昨日、原作を読み返しておいたルパン。調子がよかったら今日見に行こう、
と思ってたんだけど、もうこれを読んじゃったらみたくて仕方がない。
というわけで友人を誘い早速見に行きました。
んんんんんんー??
となった原因は一つ。
ルパンがビミョウ。
私がルパンが好きだ、というのは昨日の『カリオストロ伯爵夫人』の
レビュー(
こちら)をみていただければおわかりになるでしょうが、
ルパンのイメージってのは小さい頃からそれはもう大事に暖めていた
訳なんです。そういう意味でポプラ社のイラストのイメージで定着してた
感じはするんですよね。あれはなかなか素敵なおじ様でしたから。
それが…なんかビミョウ。
笑顔が…
下品。
そう、下品なんだよなぁ。ロマン君、いい俳優だとは思うけど
オトコマエだとはどうしても思えない。まず背かな。
最初のシーンでルパン君はキレイなウェイトレスを助けるんだけど
相手を見上げてたもんなぁ。なんかそれみて「だいじょぶかね」と
思ったのが始まりでした。
ルパンって結構フランス人っぽくない感じがするんですよね。
割と明るいっていうか。ピンチになるとむちゃくちゃしゃべりますからね。
(これは原作でも)だからそういうところはよかったかもしれないんだけど
ちょっと…なぁ。
そしてそうそう、ラストシーンに出てきたジャンはなんと
私のお気に入りのオレリアンじゃないですか!
(moviestのコーナーは
こちら)
見た瞬間、「こっちのがいいじゃん!」と思いました。
そういや出るって言ってたもんなぁ(moviestにも書いてました)
忘れてたよ。
つーか、ルパン役はホント、彼にしてほしかったよ。残念。
黒髪じゃないけどね。(ホントはクラリスって金髪なんですよね)
さて。キャストのことはもういいや。
それが難点ではあったものの、
ストーリーは面白かったです!
原作とは違う点に不満はあったものの、
エンターテイメントとして
とても楽しめました。ベル・
エポックのパリがまたなんとも言えずよかったです。
時代物好きとしてはたまらなかったです。
で、原作と違うところは大体こんな感じ
*父は
アメリカで獄中死を遂げている
*ボーマニャンは完全な悪党として描かれている
*クラリスは従姉妹じゃないし幼馴染でもない
*幼い頃王妃の
首飾りを盗んだ理由が違う
*あくまで初期は「ラウール・ダンドレジー」(字幕の
関係か短くなってた)を名乗ってた
というのが大きな点。あとは細かいことが全然違ってたりしています。
この「カリオストロ伯爵夫人」をベースに「813の謎」と「奇巌城」
が混ざっていたらしいです。確かにあの場所は「奇巖城」でしたね。
あの場所って、実際あるんですってー。
そりゃ言ってみたいわ。奇巌城と言いつつも
フランス語だと
確か空洞の針って意味じゃなかったでしたっけね。
以前フランスに行ったときに旅のお供にこの本を連れってた記憶が。

手口が鮮やか〜〜、って思えるのは原作の方かも。
特にラスト。こっちは違う意味で「あっ!」と思ったラストでした。
続きをやるなら最後までやらなければよかったのにぃぃ、と
思いました。でも続きはありそうですね。
という感じにベースはカリオストロ伯爵夫人だけどこちゃこちゃと
他の要素も入れててそれはなかなか面白かったデス。
それから変装。これは実際映像でみると楽しいですよね。
インドっぽいのは無理あって笑えたけど。
ロマン・デュリスコスプレショーみたいでした(笑)
そうそう、話題にもなってたカルティエの
アクセサリーも凄かったですねえ。
現代、ああいうのって需要があるんでしょうか?誰がつけるの?
凄いけど絶対縁ないわね(当たり前だ)
ああいうのをサラリサラリと盗めたら凄いなぁ(いや、なんか違う)
私も欲しいぞー。キレイだなーと思ったのはカジノっぽいところでの
黒皮の手袋の上につけてたブレスレット。ルビーのヤツです。
衣装もよかったですがルパンのイマドキっぽい服みてちょっと
驚きました。ああいうのもあるんですね。
それにしても昨日読んだ本のイメージを映像化してもらうってのは
なかなか面白い経験でした。そういう意味でとっても楽しめました。
作品としては好きです。うん。
あ、そうそう、音楽はM、でしたね。私一昨日友人から
「ベルヴィル・ランデヴー」のサントラ借りたんですが同じ人でした。

ぽちっとプリーズ。
★★☆☆☆ だってルパンがイケてない。