2006年04月04日

『銀河ヒッチハイク・ガイド』 タオルを持って旅にでよう。

旅にはタオルを。
身体をふいたり涙をふいて、そして濡らして攻撃も!
そして旅の前にはビールとピーナッツ!ビールは筋肉の弛緩のため、
ピーナッツは転送装置で送られるときに欠乏する
塩分とたんぱく質補給のために必要なんだそうだ。

銀河ヒッチハイク・ガイド
銀河ヒッチハイク・ガイド



シュールなストーリーがツボでした。
たくさんのコネタが満載!
のっけっからのイルカちゃんが歌う
「さよなら、魚をありがとう」
の歌が深いよね。お利口なイルカが二番?
じゃあ一番は?っていうのは追々と。
そしてずっと友達な友人がいきなり「自分は宇宙人」
とカミングアウト。あのユルーイ空気がたまらない。
そこからはヒッチハイク!親指たてて宇宙へGO!

魅力的な大統領、サム・ロックウェル扮する
ゼイフォードが魅力的。レモン絞って知恵まで絞る。
いろんなロックスター、それからブラッド・ピット(どこか
納得!)を参考に役作りされたこのキャラがツボでした。
あのサイン、予想はついたけど笑えたよ。あんた。
それからマーヴィン、声が「アラン・リックマン」よね。
でも入ってる人もちゃんといるらしいね、あれ。
ビル・ナイの登場もナイスでした。

究極の問い「生命 宇宙 そのすべて」
に対する答えもよかったなぁ!
42!あの「間」がとってもよかったです。
思わずぐふふふふ、と笑ってしまいたくなりますよね。
でもラストへ向けてへのストーリーは何気に
深かったですよね。とっても美しい世界創生のシーンは
素晴らしい!と思ったよ。
最後のオマケもかなり深かったよな。

笑えたのは「考える」と出てくるあのトラップ!
だからヴォゴン人の鼻はあんなにあがっちゃってるのね!
っかー。納得。

ハンカチ宗教もナイス。アーメンがハックションに
ブレス・ユー。作者はユーモアのある方よね。
どうやらなくなってしまったみたいでとても惜しいです。

ベストセラーのヒッチハイクガイドのデザインがとても
ステキでした。これはホームページなんかを
作るのに参考になるよね。毛糸もかわいかった!
あれはいいね。まさかそうくると思わなかったもん。

どこをとってもシュールだけど楽しかった作品。
映画館で見たかったよ。やらなかったもんな。仙台。
韓流ばかりやらんでくれよ、ホント。

で、これって外国じゃ教科書に載ってるってホント?



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ぽちっとプリーズ。
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2006年01月16日

『高慢と偏見』 偏見だったドラマ版

「高慢と偏見」というタイトルに偏見を抱いていました。
それから銀色に気難しい顔をしたダーシーことコリン・ファースの
パッケージに

「堅そう」

という偏見を抱いていたわけです。
見てみたらそれはもう面白く、三本を一気に見てしまいました。
ジェーン・オースティンの原作はちっとも古臭い感じはしないんですよね。
不思議。そんでもって美術がまた素晴らしく、英国、また
いってみたいなーと思ってしまったわけなのです。

高慢と偏見
高慢と偏見

(このジャケット)


貴族の社会ってどんなもんだかイマイチよくわからないけど
これをみて色々学ぶことがありました。
あー、たとえば女子が家を継げない、とか。
ダンスはなかなか難しそうだぞ、とか、
「貴族」っていう割りになんだか下品で他人をこき下ろしたり
(それも割とはっきりと)してるしさ。
それから女子は全般的に声が高い。キンキンしてる。
主人公がそうじゃないのが救い。

解説に書いてあったけどこの時代女子の唯一の自立法が
家庭教師になること。そしてそうしたところで軽蔑の対象には
なってしまうそうで、なかなか厳しい時代をすごしていたのですね。
だけど、もちろんそれは貴族の話で今回は意図してそこは
映さなかったらしいけど貧民の世界はひどいもんだったのでしょう。
だから一見エリザベスが普通にみえてもあの時代彼女は
普通じゃなかったわけなんですねぇ。

