2005年09月10日

『ラインの虜囚』&『神様ゲーム』

今日は本のレビュー。今日の二冊はともに
「ミステリーランド」という創元社のシリーズです。
公式サイトはこちら

本の復権(ルネッサンス)を願い、かつて子どもだった大人と
少年少女のために刊行。全巻書き下ろしで3ヶ月ごとに配本予定。
というシリーズです。既刊については全然レビューを書いていませんが
ほぼ読んでいますのでまたの機会にでもレビューします。
このシリーズをやろうとしている作家さんたちはミステリ界でも
色々なジャンルの方がいらして、本格やら理系ミステリの人もいれば
メタミステリやらちょっと一風変わった作風の方も。
今回の麻耶さんなんかもちょっと変わってますよね。
さてさて。

ラインの虜囚
田中 芳樹
4062705753


田中芳樹さんの『ラインの虜囚』。実は田中芳樹さんは読んだこと
なかったです、今まで。彼はどっちかっていうと…
SFだったりファンタジーだったりする感じだったので。

でも今回のこの本はワクワクして面白かったぞ!
歴史上の人物が出てくるやつって私はなかなか好きですね。しかも
時代が古いのでその雰囲気も堪能できるし。
(ちなみに映画だと中世モノが好きな私)
デュマは有名ですから「おお、岩窟王の!」と思い出せましたが
海賊王ラフィットは知りませんでした。本を探して今度勉強しておきます。
もう一人の剣士はそういえば遠い昔、とある有名な作家が
書いた彼の本を読んだことがありました。ああ、あの方でしたか。

内容も面白かったです。やっぱり子ども向けで軽くて薄いけど
それでも楽しめました。ちゃんとミステリしてるんですよね。
1時間かからないで読めるのでちょっとした冒険をしたって感じで
時間を過ごせると思います。

神様ゲーム
麻耶 雄嵩
4062705761


次は麻耶 雄嵩さんの『神様ゲーム』。

こっちはいきなり大人向けですね。子どもが読んだらちょっと
強烈な印象を残してトラウマになりそうです(笑)
さすが麻耶さん。あくまで自分のテイストを貫きましたね。
爽やかにかいてるようで実はドッロドロしたものが漂っている
感じです。私は嫌いじゃないですが子どもの頃には読みたくないですね。
やっぱり子どもにとっては『ラインの虜囚』のような冒険活劇のが
ワクワクするのです。私は未だにそういう傾向があるようです。
冒険活劇は映画でも大好きです。逆に重いどろどろ系は未だに
敬遠するフシがあるみたいです(笑)

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ぽちっとプリーズ。
posted by minori at 20:17| Comment(2) | TrackBack(3) | 読んだ本など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。TB&コメントありがとうございます♪

私も田中芳樹さんの作品はSFやFTしか読んだことがなくて、
西洋時代劇ものまでこんなに素敵に書かれちゃうなんて!と驚きました。
子供にも安心して読ませられるし、「ミステリーランド」の王道行ってますよね。

それに反して麻耶雄嵩作品は、、、。
信者には受けそうですが、子供に読ませたらトラウマになりそうな作品でしたね(苦笑)。
ま、私も信者なので、楽しく読みましたけど(笑)。

ミステリーランド、ほぼ読んでらっしゃるとのこと。
私も全点読破を目指しておりますので、お仲間ですね!
ぜひともレヴューを拝見させてくださいませ。
楽しみにしております。

ではでは。またお邪魔しますね♪
Posted by 七生子 at 2005年09月12日 11:34
七生子さん、こんばんわー。
わざわざコメントありがとうございます。
TBもどうもですっ!

そうそう、やっぱり田中さんの
作品ってそういうイメージですよね。
できればもっと分厚い本で
あってほしかったですよね(笑)

麻耶さんのは…もうしょうがない
っすね、って感じで(笑)
そういう意味で島田荘司さんの
作品なんてもっと強烈だったかも。

そうそう、ほぼ読んでます。
多分はやみねかおるさんのだけが
見てないものだとおもいます。
明後日にでも持ち帰ってこようかと
思ってますよ(笑)

ではではこちらこそよろしくお願い
します。またお伺いしますね!
Posted by minori at 2005年09月12日 21:38
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