2005年10月11日

『ライフ・イズ・ミラクル』 ロバミラクル!

ラストのミラクル、見事でした。

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戦争や紛争、そんな中にも暮らしはあって、
やっぱり世の中悲しみを生むものはいらないと痛感。
人は強くもあって弱くもある。戦争の中に光が見えたのは
そこに愛があるから。この映画の惹き付けるところはそこにある。

音楽もまた、人のココロに希望を与える。
彼のUNZAミュージックは相変わらず楽しくて、
口ずさみたくなってしまう。
クマ狩りの日にも音楽があって、捕虜を迎える日にも温かい
音楽がある。

戦地へ行かなきゃいけないそんな日の前日のパーティ、
「黒猫・白猫」ではもっと楽しいパーティだったのに
このパーティは物悲しい。サッカー選手になるために
旅立つのとは大違い。祭りのあとの虚しさが哀しかった。
バスに乗る息子を追いかけた犬と父親も悲しい。
犬の愛に胸が詰まりました(我が愛犬は追いかけてくれまい)
こういう哀しさって世の中には必要ないはずなのに。
それでもミラクルはきっと潜んでいる訳なんだ、と
希望を持つことを教えられた気がします。

ラストの守護天使。
人間、ちゃんとやってたら誰かが見ていてくれるよね。
希望をもらえた気がします。
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さて、それにしても予告編における映画の大まかなストーリーが
始まるのがなんと中盤から。
二時間半以上あっただけに長い…。
真ん中くらいまでみて、
「ああ、そういや息子が捕虜になって交換するけど…」
みたいな話だったよね−、と思い出した。
まあでもなんだか訳わかんなかったけどよかったね−、
っていう「黒猫・白猫」よりはストーリーもキャラクターも
しっかりしてたかな−、と思いました。少なくとも訳わか
んないってことはなかったしね(苦笑)

ミロシュがオトコマエで気に入りました。
そして愛すべきあの動物たち。
勿論大きな役割を果たす守護天使ちゃん、ロバを筆頭に
犬も(かわいすぎるー)猫も(黒と白が入ってる猫は
黒猫白猫mixちゃん、わざとかな)、馬も、鳥たちも
そしてクマもね(笑)かわいかったわー。

この映画のチラシ(上部に載せてる)は素敵。
今年のベストに入りそうなチラシです。勿論映画も。

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ぽちっとプリーズ。
posted by minori at 21:01| Comment(6) | TrackBack(9) | 映画「や・ら・わ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月26日

『ルパン』 ジャンをルパンに。

昨日、原作を読み返しておいたルパン。調子がよかったら今日見に行こう、
と思ってたんだけど、もうこれを読んじゃったらみたくて仕方がない。
というわけで友人を誘い早速見に行きました。

んんんんんんー??

となった原因は一つ。

ルパンがビミョウ。

私がルパンが好きだ、というのは昨日の『カリオストロ伯爵夫人』の
レビュー(こちら)をみていただければおわかりになるでしょうが、
ルパンのイメージってのは小さい頃からそれはもう大事に暖めていた
訳なんです。そういう意味でポプラ社のイラストのイメージで定着してた
感じはするんですよね。あれはなかなか素敵なおじ様でしたから。

それが…なんかビミョウ。

笑顔が…下品

そう、下品なんだよなぁ。ロマン君、いい俳優だとは思うけど
オトコマエだとはどうしても思えない。まず背かな。
最初のシーンでルパン君はキレイなウェイトレスを助けるんだけど
相手を見上げてたもんなぁ。なんかそれみて「だいじょぶかね」と
思ったのが始まりでした。

ルパンって結構フランス人っぽくない感じがするんですよね。
割と明るいっていうか。ピンチになるとむちゃくちゃしゃべりますからね。
(これは原作でも)だからそういうところはよかったかもしれないんだけど
ちょっと…なぁ。
そしてそうそう、ラストシーンに出てきたジャンはなんと
私のお気に入りのオレリアンじゃないですか!
(moviestのコーナーはこちら
見た瞬間、「こっちのがいいじゃん!」と思いました。
そういや出るって言ってたもんなぁ(moviestにも書いてました)
忘れてたよ。
つーか、ルパン役はホント、彼にしてほしかったよ。残念。
黒髪じゃないけどね。(ホントはクラリスって金髪なんですよね)