さてさて。第一巻での出来事はまずは
ダーシーとの出会いですね。姉のところに歩いていく
エリザベスのシークエンスが好きです。
彼女が歩くシーンはなんかいいですよね。草みたいなのを
もってね。それにしてもMr.ビングリーの妹、
化け物みたいなんですけど(失礼)何かけなされるたびに
お前に言われたくないよ、と思ってしまいました(笑)
それからいきなり登場してくるコリンズ。
あんた…最悪だ。
でも恐ろしいほどにナイスキャスト。
あのプロポーズには参りました。
NO3、あなたの美しさに参りました、と言われるのかと
思いきや、予想外に出現してきた令夫人。
「ふざけんな」といえない時代だったんですもんね。
冷静に対応するエリザベスを尊敬したよ。
そしてパパの気の利いたコメントが素敵。

第二巻。
エリザベスって思慮深く頭のいい女だと一目置いていたけど
割と母親に似てて思い込みの激しい面があるんだね。
これがいわゆる「偏見」といわれるゆえん。
もっと冷静になれよ、と思うこともあり。
ダーシーのほうは、「あはは、心配で駆けつけてきたのねー」
と思ってたらまさかの愛の告白。びっくりしました。
こっぴどく振られて気の毒になりました。

コリンズはどんどん卑屈になってって、
みみっちい男になってったよね。ちゃちい男だよ。
そしてこの役者さんは見事なりきってるよね。
異様に怖い令夫人に対する卑屈な態度も見事。
ってかこのオバサン怖すぎ。
この人と結婚しなくて本とよかった。耐えられないよ。

ウィッカムに関しては絶対こいついい人過ぎて怪しいよ。
でもでも。これって勉強になりました。
こういう男っているわ。いる。
気をつけよう。
常に周りのコトバに耳を傾けることが大切ですな。
でもウィッカムカッコよくねぇよ。

ラスト三巻。

あのバカな妹は最後までアホのまま。
アホは一生治りません。バカ娘がバカと結婚しちゃったね、
っていうお話で。もうコイツに関しては一生バカのまま。
ママとそっくりだよ。ママもさ、どうしてその状況で
喜べるの?謎だよ。謎。その思考回路どうなってんのか調べたい
くらい(苦笑)
よく娘(上の子二人)はまともに育ったよ。

ラストに関しては本当に幸せでよかったなぁ。
ダーシーのいいところはちゃんと自分の非を認めているところですね。
成長が著しいのはこの人。もともといい人なのに
愛する人のために性格を変えても歩み寄る姿勢は見習いたい
ものだしこのドラマで彼に惹かれた人たちの気持ちが
よーくわかった。
そしてコリンじゃなきゃだめ!と叫ぶ気持ちもなーんとなく
わかった。なるほどね。

そうそう。これを見始めたときに
「ダーシー?ブリジットと一緒じゃん!」
と思って早速コリンファンの友人にメールをしたら
コレにまつわるさまざまな話を携帯メール二通に
わたって教えていただきました。Oさま、ありがとね。
知らなかったよ。そしてコリンじゃなきゃだめだ、と
おっしゃる彼女がこれの映画版を見に行くのか気になる
ところです。

そう、映画。これ、完璧でしたからねぇ。
映画だとどうなるのかしらー。これはホントよかったよー。
もう一回みたいくらい。

とにかくキャストね。コリンズが完璧だったからなぁ。
ダーシーも確かにコリンがいいと思うけど
それ以上にコリンズ。あの赤いほっぺがまた
むかつき度をあげてくれて彼最高でした。
エリザベスがキーラちゃんなんだよね。キーラは
かわいいからキーラのがいいかもね。
年も設定が20歳なんでしょ?あの人ちょっと老けてた
もんねー。よかったんだけど。あとお姉ちゃん。
結構けなされてたみたいだけどかわいかったと思うよ。
幸が薄そうだったけど。あのおねえちゃんとの
関係を思うと姉妹っていいよなぁと思います。

話は変わって英語の話。とっにかくキレイなブリティッシュ
イングリッシュなこの映画。気になったのが数点。
ジェーンを褒めるとき、beautiful creature
という言い方をしてました。クリーチャーって?!!
イメージ的には変なのだよ。そうだな、シュレックとかに
出そうな感じ。
確かに賞賛のイメージを伴うらしいけどその一方軽蔑にも
なる。難しい言葉ですね。
それからshe is handsomeという表現。女に?と
思いましたがまぁこれもOKらしいです。今はちょっと「え?」
って感じですよね。
ちなみにこの映画で最も使われてたような気がするのは
indeed!
という表現。ふむ。私なら「...yeah」とでも返事
しそうなところにこれを使うんですね。面白い。
今でもそうなのかな。

