2005年12月21日

『ウィスキー』ぎこちない笑みを。

ウルグアイ。

いったいどこだろう、と悩みました。
なんとなく「ヨーロッパだろう。それもロシアとかのほうの」
とかむちゃくちゃなことを考えていたらなんと南米でした。
だめですね。勉強不足。

ウィスキー


そんなウルグアイからやってきたなんとも言えない
映画、『ウィスキー』。お酒の話かと思ったら
全然違うの。靴下工場の人々だ。
「ウィスキー」はあっちの人たちが写真を
撮るときに言う言葉。確かにラストのィ、つまりyで
口角があがるんだよね。チーズよりも笑みを浮かべやすい
かもしれないけど、どこかぎこちない感じもする。

まず私がとにかく惚れたのがオープニング。
車の窓やら電車の窓から見た景色が大好きな私は
あのオープニングでグッとココロを掴まれました。
白んでいく空が美しい。
暗い町並みも味があっていいー。

それにしたって不思議なお話。
なぜ、妻をつくらなきゃならなかったのか。
とにかく主人公であるハコボが無口なもんだから、
それが「見栄」だってのはもちろんわかるにしても
なんだかよくわからない。
「言わなくてもわかるでしょ?」というコトバを
よく(特に男女間だと)言うけど、私はだめ。
言わないと伝わらないし、言われないとわかんないよ。
マルタが意外にもエルマンと距離を縮めるのもわかる
気がする。やさしさとしたら、ハコボなんてやさしいよ。
靴下だってちゃんと包むし、色んなものラッピングしてるし。
(ってかホテルの売店らしきところや空港にラッピング用品、あるんだ。
ラッピング用品ってわりと探さないとないような気がするけど)
だからもしも彼が一人でやきもちを焼いていたにしたって
悪いけどマルタは気づかなかったかもよ?
無口が美徳、と私が思わないのは自身がおしゃべりだからか、
それともそういう時代に生まれてきた子供だからか。

女性って恋をすると、というかハリがあると変わるもんだね。
饒舌になったマルタにびっくりだよ。あんな何考えてるか
わかんないようなオバさんなのに。そして実生活が謎のまま、
っていうのがこの物語の面白いところ。実態がはっきりしてるのは
やってきた最後の登場人物であるエルマンっていうところも
面白い。女性はいつまで経っても女性。私は数年前、
ジイさんの浮気を(85を越えて浮気もクソもないような、と
思っちゃうと失礼なのか)疑ったバアさんに驚いたことがある。
怒らない人だと思ってたのに、ギリの妹相手にこぼしていたのを
見てまさに目からうろこ、驚きました。
だから女の人のこの変化も全然アリでしょう、と思っちゃうんです。
それにしたってびっくりした。そしてあの部屋をキレイにした
マルタ。すごいね。

単調な工場の日々。その描写もうまかったね。
マルタが待ってて「おはよう」「おはようございます」から
始まってシャッターをあけてあのウィィィーンという音で
一日が始まるのがよくわかる。淹れてたのはアイスティーかな?
靴下って何気に履いてるもんだけど、ああやってつくってるのかー、
とある意味新鮮。弟も靴下工場なんだね。
お互いのお土産が靴下ってのも笑っちゃうよ。安いし(笑)
せめてセットにしてくれよ、と思っちゃうのは贅沢病?

ところで、あの新婚さんのだんなさんは今度
僕と未来とブエノスアイレス』という映画で
主演となるダニエル・エンドレール。この映画も絶対みたいなぁ。

ラスト。変わり始める日々。
いや、何となく私はあのあと
「初めて遅れてきた」マルタがいるような気がします。

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ぽちっとプリーズ。

ところで、自信があった、弟のカラオケ。あれって
下手なんだよね?え?うまいの?
posted by minori at 13:21| Comment(14) | TrackBack(12) | 映画「あ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月16日

『海を飛ぶ夢』 心で旅する男の話。

正直、「尊厳死がいいか悪いか」について話をしたらキリがないと
思う。そして今回これを見て思ったのが「いい・悪い」という問題じゃない
んだなぁということ。個人によって違うことだってあるわけだ。

海を飛ぶ夢
海を飛ぶ夢


尊厳死を望む男、ラモンの周りは暖かさに満ち溢れていて
「ああ、そうだ死んでくれ。せいせいする」なんていうことは
ケンカしたっていいそうにないくらい愛に包まれていた。
だけど彼は望む。自由になるために。

「ミリオンダラー・ベイビー」も似たようなテーマを扱っていたが
こっちもまたうなづけるシチュエーションではあった。
今回はあまりにラモンが前向きだったから最初は驚いたが、
世界中を旅した人が旅ができない苦しみ、彼の場合は本当に辛かった
最初の頃は今回ストーリーの中では軽い回想でしか触れなかった
わけだが、それでもどれだけ彼が苦しんだか想像に難くない。
たしかに結論は「死」だったが、それでも彼は全然後ろ向きじゃ
なく、むしろ前に前に進んでいた。
手を握りたくても握れない。ほんの一歩前にでて、抱きしめる事
すらかなわない。そんな辛さに耐えながら、それでも彼はとっても
哀しみを堪えた笑顔を見せながら生きてきたのだ。
どんだけ苦しかったんだろうか。そしてこれに簡単に同情したり
「だめだよ。生きなよ」なんて簡単には言えないだろうよ。

あの甥っ子の言葉も気になった。おじいちゃんのことを言うやつ。
確かに気持ちはわかる、たまにいらいらすることも正直ある。
彼は若さゆえにそれを口に出してしまう。だけど
ラモンは得意の哀しげな笑顔でそれに答えるんだよね。
正面きって叱らないんだ、と思った。他のシーンでは怒ったり
してたからね。いずれわかるんだよね。うん、みんなそうなんだよな。
この甥っ子にあてた最後の詩がまたよかったなぁ。

ロサなんかはテレビで見てしってどうしても声をかけたくて
やってきた。まぁテレビで彼は彼女の心をつかんだわけだが
最初のずうずうしいコトバには私まで腹立てちゃったよ。
でもけなげなんだよね。この人。ちょっとずうずうしいけど。
一方フリア。自らも病を抱える。ラストは「えー。そうくるんだ」
と思ったけど、彼女と二人でいるときのラモンの心はとても
穏やかだっただろうし、あの想像の美しい世界を旅したシーンが
とてもよかったからまぁいいってことにしよう(なんだそりゃ)

や、ホントあの飛んでいく世界はホント美しかったよ。
ああいうの好きだなぁ。たまにああいう夢を見るし、
ゲームとかでも最近似たような感覚を感じるときあるけど
(ホラ、飛空艇とかで空を飛ぶときってあんな感じ)
小さな小川が下を流れてたり、そういうところも細かく見れた
この映像はとっても素敵でした。