さて。キャストのことはもういいや。
それが難点ではあったものの、ストーリーは面白かったです!
原作とは違う点に不満はあったものの、エンターテイメントとして
とても楽しめました。ベル・エポックのパリがまたなんとも言えずよかったです。
時代物好きとしてはたまらなかったです。

で、原作と違うところは大体こんな感じ
*父はアメリカで獄中死を遂げている
*ボーマニャンは完全な悪党として描かれている
*クラリスは従姉妹じゃないし幼馴染でもない
*幼い頃王妃の首飾りを盗んだ理由が違う
*あくまで初期は「ラウール・ダンドレジー」(字幕の
 関係か短くなってた)を名乗ってた

というのが大きな点。あとは細かいことが全然違ってたりしています。
この「カリオストロ伯爵夫人」をベースに「813の謎」と「奇巌城」
が混ざっていたらしいです。確かにあの場所は「奇巖城」でしたね。
あの場所って、実際あるんですってー。
そりゃ言ってみたいわ。奇巌城と言いつつもフランス語だと
確か空洞の針って意味じゃなかったでしたっけね。
以前フランスに行ったときに旅のお供にこの本を連れってた記憶が。

奇巌城

手口が鮮やか〜〜、って思えるのは原作の方かも。
特にラスト。こっちは違う意味で「あっ!」と思ったラストでした。
続きをやるなら最後までやらなければよかったのにぃぃ、と
思いました。でも続きはありそうですね。

という感じにベースはカリオストロ伯爵夫人だけどこちゃこちゃと
他の要素も入れててそれはなかなか面白かったデス。
それから変装。これは実際映像でみると楽しいですよね。
インドっぽいのは無理あって笑えたけど。
ロマン・デュリスコスプレショーみたいでした(笑)

そうそう、話題にもなってたカルティエのアクセサリーも凄かったですねえ。
現代、ああいうのって需要があるんでしょうか?誰がつけるの?
凄いけど絶対縁ないわね(当たり前だ)
ああいうのをサラリサラリと盗めたら凄いなぁ(いや、なんか違う)
私も欲しいぞー。キレイだなーと思ったのはカジノっぽいところでの
黒皮の手袋の上につけてたブレスレット。ルビーのヤツです。

衣装もよかったですがルパンのイマドキっぽい服みてちょっと
驚きました。ああいうのもあるんですね。
それにしても昨日読んだ本のイメージを映像化してもらうってのは
なかなか面白い経験でした。そういう意味でとっても楽しめました。
作品としては好きです。うん。
あ、そうそう、音楽はM、でしたね。私一昨日友人から
「ベルヴィル・ランデヴー」のサントラ借りたんですが同じ人でした。

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★★☆☆☆ だってルパンがイケてない。
posted by minori at 20:07| Comment(6) | TrackBack(13) | 映画「や・ら・わ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月13日

『夢のチョコレート工場』 昔のヤツ。

なんと、書いていたと思ってたショート・レビュー、
どうやら書いていなかったみたいです。
というわけで二年前の映画メモを探し、(懐かしい)
そこに書いてあった感想をとりあえずそのまま
写してみることにします。

2003.7.11のレビューです。

夢のチョコレート工場
ジーン・ワイルダー ジャック・アルバートソン ピーター・オストラム
B00005QWS6


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実はもっとオドロオドロしいものを想像していました。
職場で発見したこのビデオ、本は有名ですが読んだことが
ありません。なんとなくオドロオドロしそうな感じがしたのは
どうしてでしょうね。ブラックなラストでどよーんと沈んでしまいそうな
感じのイメージ。例えば夜な夜なチョコレート工場で行われてる
秘密のチョコレート製造。その中身は?みたいな。

いやいや、全くの予想外。意外にもHAPPY ENDじゃないですか。驚いた。
ワンカのライバル社の回し者だった男が実は部下だったってのは
軽いミステリばりでした。(想像はできたけど)

でもあの部下が世界各地でチケットをgetした子の放送に
現れて何かささやくシーンはなんとなくゾゾっとするものが
あったんですよね。それみて「イイネイイネ!」と
思ったんだけど…。