最後にやっぱりこの映画の魅力はあのマナーハウスね。
素敵だったなぁ。やっぱりダーシーんちが一番素敵だったかな。
それにしても急な来客もOKってすごいよね。
うち無理。

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ぽちっとプリーズ。

★★★★★ 全てが完璧。
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2005年12月30日

『キングコング』 ゴリラにすっかり感情移入。

今まで『キングコング』と言えば、
「ゲーム」(それはドンキー・コングか?)「エンパイアステートビルに
上るキングコング」というイメージしかありませんでした。
なので実質見るのは初めてなのですが…ゴリラ、かわいそうじゃないか。
もう最後はゴリラの味方ですよ。もし最後にあの屋上まで上って
きたのがジャック・ブラック、というか監督カールだったら
私は蹴落としていたね。

映画『キング・コング』オリジナル・サウンドトラック

LotRで一躍有名になったピーター・ジャクソンがダイエットまで敢行しつつ
撮った作品「キングコング」はとにかく監督の愛が注がれた大作となっていた。
188分という長さゆえ、なかなか行けなかったし、正直「ながっ」と思って
避けていたけどとりあえずピーターの作品だしなぁってことで
ようやく見てきたわけです。ピーターが作る映画に「短い」イメージは
ないしね、きっとそれだけ頑張ったんだろう、とも思いました。

キング・コングができるまで 製作日記
(↑これ見てみたい。どうやってやってたんだろ)

何を作るのにも1年だとか長いスパンで作られた映画なだけに細部まで
とっても作りこんでてすごかったなぁ。
ゴリラだってまたアンディ・サーキスが頑張って
演技しているだけじゃやっぱりゴリラにはならないから、
ちゃんとゴリラとゴリラの表情を動かせるソフトを作ったんだって。
すごい話だよね。恐竜もオリジナルっぽい恐竜らしい。ウロコとか
ついてたもんね、確かに。あのゴリラと恐竜はすごかったよ。
あんなの目の前で見たら気絶しちゃうよ(笑)

ストーリーはホント監督が暴走しなきゃこんなに人死ななかったよ、
って感じだったな(笑)ラストの台詞も意味深だけど皮肉だし。
お前だっ!って鼻の頭に指でも突きつけてやりたい気分でした(笑)
ただあの役をジャックがやったっていうことがやっぱりよかったんだね。
「暴走」がこれほど似合う俳優っていないし、どこか憎めないところも
あるんだよな。でなきゃ途中で殺されてるよ。
(うちのボスなら間違いなく私はゴリラに殺ってもらうよ。)

この映画はリメイクなので基本的には殆ど1933年に作られた
ものと変わらないそうです。まぁ大蛇が出てきてみたり、
原住民と話ができたり、アンとジャックがカールのショーに
出ていたりするところなんかは違うみたいだけど、
ラストのあの台詞は同じなんだそうで。
ちょっと見てみたくなりました。

ヒロインのアンはきれいでしたなぁ。どうしてそんなに汚れない?
とかいう突っ込みはきっと色んな方角から出ているだろうけど(笑)
何となく二コールにも似たゴージャスなアン。ラスト違う人が
出てきたときはゴリラも激しく「チガッ!」と思ったでしょうね。
あの氷のシーンと美しい夕日を見るシーンはグググっと胸が
つまる思いでした。夕日は三回、最初の船から見た景色と
ゴリちゃん(ついに愛称となる)と見た二回。beautifulを
理解したゴリちゃんに抱きつきたくなる気分です。

エイドリアンは今まで戦争モノが多かったせいかスクリーンで
見たことがなかったような気がするんだけど、鼻の穴がデカい。
いい人そうだけど、この人。
それからジェイミー・ベル。かわいい…大きくなったねぇ。
いい役だったよ。今回。

あ、そうだ!
ヘイスって…

チャーリー?!