こんな重いテーマなのに、割と重さを感じさせないそのつくりが
すばらしかったです。
そしてラモン役の方!三十代なの?!びっくりです。

海を飛ぶ夢


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ぽちっとプリーズ。
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posted by minori at 19:52| Comment(7) | TrackBack(15) | 映画「あ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月05日

『エリザベスタウン』 地図と音楽の旅に出る。

『あの頃ペニーレインと』『バニラスカイ』、サントラが結構
好きな私のお気に入りサントラの上位にあがるこの二つ。
(サントラについて私が以前アツク語った記事は
こちら。サントラ考、のところです)
ともにこの映画の監督、キャメロン・クロウによる映画です。
そしてもうひとつが加わったかもしれない今回のエリザベスタウン。
やっぱり、音楽がかなりうまく使われていました。

パラマウント映画提供「エリザベスタウン」オリジナル・サウンドトラック

とにかくストーリーの中にお構いなしにガンガンかかる音楽。
それが心地いいのは選曲のうまさにあるんでしょうね。
まったくあってない音楽だとうるさく感じることもあるので。
全然不快じゃないし、ないときはもっともっとかけてほしいと
思うくらいです。

基本的に私はロード・ムーヴィが大好きです。
(ロード・ムーヴィーについて語ってるのはやはりこちら
vol.3映画の見方?です)
色んなところを見ることができるし、なんとなく流れる空気が伝わって
くる気がするんですよね。小さい頃からドライブは好きだったし
流れる景色をボーっと見てると飽きません。だから電車とか
好きです。そして助手席が好きです。運転すると疲れちゃうから(笑)
今回も主人公ドリューはプチ旅行に出るんですけど
その雰囲気がとってもよかった。私もあんな至れり尽くせりの
地図とBGMをもらいたい!ココロからそう思います。
(ただし見ながら運転なんて到底できない、と思うけどー)

至らない点としてこの旅のシーンが少なかったこと!
私なら、真ん中部分を全部フラッシュバックにしちゃって
最初っからゆっくりツボをもって旅に出させるね、主人公に。
ありきたりな手法かもしれないけど、今回のこのストーリーの
もってき方はなんだか中途半端な気がして残念だったから。
せっかくあんな地図をもらったんだからあれをもっと活かさないと!
この地図をくれたエキセントリックな女の子のことは
追々描いてくことだってできたはずよ。勿体無い。

でもでもそれは文句ではなく、結局私はこの映画好きです。
落ち込むとさ、「だいじょぶだから」って言いたくなるよね。
だけどその裏ではココロにどす黒いもの抱えてるの。
笑いながら泣きたくなるようなそんな感じ。
「鳴ってくれ」と祈る電話も哀しい。

キキちゃん演じるクレアがとっても好きになりました。
キキちゃん、美人というよりはちょっとビミョウな感じだけど
彼女は動くと本当にかわいく思える。今回のクレアも前向きで
友達になりたくなっちゃうタイプ。そのくせ割と押しが強いところ
もイイ。あのくらいの押しの強さが必要なのかもな。( ..)φメモメモ
そして彼女は頭がいいんだよね。あの地図を作っちゃうんだから。
割と細かくマメな作業とか書くことや作ることが好きな私は
これがかなりツボでしたねぇ。今回。こういうの作ってみたい。
そしてもらってみたい。すごくほしいよ。あの地図。
彼女は敢えて一緒に行かずに、失意のドリューを一人にしてるわけで
ここも彼女が頭がよいところのひとつ。
ああやって失意に落ちた場合、一人ってのも敢えて必要なんだよ。

だからあのダンスのシーンはぐっときましたね。
車の中でお父さんとのこと思い出して笑い泣きするシーンも好き。
私も以前大好きな人を亡くした時、楽しいこと、失ったことの哀しさを
感じたのは葬儀の帰り、一人になった車の中。流れる景色と
思い出。ドリューのパパ、ミッチもドライブできなくて悲しかっただろうな、
と思ってちょっとウッとなりました。

オーリーは今回アメリカ人の役。この映画のプロモーションの
映像が前に流れていたとき、彼の言葉は完全にブリティッシュな発音だった
から今回オープニングのナレーションでびっくりです。
なんだか違う人みたいでした。時折いつものオーリが覗いたりもしたけど(笑)
あまり表情の見えない前半から徐々に自分を解放してく後半。
オーリ、よかったと思うぞ。

そしてスーザン・サランドンは見事。フクザツな気持ちを抱きながらやって
きたのに、しっかりみんなのハートをつかんじゃうスピーチ。
もうちょっと早く、そうできたらよかったのに、とみんな思ったでしょうな。
親戚の人々もよかったです。ああいう暖かい気質っていいなぁ。
葬儀も日本みたいにどーんよりしてないで敢えてああいう風に
やってほしいなーと思う。今年、また別な人がなくなったとき、元同僚
たちで集まってああいう風に思い出を一人一人話す機会があったんだけど
笑ったり泣いたりできて、より悼むことができたと思うし。
あのバンドもナイスでしたね。父と息子、また違う関係だったけど
あのパパと絶叫チビもナイスでしたよ。

“I want you to experience deep, beautiful melancholy”

クレアがドリューにいったこの台詞がココロに残ります。
たまにはそれも、いいかもしれない。
音楽と一緒にね。


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ぽちっとプリーズ。
posted by minori at 20:06| Comment(11) | TrackBack(26) | 映画「あ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月18日

『イン・ハー・シューズ』 自分にあった靴を探せ。

私たちは何度もすりむいて、自分だけの“靴”をみつける。

というキャッチコピーのこの映画、
二人の姉妹が少しずつ、何かを変える。見た後に幸せになれる
映画でした。
実は女同士の友情やら愛情やらに弱い私。きっとココロの中は
松○修○ばりに熱いヤツなんだ。と自分で思っておくことにする。

イン・ハー・シューズ
イン・ハー・シューズ


今回は姉妹がテーマ。男兄弟しかいないのでちょっと姉妹っての
羨ましくなりました。姉妹はケンカも多いだろうけど、
親友にもなれるんだよなあ。
そして私は上だから姉のローズの方にどうしても感情移入しちゃう。
姉って損だよね。怒られるのはいっつも姉だし、かげながら
一生懸命妹を守ってるのに誰も褒めてくれないんだもの。
でもけして押し付けがましくないローズの態度は潔いし、ホントに
いい姉だなーと思ってしまう。
でもわがまま放題だった妹が少しずつ成長して、最後には
ギュウっと姉を抱きしめる。守ってくれた姉に対して一生懸命
感謝の気持ちを表していたんだね。