だけどこれってやっぱりファンタジー。すんごく爽やかじゃん!
そこんとこがちょっと不満だけど私が勝手に想像しちゃった
だけだから仕方ないし、ファンタジーとしてはとっても
面白かったよ。チャーリーかわいいしね。

ウンパ・ルンパ。なんじゃこれ!
シュールだ…シュールだよ。笑える。

そうそうこれ、意外にもミュージカルにしようという
動きがあるらしいねぇ。あのウンパ・ルンパを舞台で?
あれもリメイク後にはきっとクォリティの高いものに
なるんだろうなぁ。
勿論これは時代が時代だから仕方ないけど(71年制作)
工場内のチャチさもきっともっと凄いもんに
かわるんでしょうね。
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注:この時点ではジョニー・デップ、いや、それどころか
映画ではなく、ミュージカル、という話だったんですねぇ。
へー。
そして実際かなりグレードアップしてたなぁ。
『チャーリーとチョコレート工場』のレビューはこちらで。


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★★★☆☆ 地味だがいいぞ。
posted by minori at 16:42| Comment(6) | TrackBack(7) | 映画「や・ら・わ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月12日

『容疑者 室井慎次』 少しはしゃべろう。

今日は釣りバカを見に行く予定だったのに…途中で交通渋滞があって
間に合いませんでした。くっそー。誰だあんなところで事故おこしたのは?
気の毒だけど迷惑だー。無駄にイライラしてしまいました。
というわけでギリギリの時間でこっちに変更。もう時間過ぎてるのに
三人座っている窓口の一つしか空いてないってどういうことじゃ!
急がないなら文句言わないけど「お急ぎですか?」ぐらいきいてくれ。
私の視線をわかってるんだろうから。その図太い神経のカウンターの
姉ちゃんにこれまた怒り心頭です。私の職場なら確実に苦情ですよ。
歩いてるだけで客に捕まるんだから無視しようもんなら「市長への手紙」
もんです。くっそー。

と、違うほうに話がいきそうなので。
というわけで予想外のチョイスになっちゃった。絶対見ないだろう
映画ナンバーワンなはずなのにね。
そしてもう大分公開から日にちたってるのに人いましたね。
こういう話題性がたかく、日ごろ映画に馴染んでない人たちが
多い映画(そういう意味でNANAもそうだね)あまり好きじゃないんです。
なんでってマナー悪い人が多いから。
今日はマナーは関係ないにしろ、異常にトイレ退席が多い映画でした。
びっくりした。なんかにあたったの?ってなくらいトイレ人続出。

また話がそれた。

室井さん。必要なことはしゃべったほうがいいのでは…。
きっと柳葉さんもやり辛い役だよなぁ。
しゃべれば少しは問題回避できたよね(苦笑)
というより最初のでっかい問題に大して終わり方がなんだか
しょぼーんとしてしまった映画のように思えるんですが…。
まさか理由が…なんてねぇ。
というよりも、私は弁護側にもっと大きな理由が欲しかったかなぁ。
ってかああいう弁護士いるのかな、いそうだけど。
全体的に「非:現実的」な部分が多かったせいか
イマイチピンとこなかったのかも。
でも考えてみれば前もそうだ、私はもっと大きな謎を
期待して「え、こんなもん?」みたいに思って文句言ってたもんね。
弁護士、八島君。あのありえない事務所ってば…。
ゲーム感覚で弁護してる彼にはアメリカ映画ばりの
危機が訪れてほしかったね。そしてもう立ち上がれないってほどの
ダメージを与えたかったよ(笑)
ここらへんがすっきりしない点なのかもしれない。

ところで翔さんとこはどうしてあんなに大所帯なの?
いくら犯人が警察官だっていったってあんなに大勢の刑事が
取り囲むことってアリ?
そしてなんか翔さんヤクザだし(笑)
うーん、やっぱりそこらへんがビミョウ。フィクションだから
いいじゃん、って言われると思うけど(そしてまぁその通りだけど)
えー?なんでー?と思うことが多かったかなぁ。
ただ「近すぎる」シーンはちょっと笑えた。

よかった点は麗奈ちゃんと拘置所で話すシーンのカメラワーク。
向かいあって話すシーンの場合カメラワーク難しいですよね。
これは両方一気に見れてナイス!
そうそう、アミーゴス。プププ。いいね、この人たち出ると
一気に和みますね。あんなときにあんなもの持ってくるし(苦笑)
ところで青島はでないんだ。忙しい…の?

