雪道を行くスキーの音が静かに聞こえる世界でした。
ぽちっとプリーズ。
Away from Her

テクノラティプロフィール
サラ・ポーリーが監督として選んだ最初の作品はアリス・マンローの短編小説
「クマが山を越えてきた」。初監督とは思えないほどのクリアなビジョンに
驚かされました。そして若い彼女が選んだのが結構渋いテーマですよね。
アルツハイマーにかかった60代の妻とその夫を描いたストーリー。
二人を静かに見守るような優しくて雪深くて静かな映画。
だけど結構奥深いところには哀しさも残るんだなぁ。
わたくしごとですが、うちのジイさんがボケています。
結構大変です。何言ってるかわからないし、粗相はするし。
バアさんはその世話に苦労していますが、バアさん自身も90歳。
(ちなみにジイサン94)バアさん自身も介護が必要です。
ここまでくるとこの映画で感じた悲哀は感じなくなるのが
フシギです。まぁ90過ぎてボケるってのはもう当たり前のような
ものなのかなぁ。今までボケなかっただけ見事だよ。
ジイさんはもう私もわからないし、介護している母のことも
わからない。勿論妻のことも「知らない人がいる」といったり
してたり。バアさんももともとすっとぼけた人だから(そして耳悪いから)
そういわれていることに気付いているんだかいないんだか。
でもまぁもうホントじいちゃんは危険な状況にあるので、
時々意識がハッキリしたり(つまり記憶もハッキリ)したりして
あがいているのがわかるので哀しいんですけどね。
とまぁ目の前でしょっちゅう見ているこの現象ですが、
やっぱり60代でアルツハイマーはショック大きいだろうなぁ。
目の前の人が自分を認識してくれない辛さ。
ジュリー・クリスティはこれでオスカーにノミネートされていますが
勿論彼女もよかったけど、私は旦那さんをやったゴードン・ピンセントも
お見事だったと思いましたよ。静かだけど過去に過ちをもつやましさも
ある。面会に行く日はまるで初めてのデートのようだったし、
ラストで彼女にしてやれることをしてやろうという姿勢はホントに
人を大事に思ってるんだな、というのが伝わってくる。
どうしてオーブリー(カタカナで書くとヘンだな。これでいいのかな)
の妻に会いにいったのか、実際のところ彼にもよくわからなかった
んだろうね。そこらへんの心理がイマイチよくわからないけど、
ああやって夫をほったらかしにして、うちの妻に面倒みてもらって、
あんたは何してるんだ!って思ったのかなぁ。
何か切ないなぁ。どっちも大変なんだよねぇ。
介護ってやってみないとわからないんですよ。
うちも今家族でそれを痛感している状況です。犬も介護だし…。
でも若いうちは絶対辛い。私は大好きな人がこんななっていったら
泣くに泣けないよな、絶対。
それだけにラストの皮肉がなんともいえません。
皮肉って訳ではないんだけどね。でもこういうことってあると思うなー。
だけどかわいい奥さんだし(あの年でね、あんなにかわいいって思える
人って凄いなー)、自分は過去に後ろめたいこともあるし、
やっぱり放っておけないんだよね。
とにかくいそいそと通う姿や、会話や、静かな町なんかが
印象的な映画でした。でもやっぱり考えちゃうのです。
★★★★☆ 静かだけど深い。































この映画、英語でご覧になったいうことは海外で?
それとも輸入DVDでしょうか。
ぼくは映画は青春を扱ったモノが好きなのですが、
この映画は忘れられません。
あのラスト。
サラ・ポーリーはただものじゃないと思いました。
こんにちわー。
返事が遅れてしまってごめんなさいー。
これはDVDを友達に借りたのです。
深い映画だったので英語鑑賞はちと厳しかったですが、もともと本を読んだことがあったので(遠い昔で記憶は程遠く)よかったですけど…。
ホントあのラストは「むうううー」と唸らせる感じでしたよね。忘れられません。ホント、サラ・ポーリー、タダモノじゃないっす。
おじゃましました。
またよらせてください。