姉は姉で最初のギスギスした感じがワンコのおかげなのか
どんどんほぐれてってかわいく見えました。
にしたってあの継母の態度はひどいわ!
私があの場にいたら無茶苦茶怒るよ。テーブルひっくり返すかも
しれぬ。あれはバチェラー・パーティの女性版?
あんなくそみたいなパーティやるんだったら
ヘン・ナイトにするよ、私。↓参照

ドット・ジ・アイ
ドット・ジ・アイ


ともかくこの継母って人が最悪だ。こういう人への思い切った悪口
(例えばマイ・マーシャとかの)ってのは兄弟姉妹じゃないとできないもんな。
だから二人が思いっきり言い合うシーンが面白かった(笑)
なんとなく、わかるわかる。

にしても、妹マギーは、やっぱり育った環境が悪かったんだよなぁ。あの
難読症だって、努力しだいで治るわけだしね。(トムちんもオーリも
そうだったらしいし)だから小さい頃からお父さんなりが
あの教授のように見てあげればよかったんだと思われ。
それだけにあの教授の存在はすばらしかったです。あのエピソードは
好きだわ。孫息子はちょっとビミョウだったけど(笑)

老人達の温かくてちょっと皮肉のきいた言葉がよかったです。
ああいうおじいちゃんおばあちゃんっていいなーと思うわけです。
私も職業柄いろんな老人見てるけどかわいいおじいちゃんやおばあちゃんは
いるけど、それでも日本じゃいわゆる「偏屈な」老人が多いと思う。
無駄に怒鳴ったり。ああいうフロリダのような暖かいところで
のんびりした感じですごしてればこうはならないのかな。ま、人によるよね。
でもホント、おばあちゃんたち、かわいかったなぁ。
おばあちゃんたちの辛口にちょっと甘みを添えてくれる男性陣も
あり、さらにはフロリダののんびりとした空気がほんわかした
温かさをくれた感じです。

そうそう!これにはなんと「24」のシーズン1から二人も出演。
一人はケヴィン・キャロル(もしくはアラン・ヨーク)役の
リチャードさんがジム役で。彼に関しては帰ってから思い出しました。
どっかでみたことあると思ったら。
そしてもう一人はマイロ・プレスマン役のエリック・バルフォー。
マイロん時は(ちなみに、レッカー場まで連れてったヤらしい男)
「お!」と思って身を乗り出してみてしまいました(笑)

最後に、女同士の友情なんかをテーマにした映画をピックアップ。
どれも私が好きな映画ー。

ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密 特別版
ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密 特別版


↑これにも魅力的なばあさんたちが(笑)
映画より本がお勧め。

バグダッド・カフェ 完全版
バグダッド・カフェ 完全版


バンディッツ ― オリジナル・サウンドトラック
バンディッツ ― オリジナル・サウンドトラック


下妻物語 スタンダード・エディション
下妻物語 スタンダード・エディション


男の友情もいいけどこういう女子も悪くない。うん。

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ぽちっとプリーズ。

★★★☆☆ 星三つだけど悪くないよ。
posted by minori at 17:22| Comment(9) | TrackBack(35) | 映画「あ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月08日

『同じ月を見ている』 偶然にしても。

最近、オリジナル脚本の邦画ってどんだけあるんだろう。
とちょっと気になった。

同じ月を見ている 1 (1)
同じ月を見ている 1 (1)


窪塚君、復帰第一作目はなんとも切ないお話しでした。
感動して感動して号泣でした…。

といいたいところですが残念ですが無理。
このところココロが乾いているのかなぁ。泣けるって
いう映画で泣いたことがない。殊に邦画では…。
今回のこの映画もいい映画だと思うけど、
絵に統一感がないのはわざとなのかわからないけど微妙だし、
原作はもっと長いことかかってきっと金子との交流があるんだよね、
って訳でここがやけに短くて説得力がない。
絵はホントわざとなのかな?なんか作風が色々変わって
いいもんなのかなーと思いました。

と突っ込みどころをあげるとキリがない。
だってー。裸の大将かっ!!
って言いたいドンもなんだか不思議っ子だし(や、そういう
設定だから)なにもエディソン君がわざわざ来る必要が
あったのだろうか…とも思っちゃうんだけど彼の演技は
よかったと思うので(ただしゴラムのシーンは本人も
納得いかなかったとみた)いいけどさ。
うん、彼はよかった。目がいいね。

大体、火事の時どうしてあんなに大勢の人が
一気に消失したわけ?みんな死んだの?
それなら大変だよ。

それから、

心臓病の人はゴロゴロいるのか?

偶然にしても…そしてそれが輪廻に繋がるのか?
(注:ネタバレ反転してください)
むむむううう。

まだまだ色々突っ込みどころはあるぞー。
エミもしぶといんだか弱いんだかわかんないし。
お前ももっとはっきり(ああいいさ、シャー君を使ってでも
いいからさ)モノを言ってりゃあの男(てっちゃん)を
どうにかできたかもしれないし。
確かに「選べない」のもわかるが、それでもなんとか
しようがあるだろう。てっちゃんにはもうまったくと
いっていいほどイライラさせられたので
書いてもキリがなさそうだ(苦笑)

窪塚君。やっぱり菊池(GTO)が一番よかったな。
復活、したけど相変わらずの窪塚君で(いい意味でも悪い意味でも)
安心したよ。

それにしても邦画界。オリジナル脚本で『運命じゃない人』
くらいのレベルの作品だしてくんないかな。ミーハー喜ばす
映画ばっかり作ってどうすんだよ。暴言はいてますけど。
「号泣」とか「感動の」とかいうキャッチコピーはもういいからさ、
「うーん!」と唸らす映画を作って欲しいなぁと思う今日この頃です。
原作がかすむほどの映画化ってのも欲しいけどね。
ホラ、『逆境ナイン』とかさ(苦笑)

ってホント、今年オリジナル少ないですねぇ!
「弥次さん喜多さん」(これは好き)「逆境ナイン」「タッチ」「NANA」
凄いな!マンガ多いぞー。
これ、誰かまとめて欲しいな。そういや「姑獲鳥」「YAMATO」
「インザプール」「ハサミ男」「春の雪」なんかは小説だわね。
いつもそうだったっけ?邦画って??
なんだかよくわからなくなってきた(笑)

あ。そういえばこれの試写会では、プレスシートみたいなのを
頂きました。こういうのは初めてかも。凄い。

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★☆☆☆☆ すみません。オススメできず。
posted by minori at 23:30| Comment(6) | TrackBack(13) | 映画「あ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月06日

