2005年08月01日

『DEAR フランキー』 お父さんって何だろう。

今日は映画の日だったってこと、忘れてた。いつも千円で見てるので
結構忘れがち。ともかく、早起きして足を伸ばして『DEAR フランキー』を
見てきました。

『リジーは年老いた母と息子フランキーを連れて夫から逃げた。
夫の暴力でフランキーは耳が聞こえなくなった。
そんなことを知らずにフランキーは9歳になり、父親への想いをつのらせる。
そんな息子に彼女は作り話で父親のことを語る…。』


女性の監督さんなんですね。女性らしい視点、母からの温かい視線が
なんとも言えない映画でした。多分女性の視点だから
本物じゃないけど男親にしかできないことを目の当たりにして
戸惑う、そういう感じが映画に出てきて見てる人たちも
そう思ってしまうんでしょうね。多分女性なら特に。

フランキーのいじらしさがなんとも言えない。最後の手紙には
ちょっとびっくりしました。子どもっていつの間にか大人になっているし、
でもやっぱり子どもなりに悩んでいて、なんともいえないですね。
ジェラルド・バトラーが演じる偽パパに心を開いて、頑なに
しゃべろうとしなかった子が声を出す様にはぐっときました。
いじらしくてかわいいぞー。利口な子だしね、この子。

にしてもお母さんって、子どもを守ろうとするためには
何でもするんだなぁ。お母さんって凄いなぁ。
確かに嘘をつくのはビミョウだけどあっていい嘘、もあると思う。
悪意がないからね。傷つくのは自分だけでいい、という
母の毅然とした態度はよかったなぁ。そしてその娘を守ろうとする
ばあちゃんもナイス。

お父さん役を引き受けた名もわかならい偽パパも心の優しい人で
よかったよなぁ。お母さん、男漁りのようなまねでどんなヤツが
ひっかかるんだ?と最初不安になったけど、彼でよかったね。
石を探してくれたり、男親らしい意見なんかも言っててこの三人が
家族だったらいいのにね、と私が思いました(笑)

前に『バッド・サンタ』の時も思ったけど子どもが一生懸命作った
ものっていいよね。絵もそうだし、今回の「あれ」もよかった。
嬉しいと思う。あれはね。

そうそう、舞台はスコットランド。最初に言葉を聞いたときは
(特にフランキー役のジャック君)さっぱり理解できず(苦笑)
段々慣れてきたらわかったけどやっぱりこっちは独特のアクセントですね。

イギリス映画らしい終り方、好感が持てました。あれがハリウッドなら
もっと大団円になったでしょうね。音楽もなかなかよかったし、
お母さん役の方もかわいらしかったです。
全体的に音の少ない(間が多いというか)この映画、わざと
フランキーの難聴にあわせたような、でも全然イヤじゃない
つくりがよかったなーと思いました。静かで。


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ぽちっとしてくださいませ。
posted by minori at 18:44| Comment(10) | TrackBack(19) | 映画「た」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
minoriさん、私からもTBさせていただきました。

>子どもっていつの間にか大人になっているし、でもやっぱり子どもなりに悩んでいて、なんともいえないですね

私は、この描き方がいまひとつ納得できないんですけれど、みなさんの感想を拝見していると、そういう風にとらえられるんですね。
DVDで、またじっくり見てみたいと思っています。

>この三人が家族だったらいいのにね、と私が思いました(笑)

私も同感です。「お似合いの家族」(笑)でしたね。

Posted by ミント at 2005年08月01日 19:55
ミントさん、TB&コメント
ありがとうございますー。

そうそう、確かになんだか急だった
気がします、私も。
もうちょっと時間かければよかった
ような気がしないでもないです、
確かに!
お似合いの家族でしたよねぇ。
ハタからみたら絶対そう思うと思います。

是非是非また遊びにきてくださいねー。
お待ちしております。
Posted by minori at 2005年08月01日 20:39
フランキーが魚好きだったのがよかったわ。
いや、見る魚の方ね。
フィッシュ&チップス、魚抜きってアリ?

ハリウッドだったら、カップル誕生してましたね。
Posted by かえる at 2005年08月02日 01:09
コメント&TBありがとうございました。
こちらからもさせていただきますね。

素朴な感じでイギリスらしい映画でしたね。
子を思う母の気持ちや母親を思う子供の気持ち。心が温かくなりました。
Posted by ponkichi at 2005年08月02日 23:20
■かえるさん。

そうそう、フィッシュ&チップス
じゃなくてチップスじゃねぇかよ!
って感じでしたもんね。アリなんだ。
じゃあ頼もうかな(とほほ)

絶対カップル誕生ですよ。
ばあちゃんにもいい人ができたかも
しれないもん!
Posted by minori at 2005年08月03日 10:03
■ponkichiさん。

コメント&TBありがとうございます〜。
お母さんが息子をとられちゃうんじゃ?
っていう不安も伝わってきたし
とっても温かい映画でしたよねぇ。
またこういう映画が見たいです。
Posted by minori at 2005年08月03日 10:04
こんばんは。
フランキーは、いつから知っていたのかな・・・と言う疑問が残りましたが、人々のやさしさが心に沁みる映画でした。
TBさせていただきました〜
Posted by カオリ at 2006年11月26日 00:45
■カオリさん。

こんにちわ。コメント&TBありがとうございます!
ちょっと前に見た映画なので
私の記憶が怪しいですが(笑)
ともかくそれぞれのやさしさがうまく
調和していて見ててほんわかな気分になれ
ましたよねぇ。
Posted by minori at 2006年11月27日 10:44
こんばんは!
静かで優しい・・いい映画でしたね〜
私もラストの雰囲気が好きでした。
『あれがハリウッドならもっと大団円になったでしょうね』だと思います!!(笑)
母子もおばあちゃんもバトラーも良かったですが、バトラーを紹介したマリーさんもいい人でしたね。
余計なことを言わずに人に優しく出来るなんて・・・理想です♪
Posted by 由香 at 2008年02月18日 21:04
■由香さん。

こんばんわー。返事がホントに遅れてごめんなさいー。

静かで優しい、ホントそういう感じの映画ですよね。イギリスらしい、というか、シンプルな映画だけど主人公をはじめ、周りの人がほんといい人たちだったのでほんわかしましたよー。
ですね、静かに見守る、という感じでもあった友人もナイスでしたー。
Posted by minori at 2008年02月27日 20:41
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