しゃべらないところに渋い魅力のある室井警視正。
こっちとしては見ててなんだかキマヅイ、だからしゃべっちゃう
麗奈ちゃんの役のようなそんな気分になってしまいます。
メリハリをつけるための翔さんもどっちかっていうと
空廻っちゃった気がする…。

うーん。中途半端な気分が拭えないぞ。

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★☆☆☆☆ ちょっと残念。
posted by minori at 16:53| Comment(4) | TrackBack(15) | 映画「や・ら・わ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

『ラヴェンダーの咲く庭で』 いつでも恋を。

1936年のコーンウォール地方。ピアノマンが話題になったのが最近
だったからてっきり最近の映画だと思ったら情勢思わしくない時代
だったのですね。ジュディ・デンチとマギー・スミス、『ムッソリーニと
お茶を』を思い出します。これも良作でしたが今回のも
ちょっとほろ苦くでも温かいお話しでした。

二人だけの生活に突如現れた青年。長年忘れていた気持ちを
呼び覚ました彼は嵐とともにやってきて、嵐のように去っていった。
あまりにも幼い恋心にとても切なくちょっとヤキモキしてしまいました。
ある程度大人になった人ならば、年下の青年に接するとき、
保護者風を吹かせて面倒を見れば、一生、ある意味彼の「実家」
としてひきとめることもできたはず。
でも、彼女(彼女たち、か)はあくまで一人の女性として接して
そして彼を旅立たせたんですよね。
やきもちをやいたりこっそり切った髪を持ってたり
もらった石を大切にしていたり、まるで少女のような恋でしたよねー。
彼は何の気なしに渡した石だったのにね。

この映画ではやっぱりもう一人年下の人に惹かれた老年の医師が
やっぱり切ない思いで片思いをしていました。
そういう意味でなんだか切ないです。
今回劇場はワカモノが私たちだけでしたが、来ていた初老の方たちは
一体どういう気持ちでこの映画みたのかな。
私だってまだ結婚してないし、下手したら一生独身の可能性あるけど
こういう二人の生活もいいなぁと思いつつ、やっぱりちと寂しいぞ。
というより私には女の姉妹がいないからなあ!
ちょっと不安になりました。一緒に行った友人もそう言ってました。

全般的に温かい笑いに包まれたこの映画。収穫祭の雰囲気もとっても
よかったし、なんかほのぼのしてよかったです。

ダニエル・ブリュール、いいですよね。それに彼、ラッキーでしたよねぇ。
偉大な女優二人を相手に演技できたわけだし。ヴァイオリン、
大変だったと思います。
それから言う必要もないと思うけどジュディもマギーも
よかったなぁ。
ジュディなんてあの繊細な様子、よく出してたなーと思います。
この二人一緒に舞台やっててこの映画二人で即OKしたんだそう
ですわ。

ヴァイオリンもうっとりでした。満足。

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★★★☆☆ 星三つだけど満足してます。
posted by minori at 21:06| Comment(2) | TrackBack(10) | 映画「や・ら・わ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月01日

しまうまストライプス『レーシング・ストライプス』

本日、「レーシング・ストライプス」
を見てきました。字幕版は日に1回しか
やってなくて、最終日にようやく行けた状態
です。


かー、かーわーいー。
映画自体はそりゃ子供だましなのかもしれない
けど、私は動物大好きなんで、満足デス。

あー、しまうまって「キュワッキュワッ」って
鳴くんですなー。かわいいわー★
馬もかわいかったけど。
そして声は「エージェント・コーディ」の
フランキー・ムニッズだしね。(それがどうした
って感じだけど。単に私がエージェント
〜、が好きなだけ。でも日本語だと誰なの?)

私もしまうまほしい。しまうまで通勤したい。
(高校の時は馬で通学したい、と言ってたが)

★★★☆☆ かわいいシマウマに。
posted by minori at 23:22| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画「や・ら・わ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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