『運命じゃない人』 グリコっぽい。

最初はムフフ、グフフ、と笑う感じだったんですよ。それがね、どんどん
引き込まれて最後には「うーん、やるなぁ」と思ってしまう。
これはそんな映画でした。ここまでとは期待していなかっただけに。

誰かに何の予備知識も持たないで見るといいよ、と聞いていたので
その通り、一体どんなストーリーかもわからず(予告編も見てない)
見始めたんですがよかったです。
「ユルいけどね、いいよ。やられるよ」
とみんなに薦めて回りたい。

運命じゃない人
運命じゃない人



とにかく「いい人」の宮田君にやられましたね。
もうホント、この人いいわ。どこにでもいそうだけどいない感じ(どっちや)
あのお顔、あのスタイル、ホント…フツウ。
表札指差した笑顔がたまらなくフツウでナイス(笑)
私が男の友人、つまり神田君で、あんな女と付き合ってたら、

「宮田。俺はお前を知ってるからあれだけど、
悪いことは言わねぇ、ツボ買わされる前に手え引いとけや」

と忠告したに違いない。そして後で自分で調べて
「ツボよりタチわりぃじゃねえか!」
と思ったに違いないよ(笑)

でもまぁそんな宮田君もよかったよ、ホント。
あの走って息切れて声が出なかったところはホントっぽいし、
笑えたけど、何と言ってもあの小躍りがたまらないよ。
あれ見た瞬間、思い出したのがコレ↓

グリコのおもちゃ ポストカード
グリコのおもちゃ ポストカード


グリコの人。

なんとなく(笑)
宮田君とこはクスクス笑えてよかったなぁ。温泉の素だよ、
とかね(笑)ムフフ、って感じ。

とまぁ1話目、宮田君のところはほのぼの。
そしてまさかああいう展開が待っているとは全く思わなかった。
この最初のところではみんなも言ってるように神田の台詞が
グッと胸を突く。

『電話番号なめんなよ』

ですね。おっしゃるとおりで。
あのウェイターとともに(この人ナイス)固まってしまう
気分でしたー(笑)。そしてこれって監督がよく
使ってる言い回しなんだそうで、友達には「オトコマエにその台詞を
言わせるな」なんだそうで(笑)この神田君、最初の宮田の章では
とにかく胡散臭い。

それが二章目、「神田勇介」になると彼の魅力がガガガと前面に
出てくるわけなんですね。いいヤツじゃないか。
まっさかそんなところから電話かけてるとは思わなかったよ(笑)
監督さんがこの脚本の着想を得たのがこの「今どこ?」。
こりゃ意外だったよ。声潜めてるわけもよっくわかるし、
ぶっきらぼうだったわけもわかる(笑)巧いなぁ。
この章は結構ハラハラです。段々いいヤツだ、とわかりはじめた
神田君がピンチなんだもの。あの女のぬけぬけ(もしくは
いけしゃあしゃあ)とした姿を見たらこっちがカッとなりました(笑)

そして三章目。次は誰かしら、と思ったら意外や意外、
アンタですか、ナレーションは。「浅井志信」。
ヤクザも色々大変なんだなーと笑えました。コツコツと
お金をこしらえてる姿は切ない。そしてヤマちゃん、
ナニモノ?アンタ凄いんだけど。さりげなくヤマちゃんとも
すれ違ってるし、宮田君が小躍りしているときに車も通った。
この脚本の素晴らしいところはちゃんと時間が交錯しているんだよ。
こりゃ凄いね。
正直者、いい人の宮田んちには何とヤクザのオヤビンまで
やってきちゃってる。あの足首を見てる組長の姿が
哀愁漂ってたよ。笑えるー。

ラストではマキがあゆみの方向へと進み始めるも、
ホットなエンディングを迎えるところが心憎い。

練られた脚本、ナイスなキャスティング、
こういう映画を見るとうれしくなるね。
宮田君のように私が小躍りしたい気分。


-----------------------------------追記。----------------------

その後、本を読んで見ました。
これまた面白く、あっという間に読んでしまいました。
で、宮田君が実はあゆみとは一度もベッドインしていないとか、
そういうことまで書いてあって「…そうか、やっぱり」みたいな
気分になったりしました。宮田君…キミって本当にいい人。
こういう役にピタっとハマった中村さんすごいよね。
この映画に出た人はみんなバッチリだったよなぁ。キャラクター。

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ぽちっとプリーズ。

★★★★★ お見事
posted by minori at 16:54| Comment(10) | TrackBack(22) | 映画「あ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月04日

『イントゥ・ザ・ブルー』 カリブ海と24?!。

あ!ポールだ!

と、思った人多いと思う。「24」のファン。
そ、ポール・ウォーカーじゃなくって、レイエス役の
ジェームズ・フレイン(クリックでIMDbのデータへ)
さんのこと。そういわれてみればよく見る役者かも。

今日はネタバレ全開でいくと思うので思い切って全部反転させますね。

--------------------------ここから反転ゾーン-------------------
さて。
なんだか夏の上映のがしっくりくるんですけど、この作品。
なかなか楽しめました。
海がきれい!
でも、

サメこわっ!

つーかさー、ホント、
友達選ぼうよ、って話だよねぇ。
私ならキレるし、あんな目つきの怪しい女とはつるまないよ。
さりげなく嫌味言ってくるし。
最初にあの飛行機にもぐりこんだ時点でコイツ怪しいじゃん。
あの時点で私は手もひっぱってやらないし(船にあがるとき)
一緒に飲まないよ。二人とも(ジャレッドもサムも)
いい人すぎるよ。
もうホント、よく許したよ。ありえないね。
あの女も自業自得!と思ったけどまさか死ぬまでとは…
家族がお気の毒。

それにしてもジェシカ・アルバってかわいいわー。
彼女の水着、かなりきわどかったけどこの人が着ると嫌味が
ないなー。かわいいなぁ。そしてスタイルいいし。
ポール君は(ウォーカーの方)元々海の男、ってことは知ってたから
まぁあのくらいやるだろうなーと思ったけど、ジェシカも
殆どスタントなしで頑張ったみたい。凄いなぁ。
ポールと実生活でも友人なスコット・カーンも頑張ったみたいだし。
私にはこの役無理だわ(絶対オファーすらないけどさ)
あ、そうそう。ポール君が運転したシーンは
さながらワイルド・スピードでしたわね(笑)

サスペンスとしてはイマイチ。知り合いが全部悪役じゃねぇかよ。
キャラも少ないしね。無理してサスペンスに仕立てなくても
よかったのに。犯罪な映画だとやっぱり『ロック、ストック』
みたいに物凄い巧いまとめかたしないとだめだよね。
映像はいいのに一気にB級だもの。
監督さんは『ブルークラッシュ』の監督ですよね。
ご自身もダイバーだそうなので海を撮るのは得意なわけで
もうホント、もったいないかも。