ってコレ見てる人殆どわからんだろうけど。
今私の中でかなり旬な『エイリアス』に出てました。
いい役もらったじゃないー。
キャプテンもカッコよかったですね。彼、いいわ。渋くて。
コリン・ハンクスはトム・ハンクスの息子さんだそうでもうちょっと
目立つ役だったらよかったのにねぇ。と思っちゃった。

人間ってそれにしても自分勝手な生き物だよねぇ。
私がアンだったら力づくでもつれて帰らないように
戦ったよ…難しいけど。カールの暴走っぷりに
お前はどうして死なないんだよ!と思っちゃったもんなぁ。
でもさ、ああいうゴキブリみたいなのが(うちのボスも含めて)
生き残るのが世の中だよねぇ。と思ってしまいました。

キングコング
キングコング


余談ですが前に読んだ『摩天楼の怪人』の
時代のNYってきっとこんな感じだったんでしょうね。
それから『スカイキャプテン』も似たような時代ですよね。
NYの雰囲気もかなり興味深くみることができました。

ピーター、楽しかったよ。お尻痛かったけど。
監督ピーターがカールのようなヤツでないことを祈りつつ(笑)

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ぽちっとプリーズ。

さらに余談。

は続き。
しょうもない余談。
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2005年12月26日

『交渉人真下正義』 このシリーズの特徴。

最近スピンオフばかりな気がするのは気のせいでしょうか。
そうそう、先日『逃亡者木島丈一郎』ってのやっててみたんですが
ははぁ、なるほどこの人誰よ?と思ったらこの『交渉人』に
出ていたのね、と納得。そしてどこまで続くのよ、これ。

お金を稼ぐには人に来てもらわなきゃならない。だから
普段映画見ないような層にも来てもらわないとならない。
万人ウケし、なじみが深いもの。少なくともチャレンジは
してはならない、

といったルールがあるんじゃないの。日本映画協会?
まぁいいけどさ。文句言いながら見てるし。

交渉人 真下正義 スタンダード・エディション

ユースケ、主人公大丈夫か?と思ったけどだいじょぶだったね。
感情が出ないのはネゴシエーターの鉄則だけど、
クールな役もなかなかよかったです。木島さんとのコンビもね。
でも木島さんが一番いいかな。人間臭くて好きです。

このシリーズの特徴、とタイトルにも書いたんだけど、
それはいつも「犯人に魅力なし」ということ。犯人が出てこないのも
それに似合う犯人役がいなかったからなのか。
あっという感じの大物が出てきても面白いのにね。
だって結局犯人のことは有耶無耶となり、雪乃さんとの
挿話で誤魔化された感じだもんなぁ。
納得いきません。

鉄道のチームの様子なんかは面白かったです。昔ながらの職人さんが
いたりするところもいいね。でもやっぱり美味しいのは木島さんかな。
長々と書くこともできない感じのエンターテイメント。
暇つぶしにはもってこい。

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2005年10月03日

『クローサー』 困った男たち。

あとで気付いたけどこの映画ってほぼ四人だけで
頑張ってるんですね。そういう意味で脚本の
もってきかたとかウマイなーと思いました。
元々は戯曲だったそうで。そっちだとどういう味がでるんでしょうね。

closer / クローサー


時間軸がちょっとはっきりしなかったところが
あるんですが、4人が全員でそろうまでには
少し時間があるんですね。
つまり最初にアリスとダンが出逢ってから
一年半後にアンナとダン、それから半年後に
アンナとラリー、さらに四ヶ月後に今度は全員
出揃ってるんですね。
や、確かにそうだよな。アリスに出会ってすぐ
ダンが心変わりしたとしたらそれってちょっと
どうかと思うよ。

「愛・愛・愛」と台詞には何度もでてきますが
ある意味愛のない人々(笑)愛=猜疑心or嘘
みたいに思えてしまうくらいなんだかどろどろ
していました。ラリーがかなりの勢いでアンナに
詰め寄ってましたが…ありゃ怖いですね。
っていうかああいう修羅場は未だに経験したことが
ないんですけど、幸い、一体どうリアクションしたら
いいんでしょうね。念のため知りたいです。

というか「正直に言えば許す」なんていってますけど
あの人たち、でもね、どうかなー。絶対それは残る
んですよね。世の中知らなくていいこともあるかも
しれない、と私は思います。

このキャラクターの中でやっぱり光を放ってたのは
アリスでしょう。彼女の役割って一番損している
ように思ったんだけど、名前を偽ってたあたり
意外にしたたかだったのはコイツだったのかも、
とあとでしみじみ思いました。仕事はストリッパー
かもしれないけど一番ストレートで私は好きだな。
アンナはなんだかはっきりしなくて苛立っちゃった。
ダンはもうホント…同時の愛もありうるってわけで
ありゃオトコマエだから何となくいいとしても
人としてダメダメですよね。自分が一番なんだもーん。
だって自分の同時進行はあっても相手がそれをしたら
怒るんでしょ?勝手すぎ。
ラリーはちょっと…変わってるよね。周りにこういう
人いたら怖いかも。

