなーと思いました。
彼女がどんどん強くなっていく様を何となく温かい目で
見守りました。今回。
そしてファルコ、という子のエピソードもよかったな。

前回はこれみてどうしてもイタリア行きたくなって、
結果的に行ってしまいましたが今回もまた「イタリア病」に
悩まされそうです(笑)
そしてどーしてもこれの続きが読みたい!
前回出たのが2004年3月。今回2005年7月!damm it !
一年以上じゃん!洋書注文すっかな〜。
次はどこにいくんだー?Skyっていう子が主人公らしい。
これ。

Stravaganza: City Of Flowers (Stravaganza)
1582348871Mary Hoffman

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2005年07月27日

ストラヴァガンザ 仮面の都

現在『ストラヴァガンザ 星の都』を読み始めました。
これ、三部作の2巻目です。前作がとっても面白かったので
まだはじめのほうですがワクワクしております。

前回のやつ、日記に書いてたなーと思って探してたけど
みつからない。そしたらなんと、前の前の日記、まだブログに
なる前のやつでした。リンクも全て消してるから私ですら
どこにアップロードしてたか忘れた始末。で、ようやく
見つけました。色々過去の懐かしい日記がでてきたので
(殆どヤマトさまのことですが)
あとで面白いからまた取りあげてみたいと思います。
とりあえず前の作品の感想をば。

ちなみにこれを読んでイタリアに行きたくなった私は、
その年、念願のヴェニスにいってまいりました。
この本がきっかけなんですわ。

ストラヴァガンザ―仮面の都
4092903715メアリ ホフマン Mary Hoffman 乾 侑美子

おすすめ平均
starsSTRAVAGANZA City of Masks
stars壮大な異界と、魅力的な登場人物
stars久々のヒット!!
stars波間に浮かぶ銀色の都ベレッツァ、ヴェネツィアであってヴェネツィアではなく……
stars最後まで楽しめる一冊。

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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
この前読んだ本のタイトルです。
児童書なんですがね、いやー、意外にも楽しめましたよ。
最近はこういうファンタジーな児童書、多いですね。

とりあえずあらすじ。
----------------------------------------------------------
ストラヴァガンザとは、時空をこえて、
一つの世界からべつの世界へと旅することをいう。
21世紀のロンドンの少年ルシアンは、ふとしたことで、
時空をこえる術を身につけた。
ストラヴァガンテとなったルシアンは、異次元の世界、
16世紀のベレッツァへと旅立つ。
大魔法使い、女公主、スパイ、マンドリエーレ…。
ベレッツァで出会うふしぎな人たちと
パラレルワールドの大冒険がはじまる。
------------------------------------------------------------

元々弱い少年が、っていうお話は『ネシャンサーガ』という
シリーズも同じなのですがこっちのが面白かったです。
どうしてかなーと思ったらこの舞台となっているのが
イタリアのヴェネツィア(ちなみにパラレルワールドでは
タリアのベレッツァと名前が変わります)
で、何だかその雰囲気がよく伝わってくるからだと思われます。
旅行に行きたくなるような生き生きとした舞台でした。
いいなぁ、イタリア。

これもシリーズものみたいですね。早く次が見たいです。
結構夢中になって読んでしまいましたよ。
ラストも切ないけど希望もあって、私はこういうタイプの
お話は大好きです。映画にもできそう!
主人公は黒髪の巻き毛のロンドンっ子。あー、惜しい、
オーリがもうちょっと若ければね(笑)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

これが前回の感想でした。
さてさて、早速今から読むぞー。ってか重い、この本。
寝ながらは無理だ。京極より重いもん。

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posted by minori at 22:42| Comment(0) | TrackBack(1) | 読んだ本など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月22日

最近の読書ラインナップ。

『腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿』/ 西澤保彦
腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿

今回の新作はシリーズものではなく、単発ものですね。
雑誌掲載のものなので一応連作にはなっておりますが。
そんなのって聞いたことなかった探偵の出張所サービス。
日ごろのちょっとした悩みから本格的な事件まで解決しちゃう
「公務員」。
昔、ボキャブラで
「ホームイン!」
ってのを「こーむいん!」ってやつがあったんですが、
このときの公務員がしているんですよ、腕貫を。
(こういう名前だったんだ…。この本で知った)
解説で誰かが「これだけで公務員ってわかっちゃうから凄いよね」
なんていうことを話していたのを覚えています。
ま、ともかくちょっと不思議なお話の連作です。
相変わらず苗字が面白い。さりげなく再登場しちゃってる
人もいるので続きが気になります。
この人の本は私、とても好きです。はい。

『切れない糸』/ 坂木司
切れない糸

この作家さんのモットーは「登場人物が1回限りで終わるミステリで
ありたくない」ということだそうで、その通り、出てくる方たちが
主人公を中心としてしっかりと人間関係を築いているのが特徴です。
この作者さん、男性なんでしょうか、女性なんでしょうか。
公開していないみたいですね。私は女性と踏んでいますが。
ちなみにこの方の前作は『青空の卵』からはじまる
ひきこもり探偵シリーズ。こっちも嫌いじゃないですが出てくる人が
いい人すぎるのでちょっと偽善的な感じは拭えないんですね。
でもまぁこっちは結構主人公不平不満言ってます。
なのでちょっと親近感もわくし、クリーニング屋をめぐる人間
関係が面白かったです。クリーニングに関するトリビアもあったしね(笑)
面白かったです。

『賢者はベンチで思索する』/ 近藤史恵

賢者はベンチで思索する

この方も好きな作家さんです。『モップの精〜』のシリーズも好き。
今回もなかなかよかったです。毎日バイト先のファミレスに
やってきて、同じ席に座る老人。主人公の久里子はある日この老人と
公園と出会うんですが、この老人がなかなか興味深い人物でね。
ラストはなるほどそう来たかって感じでした。
全体的にほんわかしてるんだけどどこか哀しいところもあり、
主人公久里子とその弟が成長するのは力強いというのか
なんというのか。雰囲気が好きでした。
posted by minori at 00:00| Comment(4) | TrackBack(2) | 読んだ本など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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