まぁでもともかく海の美しさとジェシカのスタイルの
よさに感動デス。
海、あれなら潜ってもいいよなぁ。
ホントサメさえこなければ!
ついでに金塊も発見できれば。

--------------------------ここまで反転ゾーン-------------------
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ラベル:映画「あ」行
posted by minori at 23:59| Comment(6) | TrackBack(32) | 映画「あ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月20日

『ALWAYS 三丁目の夕日』 舞台挨拶付き。

昭和33年。考えてみれば東京タワーは333m.と聞いたことがある。
そうか。昭和33年に着工されたんですね。
まだ終戦からそう経ってない日本。「防空壕」とか「空襲」が
身近に残ってる。そして「集団就職」に「口減らし」か。
まだまだ貧しい日本だけど子どもたちはなんとなく今より元気な
気がするのは気のせいか。私はこの時代なんて想像もできないけど
ちょっぴり覗けた気がするそんな映画でした。


-ALWAYS 三丁目の夕日-夕日町のひみつ

ストーリーはまぁ確かにベタかもしれないけど、まぁいいか、って
思ってしまいました。感動させるぞ!みたいな意気込みは多少あるに
しても嫌味じゃない程度だったのでよかったです。
決して自分が前に出ない、つまりバリバリ働いちゃってる
お母さん、というよりは旦那をたてて影で守ってくれてるお母さんが
素敵な映画でした。一人は勿論、鈴木さんちのお母さん。
あんなツギアテにお金を忍ばせてくれる優しさがたまらないです。
薬師丸さんはハマり役でした。かわいいお母さんでした。
そしてもう一人はホントは哀しいのに娘に頑張ってもらうために
影に回ったロクちゃんのお母さん。でてこないけどいいお母さんだ。

淳之介と竜之介(あ、名前が親子みたい)の師弟関係もナイス。
パクるなよ、師匠!って感じなのに優しい淳之介がいじらしい。
万年筆をこっそりプレゼントして喜んでるチビを見て微笑むシーンが
よかったです。んが、やっぱりどうしても私は彼が苦手です。吉岡さん。
つーか、毛、多いよね…。
なんてことはどうでもいいですね。これから暮らしていけるかが
ちょっとだけ心配です。この二人。

さっきも書いたけどまだまだ貧しい生活。服もボロボロ。
竜之介が冬に着ていたセーター、うまい具合の毛玉に感動しました。
どっからもってきたんでしょうね。このセーター。

そう、セーターをはじめ、色んなグッズがなんだか博物館のような
映画でした。ちょっと前に食玩で懐かしグッズみたいなのがあって
それにテレビとかあったけどまさにそういうやつの本物!
凄いですねー。後で書きますが舞台挨拶で監督の山崎さんが
「コレクターに借りた」って言ってましたがなるほど凄いです。
それからCGとセットの東京の雰囲気もよかったです。
「姑獲鳥の夏」の時にも思いましたが私の中で昭和33年は
もうちょっと現代チックだと思ってましたが町並みも全然古いんですね。
東京も東京じゃないみたいです。

キャストはみんなよかったですよねぇ。あのちびっ子二人もかわいかった。
淳之介役はどっかでみたことあると思ったら「人にやさしく」に
出てました。ずーっと悩んでました(苦笑)見てる間中。
堀北さんはかわいいー。りんごほっぺがキュートです。
堤さんは同じような時代の京極堂よりずっとよかったですよ。うん。

さてさて。今回は試写会だったので舞台挨拶もついてまして、
(ただ地方につき、メインキャストはこない)
監督さんともたいまさこさんがいらっしゃってました。
もたいさんは実物小さくてとてもきれいな方でしたー。
そして思ったより少ない出番にびっくりです。大して役作り
してなかったんですよーなんていってましたが…確かにいらなかったかも。
でもオバちゃん役をやらせたら彼女の右に出る人はいないですね。
「バーバー吉野」も見事だったもんなぁ。

見たこともない時代を何となく懐かしく思えるそんな映画です。
ほのぼのした気分になれました。


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2005年09月21日

『大いなる休暇』 みんなでクリケット。

いいわ、この映画。ほのぼのと心がとっても温かくなりましたー。
ちょっと寒そうだけど温かい町もいい。
前評判がとってもよくてこちらにも遊びにきていただいている
かえるさんにもオススメしてもらっていたので、ホントは
映画禁止令が出ているのに(昨日付けの日記参照)
こっそり見に行ったかいがあったなぁ。

いやー、これヒューマンドラマなんだろうけど上質のコメディでも
あるよね。笑えたもん。村の人々の素朴さ、純朴なんだけど
都会の(少なくともココよりは都会)常識からはズレちゃってる
その感覚にも笑えました。
「あるわけねぇだろ、いくら田舎でも」とクリストファー君に
突っ込みたくなるときもありましたがこういうのもアリでしょう。

クリケット大作戦はかなり大笑いさせていただきました。
イヴァン、頭悪そうに見えるけどあの時の機転には恐れ入りました。
ワーワー喜んでる姿、サイコウです。一緒に「ワーー!」って
やりたいくらいでした(笑)
医者を誘致させるためにゃあ好きなものを探れ、最初に
トークをしてクリケット好きを見破った警官レアルにも感謝!
だわね。
それから盗聴作戦。「人としてどうよ」って感じだけど何となく
許せるのは何故だろう(笑)おばちゃん二人がかわいかったです。
とにかく色んなシーンで笑えるんだけど村人移動作戦もよかった。
いいなぁ。こんな一体になって何かできる町(笑)

嘘というのは時には必要なときもある。
だけどやっぱりほころぶ日はやってくる。傷ついた彼に
みんなの嘘は痛かったけど、それでも町長ジェルマンの
率直で、くどくどしていない謝罪と言い訳はすっきりしてて
好感がもてたよね。最後には「嘘」のない正直な気持ちも
伝えたし(ハハハ、やっぱイヤだよね。クリケット)
最初は「口の臭そうなオヤジだなぁ」とか「一癖も二癖もあって
とっつきにくそうだなぁ」と思ってたジェルマンの株が一気に
上昇しましたわ(笑)
ジェルマンとイヴァン、そしてアンリのコンビネーションもグウ。
つーか人んちに夜中…あはは、いいね、のんびりしてて。

町の配色とかもとってもきれいで一度行ってみたいなぁとまで
思っちゃいました。そして音楽もよかったなぁ。
映画の空気っていうか全てにおいて漂っている雰囲気に
惚れました。