誰が悪いっていうわけではないと思うんだけど、それにしても
男子チームのダメさが目をひきました(ってかアンナも悪い。
魔女って言われるのわかる)それは私が女の目で見てるせいも
あるだろうけど、オトコマエじゃなくてもアリスは彼の元に
戻るかどうか、気になるところです。

でも、ダメダメな役でもやっぱりジュードはオトコマエだよな。
クライヴは宇梶さん度はシン・シティより高かったデス。

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2005年10月02日

古い方!『がんばれ!ベアーズ』

近所では吹替えしかやっていないし、色々な評を
見ていてもあくまでニューシーズン(現在やってるやつ)
は「忠実な焼き直し」だそうでリチャード・リンクレーターらしさがどうやら出ていないご様子。
リチャード・リンクレーター監督は「スクール・オブ・
ロック」の監督で、この映画がそれはもう面白かった
から期待していたんだけどね。わざわざ焼き直しを
見る必要があるか、といわれるとどうもそうでもない。
だってこの古いヤツってのを見てないから(生まれて
ないくらいだし)思い入れもそうそうないわけで
それだったら古いのを見よう、と思い立ったわけなんです。

がんばれ! ベアーズ

面白かったです。これ。
スパルタ、とまではいかないにしろ、そういうコーチの
元で運動する子供たちの気持ちってのが私にもなんか
わかる気がするのは小学校の頃、少女バレーチームに
入ってたせいでしょうかね。私のチームは結構強くて
それこそ今じゃ「それ、体罰だよね」ってのが当たり前
な世界でした。だから「アツくなる大人」ってのを
たくさんみてきました。あれって子どもの目から見て
「うーん、どうしてそんな…」って思うんだよなぁ。
私はママさん応援団の一番えらい人が応援しないで
悪戯をしていた私たちに「堪忍袋の緒が切れました!」
とぶちきれたことが忘れられません。つーかその言葉
実生活で使う人初めて見たよ、みたいな。

ま、そういうわけで大人になった今こういうのを見ても
大人二人の争いが滑稽だったし、子ども社会のビミョウな
機微がわからない大人にはなりたくないなーと
思ったわけなんですわね。

この映画に出てたテイタム・オニールさんって
解説によると結構当時は有名だったみたいですね。
知らなかった、と思ったらその後は泣かず飛ばずだった
みたいだったので…。
今で言うダコタちゃんみたいなもんだったのかしら。
ダコタちゃんは消えないように頑張らないとね。

それとケリー・リーク役の子はホントにタバコ
吸ってバイク乗ってたのかなー。ああいう子どもが
吸うタバコだとか、例えばすえない人が吸う役だったり
するときのなんか救済措置ってあるんですかね?
うん、これ、凄く知りたい。

でも、

これ

見てなんか吸ってたかも、と思ってしまいました。

結構子どもの役とかそれぞれ特徴があってかわいかった
なぁ。しょっちゅう食ってるデブとか。
あとあの苛められっ子もかわいかったー。
ルーパス。かわいすぎー。
この子のかわいさはきっとオリジナルのが
いいとみましたね。

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ぽちっとプリーズ。
posted by minori at 22:23| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画「か」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月25日

『キャンプ!』

エンドクレジットを見てたら久々にスティーブン・トラスクの
名前を発見しました。彼は「ヘドウィグ・アンド・ザ・アングリーインチ」
の音楽を担当していた方なんですけど、この映画にも
関わっていたらしいです。へぇ。なるほど。

この映画はキャンプというかとにかく音楽の映画。
トラスクが関わった映画っていうだけに音楽がよかったなー。
今回も。ブロードウェイ俳優やとにかく俳優を目指す子たちが
行くキャンプがテーマだったので音楽的にはミュージカルとかが
多かったけど、中にはトッド・ラングレンだったり
ローリング・ストーンズの音楽なんかも入ってたりしたので
そういう意味で色々ミックスされてて面白かったな。
そうだ、オアシスも流れてたよね!