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ぽちっとプリーズ。

★★★★★ 隠れた秀作!
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2005年08月29日

『奥さまは魔女』 いいね、魔女。

もしも奥さまが魔女だったら…それは便利だなぁ。
料理も掃除もあっという間に終わっちゃう。
だけどだんなさまが魔女、違う、魔法使いだったらなんだか
あまり自分にとって得がなさそうな気がするのはどうしてか。

奥さまは魔女 1st Season DVD-BOX
奥さまは魔女 1st Season DVD-BOX



まぁともかく、見てきました。奥さまは魔女。
テレビシリーズだったリメイク前のやつは勿論みたことが
ありません。アメリカのこういうのって記憶があるのは
かろうじて「アーノルド坊や」くらいだからね、私は。
というわけで初めてみたわけなんですけど。
ニコールはやっぱりとってもキレイでした。
あの鼻動かすの、凄いです。目もすごかったけど。
にしてもどっちかっていうとクールなイメージの
ニコールがぴょんぴょんはねたりしてかわいかったなぁ。
いつも「キレイだ」と思うニコール・キッドマンが
かわいいなぁと思えたのはこれと「バースディ・ガール」かな。

そしてダーリン役。コイツの役、おいしいですよね。
テレビ版では陰が薄くて途中で交代してもわかんなかった!
とか嘆くシーンがありましたが今回はほぼ出ずっぱりな
感じでした。この人、ウィル・ファレル?さんってあまり
映画で見たことないような…ってもしかしてオースティンに
出てたあのデカイ人?ってそのくらいしか思い出せないけど。
パッとしないですよね。ちょっと太らせたニコラス・ケイジ
みたいなところはあるけど。
オーバーリアクションがナイスでした。

脇役陣もマイケル・ケインくらいしか知らなかったけど
でもなかなかよかったです。
って結局あのアイリス(お母さん役)が魔女ってのは
わかるけどあのリッチーもそうなの?そんなコメント
ありませんでした?
よくわかんないけど。
ってかラストが他の人を一切排除した二人だけのエンディング
でしたね。父さんがどうなった、とか色々出てくるかと
思ったけど。
ま、いっか。

ともかく、単純だし深みはなかったけどでも面白かったです。はい。
猫と犬がかわいかったなぁ。犬、あんな凄い肉もらえるのかな。
いいなぁ。
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ぽちっとプリーズ。

★★★☆☆可もなく不可もなく
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2005年08月14日

『いかレスラー』 いかたこしゃこって…。

友人から借りたDVD。一昨日疲れているところ、見ようか悩んでいたら
友人umaちゃんに「疲れてるならさっさと寝たほうがいいよ。いかはやめて」
といわれその通りにした。で、今日見たんだけど確かにあのときこれを
見てたらきっと次の日辛かっただろう。

いかレスラー
いかレスラー


元々、『えびボクサー』にインスパイアされたんですよね?これ?
違うの?
ともかく、あの作品自体「笑いと感動」を狙ったためにビミョウだったのに
それの二番煎じじゃちと痛い(イギリス人、笑いなら笑いに徹すりゃよかった
んだよ。変に感動を狙うから…)。

とにかく見た瞬間、演技へタッ!歌へタッ!
みたいな感じでした。
それよりもまずなんだか気持ち悪いんだかかわいいんだか
わからない感じだし。どーなの?あれ?
イカになってるときはあくまで被り物じゃなくって
身体がいかになってるってことなの?
よくわからねぇ。わからねぇところがこの映画の
いいところだと思うんだが。

そして何より、女。
あんた…人としてサイアクじゃないか。かわいい顔しながら酷いこと
をする女だ。とほほすぎてなんといっていいやら、って感じ。
だってあの田口とちゃんと別れたわけじゃないじゃん?
あんなカンタンに捨てて…。

というか、最初に田口の視点で始めてしまったことが
まず間違いだったんだよね。最初からイカの視点でやりゃあよかった。
だからあの女はモトイカの女でもタコと付き合ってるんだ、
今はタコに夢中なんだ、と思ってしまうんですよ。
最初っからイカの視点でやりゃあ変にタコに思いいれも
残さないだろうに。

つーかそしてタコで終りだと思ってたら…しゃこですか。
もうなんて言っていいのやら。
そしてあの結末…ちょっと脱力した。
映画ってけなしたくないんだけどね。一生懸命作ってるんだし。
だけどもうちょっと演技が巧くないと学芸会になっちゃうよー。

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ぽちっとプリーズ。
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2005年07月30日

『宇宙戦争』 トムさまに思うこと。

お友達のムーさんからチケットを頂いたので
『宇宙戦争』を見てきました。友人たちは口を揃えて
「お金をかけたB級」だとか色々言ってたのでちょっとフクザツな
気分。umaちゃんも「やめな」とまで言ってたし。
「新人を見に行く」という理由で(ジャスティン君)見ましたよ。
かわいかった(笑)けどね。

さて。
トムさま。
トムさんってさ、もうどういう映画に出ても「トム・クルーズ」
なんですよねぇ。何となく私の中でいい人の役作りって感じ。
だから今回は労働者で家庭を顧みない男、娘が褒めて欲しくって
一緒にいるときにしきりにメダルをいじってることにすら気付かない
ような男、ってな役割だったじゃないですか?でも家族を守るために
頑張った、っていう。そして実際彼は人としてやっちゃいけないような
行動とかを取るんだけど、見てるこっちとしては
「どうせトムちんやってないでしょ」みたいな感じがする。
イメージを壊したくないのかな。そうじゃなきゃ私はあのシーンは
リアルに撮るよ。泣きながら仕方ないんだぁ!!なんて叫ばせてね。
キレイなイメージって崩せないんだなぁと思いました。ツクヅク。

キムタクさんもそうですけどキャラクターのせいで役柄が限定されちゃう
俳優って勿体無い気がします。彼もいつも似たようなタイプですからね。
多分事務所側の希望でしょうけど。私が同じようにオトコマエで俳優だったら
そういうのってイヤだから敢えてインディペンデントな映画に
出たりしよう!って思うと思う(どうかな)。

話逸れてますが、ともかくなんだか中途半端でした。
そしてね、ラストもね、絶対大丈夫なんだろう、ってわかっていても
「え?」
みたいな驚きありましたね。そんな…都合のいいことってあるんだろうか…
みたいな。ある意味驚愕なラストです。

最初はいいんだよなぁ。
最初のね、カミナリ落ちるところとか、「すげぇよ、見てみろよ」なんていう
馬鹿なオヤジな感じとか、結構恐ろしいじゃないですか。
でもそこまでだった…残念。

だけど、映画を否定する前にまず考えたいこと。
このオリジナルって1897年に考えられたことを知っておきたいです。
日清戦争の後あたりですよ。そう考えると凄いですよね。
前に映画化されたタイムマシンもそうでした。
あの時代に宇宙人っていうイメージができたH.G.ウェルズって
凄いなぁと思います。だから今みりゃあの宇宙人も「また…こんなヤツかよ…」
みたいな感じになっちゃいますがあの頃なんてイメージすら
沸かなかっただろうなぁ。

だからあくまでオリジナルには敬意を払いたいと思います…。
で、こっち。
うーん。あまり新しいところがない、というかあくまで監督は
オマージュがどうとか言ってるから微妙だけど。

ってかまず子どもたちも誰も彼も自分勝手。
ガキ、わめくな!と私はみぞおちに一発食らわせたいです。
ちょっとダマってて、みたいな(親になれない…なぁ)
息子にも「勝手にしろ」と言いそう。
(何故に息子はあんな暴走をするのか)
なんだかなぁ、と思ってしまいました。
ダコタちゃんは「私って上手よね」っていうオーラが
出てるよね。や、巧いと思うんだけど。
却って最初っからやなヤツだった「アップタウン・ガールズ」みたいな
キャラのが似合うかも。でもお兄ちゃんとパパに守ってもらって
いい役だったな。今回。年々付き合う女性の年齢が下がっている
トムちん、次はダコタちゃんじゃないだろうね。

でもやっぱりトムちんだよなぁ。トムちん。
最近ビミョウな言動とかが目立つらしいけど。
ちょっと心配になってきた。どういう役やりゃあいいんでしょうね。
ひげと髪伸ばして太ってジャンキーとかいうのがいいかもね。(←勝手)

そういえば予告編のピーター・ジャクソンにびっくりした。
やせたとは聞いていたが…病気?心配…。

宇宙戦争
H・G・ウェルズ 小田 麻紀
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ぽちっとしてくださいませ。
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2005年07月23日

『アイランド』

試写会で見てきました。
映画が始まる前に外で警備員さんたちが打ち合わせをしており
ました。なんだかものものしい。荷物検査もあるみたいだし。
どういうことだろう?

誰かくるのかな?

なんて友達といってたんですけど、何のことはない、
ただの警備員でした。配給会社が映画を守るために
やっていたのでしょうかね。
でも公開って明日ですよね…。
お友達のカル〜★さんにメールで聞いたところ、
どこでも同じなんだそうで。
映画の間中も警備員さんが立ってるんですよねぇ。
大変ですよね。ご苦労様でした。
静かに座って映画を鑑賞している人を見るってのは…
大変だと思います。

で、映画についてですが…。

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2005年07月19日

『姑獲鳥の夏』

「絶対、ビミョウだよね」と思ってた『姑獲鳥の夏』。
でもやっぱり気になってしょうがないので見てきました。

目晦まし。

目晦ましをされた感じがしました。
あのワールドを表現するには確かにああいう感じに
なるだろうなぁ。作ったサイドとしても
完璧にするのは無理だ、とわかっていた
みたいですし。
だからそういう意味では頑張った。

でも映像で誤魔化された気がしないでもないです。
謎解きとしては「うーん」。仕方ないか。

それからキャスト。
京極堂。彼はまぁいいかなぁ。他に誰ってのも思いつかないし。
にしてもよく覚えましたよね、あの台詞。
本とかだともっと凄いけどそれにしても対する関口が
台詞がないもんだからきっと堤さんは辛かったでしょうね。

関口。ああ、カッコよすぎるよ、と思ったけどあまりカッコよく
なかったからヨシとしよう(それってどうだ?)
もっとモサっとしたキャストで来ると思ったから意外。

木場修。違う…根本的に違う。もっとでかくていかつい感じ。
かといって誰、っていわれると困る。

榎木津。…。阿部ちゃんは好きだけど榎木津じゃない。
エノさんはもっとエキセントリックだ。(このことは後で)

敦子。…中善寺敦子さんはよかった。田中さんかわいかった。

和寅。…和寅は「えなり君」か「荒川さん」だろう。これは
予想していなかっただけに(キャスト見てなかった)完璧。
むふふー。笑っちゃった。

レギュラーはこんな感じか。ゆきえさんが篠原さんでしたね。
美人さんでビックリ。

キャストはこんな感じ。久遠寺家は問題なし。原田さんが
よかったです。そしていしだあゆみ。怪演だったわ。
ビクッとしてる人いたし(笑)

よかったのは雰囲気。
雰囲気は見事。眩暈坂。この雰囲気が私は小説でとっても
愛している部分です。それが想像とは全然ちがった!!!
そりゃそうだよ、私はその時代には生きてないからね。
だからどっちかっていうと今のイメージだったのかも。
もうちょっとワイドで下はアスファルトだと思ってたよ、勝手に。
でも当たり前に昭和27年。舗装はされてないか。
そっか、あの壁のせいでやけに眩暈がしちゃうんだね。

最初のスチール写真みたいなヤツがよかった。
雰囲気が随分出てたもん。家とか。
あれって実際の写真ですよね?
でももっと汚いイメージだったなぁ。全体的に。
だからもうちょっとアングラ的な要素を出しても
よかったのかなぁと勝手に思いました。
でも京極堂の居間とかね、思ったとおり。
私のイメージの間取りとは違ったのが薔薇十字探偵社。
単に読み込んでないだけでしょうが。

紙芝居屋さんは水木しげるさんのことなんですね。
ってか京極先生出てたんですよね。どこ?

そうそう、個人的に大好きな榎木津礼二郎。
彼はエキセントリックで手に負える人じゃありません。
でも今回の演出じゃ彼は普通に見えました。
私はもっと西洋系の顔立ちだと思ってたし
もっと訳わからない感じが欲しかったな。
ある意味和寅のが変だったもんね(笑)
阿部さんは頑張ったけど何かが違うかもー。
多分ここ論争になっちゃいそうですね。
原作ファンとかの。

実はシリーズの中で私はこの本、あまり印象にないです。
一番好きなのが『鉄鼠の檻』。次が『宴』二作です。
これ、続くのでしょうかね〜。


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ラベル:映画「あ」行
posted by minori at 00:24| Comment(6) | TrackBack(17) | 映画「あ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月16日