それにしたって才能溢れる人って多いんだなぁ。
この映画は完全にオーディションで選んだんだって。
だからみんな映画は素人でも持ってるものは凄い。
特にジェンナ役とディー役の歌唱力ったらすごい!
凄くパワフルで驚きました。黒人(という言い方は
ダメだよなー)の方ってやっぱり音楽の才能が桁外れて
ますね。凄い。
そうそう、顔はよくないけどマイケル役の子の歌唱力も
凄い。うまい!
勿論なかなか好みだったヴラッドも上手でした。
劇中でも言われてるけど彼って確かに何か光るものが
あるわね。

そう。主役のヴラッド。凄いムカつくんだけど
でもなんだか許しちゃうようなかわいらしいキャラでした。
カッコいいしね。ああいうキャラは得だ。
でもやってることはめちゃくちゃだぞー!

青春!って感じもよかったけど、
とにかく音楽だな。こういうキャンプ、大変そうだけど
面白そう。私にもなんかありゃよかったな(歌唱力とか。美貌とか)
だが若さは帰ってこないってなもんだよなー。しょぼーん。

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ぽちっとプリーズ。
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2005年08月21日

『コーヒー&シガレッツ』 会話とコーヒーそして。

東京じゃあとっくに終わっているこの映画、先月ようやく上陸です。
遅い。

ジム・ジャームッシュはとても好きな監督ですがたった一つだけ
難点があります。今回もそれのおかげでちょっと躊躇しちゃった
んですけど…それは

ロベルト・ベニーニ。

私は彼がどうしても苦手なんですね。
『ナイト・オン・ザ・プラネット』もかなり好きなんですが
あのローマが…あれさえなきゃ買ったのに…。

そして今回もなんと冒頭に登場。
あの落ち着きのなさは演技なのか地なのか。悩むところです。
ともかく、全般的にはよかったです。
11のショート・ストーリーによって構成されているんだけど
それって本当に時間をかけて撮られていったものらしいです。
なんと86年くらいから。これが最初のロベルト・ベニーニのやつ
ですよね(痩せた、と思ったら違うらしい)
そして2話目は監督スパイク・リーの双子の妹と弟なんだって。
へー。
そしてただの短編かと思いきやさりげなく同じ話題が出たり
するところがニクイ。巧いなーと思います。

でもやっぱり巧かったのはケイト・ブランシェット。
私、まさか二役やってるとは思わなかったー。びっくりー。
この話題も結構皮肉なもんですよね。
そういう意味でアルフレッド・モリーナ(私は「フリーダ」
を思い出すけどたいていは「スパイダーマン2」のイメージ?)
とスティーブ・クーガンの「いとこ同士?」
のエピソードもかなり皮肉なもんですよね。
あの立場が逆転するシーンは見ものでした。

そのほかも印象強いのが多いけど、しっかりラストで
まとめてくれましたね。たまには美味しくない紅茶を
(私は紅茶派)高級なシャンパンだと思って飲んでみよう。

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ぽちっとプリーズ。
ラベル:映画「か」行
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2005年08月07日

『銀のエンゼル』 そういや昔集めてた。

DVDで『銀のエンゼル』を見ました。劇場行こうと思ってたけど
いけなかったんだな、そういえば。なかなかほのぼのした映画でしたね。
初雪が降る頃、小さな町のコンビニを中心に織り成すストーリーです。
コンビニを切り盛りしてた奥さんが急に事故にあっちゃって腑抜けのような
パパが切り盛りを始めるわけなんですけど、小日向さんはこの役
ハマり役でしたね。どうしても
「お、公助だ」と思ってしまう自分は否めませんが。もしくは「小しん」。

小さな町でも色んな人がいる。どこか訳ありの店員、佐藤や
父に思いっきり反抗する娘、配達員のロッキー。店内で物凄い声でしゃべる女。
そして銀のエンゼルを集めてる美人。

コンビニって確かに色んな人が集まる場所ですよね。あんまり夜中に
いったことないけど、夜中だともっと濃いだろうし、常連も多いんだろうね。
訳ありの店員はいかにも「慣れてる」って感じですがあまりあんな
しっかりした店員は見たことないかも。
でも今思えば私も割りと店員の顔覚えてるかも。あっちも覚えてるだろうけど。
(だけど制服脱いだら絶対わからんな)