『エージェント・コーディ ミッション in London』

待ってました!の「エージェント・コーディ」の続編。
私はこれの前作が大好きです。

エージェント・コーディ ミッション in LONDON 特別編


ちょっと冴えない高校生がなんと実は有能なCIAのスパイ!
だけど苦手なのが女の子…。

そんな前作を思いっきり引きずった今回。
なので前作を見てないとさっぱりよくわからないだろうし
面白くないと思います。

そうですねー、前作ほどの勢いがなかったものの
なかなか面白かったです。
でもね、やっぱりどっちか選べといわれたら
明らかに前作ですわね。

今回は実は自分の指導役が敵で彼を追ってロンドンまで
行くっていうお話しです。
前回苦手なものは女の子、今回は音楽(楽器)でした。
だけどそこらへんはイマイチインパクト薄いですね。

ヒラリー・ダフは出てないんですねぇ。残念。
今回は相棒がナイスでした。
あ!そうそう!
舞台がロンドンなだけにロンドンの見所が満載!ってな
感じだったんだけど、あの道具屋がいた場所は
ロンドン・ダンジョンです。
私いったんですよね、ここ!友達は具合悪くなったみたい
だけど。最後にちょっとしたアトラクションがあって
それがカリブの海賊みたいな船なんですわ。
その途中にきっと基地があったんでしょうね。

england.jpg

この写真は別の場所でとったやつですが、
「テンベルズ」切り裂きジャックの被害者が最後によった
パブのランプだす。

あ、それはそうと。映画映画。
アクションも前回より少ないかもなぁ。
でも今回徹底してコーディはカッコいいんだよなぁ。
カッコ悪いところを含めて前のが面白かった。
ちょこっと残念。でも面白いよ。

ぽちっとな。
押してくださいな ココbanner_03.gif を。
posted by minori at 22:14| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画「あ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月15日

『ウィンブルドン』

オープニングが秀逸でした。
テニスってみんなとにかく首が痛くなるほど首動かしますよね。
それを巧く利用したオープニングクレジット、よかったです。
軽快なボールの音とともに左右にクレジットが表示されるんです。
これはうまいなーと思いました。

巧いなーと思ったのはまぁここくらいか。
あとは可も無く不可もなくって感じだったかな。
悪くはなかったです。むしろ気を抜いて見れるから好きです。
かといってランキングに残るか、というとそうではなく。
そういう意味では残った「50回目のファースト・キス」は
どこがよかったのでしょうね。まぁこれはそっちの
感想で言及するにして。

家族との絡みはなかなかよかったですけど、私としては
もっと周りの人間、例えば友人のディーターとかを
色濃く出して欲しかったかなーという気がしないでもないです。
あとあの携帯ならしちゃったおっさんとかね。関係が
よくつかめなかった。(前のスポンサーなんだよね?)

ディーター、今回唯一興味持った人ですが、彼よいですね。
オトコマエでした。見てたらなんと「キングダム・オブ・ヘブン」
に出てたんだって!?
へぇ、知らなかった。

問題点としてはキキ(リジーですね)
が前から彼に興味を持ってるって言ってたけど
なんだかとってつけたような感じがしたし、全体的に強引。
彼のキャラとして夜中忍び込むようなタイプかなーってのも。
(逆ならありえそう。笑)
でもその反面彼女が友達を作らないっていう
キャラ設定は納得する。結局はみんなライバル。
そういう人いるよね。

ポール・ベタニーはやっぱりいいですね。
彼は好き。テニスの試合の最中にココロの中で葛藤している
台詞とかがよかったです。リアルで。
ボールをくれる少年を心配する心遣いも彼の人柄を
表現していましたが、彼は一癖ある役もいいけど
こういう素直にいい人の役もいけるじゃん、と
今回思いました。

そして私、ちょっとテニスやってみたくなった(影響
受けやすいんで。笑)

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posted by minori at 20:50| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画「あ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月02日

『いらっしゃいませ、患者さま』こんな病院…

たった今試写会にて見てまいりました。
『いらっしゃいませ、患者さま』

渡部さんは「コメディ初主演」って言われてて
私としては意外だったんですがそうなんですかね?
助演、はしてても主役がないってことなのかな。
だってゼブラーマンでてたのにね。

で、内容なんですが、
うーん、面白いけど予告編で面白いところ
全部やっちゃったよね、という感が拭えません(苦笑)
ま、笑えることは笑えるんですけどね。

でもこれって明らかに「男性本位」で作られてる。
女子からしてみれば全然魅力的でもないもんなぁ。
せいぜいクスリの特急券くらいかな。
ナース指名する気もないしさ、安定を買って
渡辺えり子指名しちゃうよ。

ただ、それが「イケメン医師」にすればいいじゃん、
といわれてもそれはそれでちょっとビミョウ。
だって…ねぇ。病院は具合悪いときにいくから
すっぴんだったりするし。みっともない
状態の時もあるし。
前、親知らず抜いたときのお医者さん、割と
オトコマエだったけどイヤだったもの。
あんな歯のねぇ。みっともない。

というわけで「医師指名制」は却下。
じゃああと何ができるんだろうね。
やっぱり病院じゃ無理だよね。
とにかく「特急券」のみ欲しいってくらい。

最後の手術のシーンに関しては
ブラック・ジャックを人生の師と仰ぐ私としては
「ここでは私に従ってもらおう」ってな感じで
あの人たちを一喝してもらいたかったわ。

ま、あとはちゃんと感想かきます。
最後に「ホントに病院の待ち時間。
どうにかならないですかねぇ。」

とりあえず今日はこんなところ。


posted by minori at 22:41| Comment(0) | TrackBack(4) | 映画「あ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月30日

インタープリター。

今日はニコールとショーン・ペンの
「ザ・インタープリター」を見てきました。
何となく重そうな「ミリオンダラー・ベイビー」と
眠そうな「クローサー」を避けてこれにしたんですけど
割と・白かったデス。

ニコール、美しいですねぇ。もうあの黒いパンツスーツ
カッコよすぎ。羨ましい。背も高いしね。

ストーリーも「秘密」が多い登場人物だけに
水・下でいかに動いているか、というストーリーの
持ってき方がよかったですね。
もうちょっと信用してしゃべればいいのに、
とか色臓思っちゃうんだけど、みんな抱えてるものは
重かったですね。

まぁ詳しい感想はレビューにて。

最近はちょこちょこ映画見てるんですがまだ
レビューできないものがあったり。
「go」(かえるさん、見ましたよ!)
「アイス・エイジ」(キャラはかわいくないけど・白かった)
「華麗なるギャッツビー」(賊語の本が読めずに先に映画をみた)
「デンジャラス・ビューティー2」(うん、・白かった)
「散歩する惑星」(シュールだ…)
「スーパー8」(ウンザ・ウンザ)
「コンフィデンス」(ふ、ふーん)

とりあえずこんなもんかしら。


posted by minori at 18:33| Comment(4) | TrackBack(16) | 映画「あ」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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