それにしても、高校生のあの時期って確かにああやって急ぐ子って
いたなーと思い出しました。私も首都圏に住んでないから
やっぱり「東京」目指して出て行く子をたくさん見ました。
ただ、「出て行くのも勇気」だけど「留まるのも勇気」なんだよね、
と思わずにはいられないですね。だから由希には腹が立ったけど(笑)
中川君には温かい気持ちになれました。

そう、由希。もしあの子があのまま出て行ったら、戻ってくることも
かなわず、(でもお母さんとはしっかり対話しているから大丈夫だと
思うけど)結局ダメになってしまった気がします。
いくらもう大人だって言ったって、やっぱり限界はあるよなぁ。
そして彼女はあの「おにぎり」を見るたびに泣きたくなったり
後悔する羽目になったはず。お父さんのことを思い出してね。
だからラストああいう結末になって本当によかったと思います。
不器用だけど思ってくれている人がいるんだからそれは尊重しなくては。
残ったものの意見かもしれないけど「東京」がステータスになるとか、
それが全てになるとは思いたくないんですね、きっと私は。

それにしても冬でしたね。
初雪かー。


銀のエンゼル―出会えない5枚目を探して
銀のエンゼル―出会えない5枚目を探して



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2005年08月03日

『皇帝ペンギン』 愛くるしいだけじゃないペンギンワールド

今日は暑かったので、ちょっと涼しくなろう、と楽しみにしていた
『皇帝ペンギン』を見に行きました。冷房がきついし、思った以上の
ブリザード(劇中)に寒くなってしまいました…。

皇帝ペンギン -La Marche de l'empereur-
リュック・ジャケ 岡田 好恵
4797331321



さて。ペンギン。愛くるしくて飛べない鳥、ペンギン。
想像していた以上のその生態に圧倒されてしまいました。
自然って時に思わぬプレゼントをくれるけど基本的には厳しく容赦ない。
あんなかわいいペンギンたちにも厳しい現実をつきつける。
そしてそれ以上に生命って凄いなぁ。
勿論、どんな動物だって命を守るために頑張っているわけだけど
(一番サボってるのが人間だな)
皇帝ペンギンの親って凄い!お父さんなんて120日間絶食しながら
いとしの我が子を育てるんだねぇ。それだけに雛が孵ったときには
ホント嬉しくなりました。
やっぱりここでも基本的に強いのはオスなんですね。
まず、そんなに危険もなく弱ってもない時期にメスが出かけていって
戻ってくる。それを待ってからオスが旅立つ。まだちょっと
季節も悪いから海までの長い道のりにはかなりの危険が伴うって
ことなんですよね。そうなるとやっぱり死亡率も高くなって
全体的にオスの数が少ない、とまぁこういうことなんでしょうか。
まぁでもメスだって体重を5分の1にして
子どものためにえさをとりに行くんだからこっちだって
必死ですわよね。

それにしても愛くるしいのがペンギンの姿。
あんなに群れになって歩くなんてびっくり!!
そして歩いたり時にお腹で滑ったり、ぶつかったりコケちゃったり(笑)
ある一定の場所からみんながお腹すべりを始めるのには何か
あるのかなぁ?「ここからすべりポイントです」みたいな。
それから結構しゃべってるんだ。
「いてっ」「ごめん!」「こっちにこい、早く!」「そっち危ないぞー」
みたいな。これってかなり高度な社会でしたよね。

あのみんなで暖をとるにしたって、

「真ん中超有利」

とか思ったらなんとみんなで交代してるんだ!!
(だからやけに動いてるんだ!)
凄いよね。これには感動した。だって私なら絶対真ん中
狙うよ、と思ってたらそういうシステムになっているとは。
これなら誰からも文句いわれないだろうな。まぁ
ずるしちゃうヤツとかはいるだろうけど。

そしてメス。私の高校は男女比率4:6だったんですけど
こんな感じなのかな。(ただしうちの学校では激しい
取り合いなんて殆どなかった)
メスは必死ですよ。ペンペンアタック(羽はあんな
活用法もあるんだー!)やら酷い時は人んちの子まで
奪っちゃおうってんだから恐ろしい。
悲しみ方もお母さんの声が切なくて、(オスは割りと
ケロッとしてたような気がする。苦労してるのは
オスの方なのに)やっぱり人間と同じように悲しむ
んだなぁと感動しました。
あと、そうそう、子どもが一人歩きをしはじめた頃、
鳥に襲われていましたが、このときってやっぱり大人の
周りにみんな集まるもんなんですねぇ。大人も真ん中で
ギャアとか言ってたから守ってるんですね。えらいなぁ。

それにしてもこの映画、どうやって撮影したの?
まさか…でかい着ぐるみなんでは…と一瞬思いました。
もしかして求愛されたらどうしよう、とかしょうもないこと
まで考えちゃった…。
だってそれくらいリアルだしペンペンの目のしばたき
まで捉えてるんだよ、凄いよなぁ。毛の様子とか普段
抱っこしなきゃ見れないところまで見れて嬉しかった。
子どもの顔、ものっすごく愛らしいわぁ。

最後に。あの吹替え。あれってフランス版でもああ
だったのかなぁ?と思ってたらやっぱり配役にそう
書いてあったから一緒だったんですね。
どうして一人称にしちゃったんだろう。WATARIDORI
みたいにあくまで第三者を貫いてほしかったかも。
ちょっと残念。

それにしたってどうしてS市、吹替えしかないの?
全国的に見ても吹替え率80パーセントじゃないか!
これって子どものため?
っくー、せめてどこか一箇所でも字幕にしてくれれば!

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ぽちっとしてくださいませ。
ラベル:映画「か」行
posted by minori at 22:10| Comment(8) | TrackBack(20) | 映画「か」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月18日

不・屈・闘・志!『逆境ナイン』

今日はレディースディにつき、
『逆境ナイン』と『姑獲鳥の夏』を見ました。

『ウブメ』の感想は別口で。

『逆境ナイン』
いやー!!!面白かった(笑)笑えた。
だけど今日は逆境に立たされっぱなし。
先日映画館でのことを書いたばっかりなのに
本館moveistのコラム参照。 コチラ
あっさり映画館運がない私。

『うぶめ』ではかなり目の前のせいで
首が痛くなったし。
で。『逆境』では隣…が親子。
空いてるのに!となりが親子!!
まずバリバリボリボリ喰う音、これはいいと
しよう。が、話し声がデカイ。
そして映画が始まると…

「逆境とは思うようにならない境遇や…」

読んでる!?

声だして読んでる?!

しかも台詞までリピート…。

逆境だ。

…どーしよ。

ってことでトイレを装い移動。
前のペアシート(ガラガラ)に勝手に
移動しちゃいました。
だって…。リピートはちょっと…。
私の新たな映画館での出来事になって
しまいました、とほほ。

さてさて!映画ですけど。

かなりウケました。

笑えたなぁ。藤岡弘のビーチのシーンとか。
先人たちのお言葉もナイス!!
ここに書いたら見る人つまんないよなぁ。
でもかきてぇ。

ガマンしよう。ともかく、アジのある先人たちの
お言葉。このお言葉を引用する時点で
監督、大丈夫か?って感じだけどやっぱり
最後にオチをもってきてくれたのね(笑)

ってか玉山君、おっとこまえやねぇ。
アホなのにオトコマエなところがよかったよ。
不屈闘志。やりすぎなくらいのリアクションに
かなり笑わせてくれました。

ストーリーもかなり読めるくらいなストレートな内容。
あ、絶対手踏まれるよねー、とか、ぜってぇ学年違うだろ?とか、
でもそれが凄いウケるんだよなぁ。
弁当んとこなんてさぁ。
後ろめたいよ、そりゃ後ろめたい。
マネージャーよ、明らかに怪しいじゃないか、そこは。
でもかわいいから許す。
ところで原作者ってあの解説者なんですって?へええ。

あの謎のモノリスとかも受けました。まぁここは
お言葉、に触れちゃうんですけど。
あんなもんが落ちてきてるのにその後そのままだし。
掃除してるし、マネージャー(笑)
ありえねー。
メンバーもよかったねぇ。あのタプタプされてる
デブ(明らかにキャッチャー)とか
チワワに噛まれた人とか。チワワだよ、チワワ(笑)
あ、そうそう、忘れちゃならない

「透明ランナー」システムっ!!!

これやったやった、ちっちゃい頃!小学生のルールっすよ。
あははは(活字で笑うな)



…ふう。おかしかったなぁ。
アホな映画を作ってくれてありがとう、だよ。
私は好きだね、こういうの。どんどん持ってきて。

それにしてもやっぱりポジティブ・シンキング!
アホでも前向きに!って感じっすか?

*メモ。『逆境』…エイゴでadversity。

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posted by minori at 22:40| Comment(6) | TrackBack(15) | 映画「か」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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