2007年09月02日

『パフューム ある人殺しの物語』Perfume:The story of a murderer

表現しにくいニオイを伝える視覚効果バツグン。

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ぽちっとプリーズ。

パフューム スタンダード・エディション
パフューム スタンダード・エディション


ラストのあのシーンが話題になっているみたいだけど
まぁそれはいいとして、嫌いじゃなかったこの作品。
基本的に中世ものは好きー。だけど今回はかなり臭かった。
オープニングが秀逸。ニオイというのは形に表しにくい
ものだけどあの魚市場の臭さったら思わず鼻をつまみたく
なるくらいの匂いが漂ってきた気分になる。

主人公は同情に値する境遇の持ち主。悪いことしてるけど
誰も彼に愛情を与えなかったし、何がいいか悪いかを教わる
ことすらなかったんだから…ま、悪いことは悪いけど。
彼の愛情表現はゆがんでいたけど、才能はありえない。
お前は犬か!ってかうちの犬より凄いぞ!くらいの嗅覚。
実際いるのかしらね、人間絞ってもいいにおいなんて
しなさそうなんだけど。いくら美人でも臭かったら臭い。

脇を固める二人の名優がナイス。予備知識なしでみたから
まさかあの二人が出てるとはおもいませんでした。
ダスティン・ホフマンは厚塗りでしたな。冗談かと
思っちゃいました。アラン・リックマンは声ですぐに
わかりますがちょっとぽっちゃりした気がしました。
気のせい?
ダスティン・ホフマンが住んでいたところは、まるで
フローレンス、フィレンツェのヴェッキオ橋みたいでしたよね。
あの雰囲気もよかったぞー。

それにしてもこんなびっくり人間みたいな人がいたのかな。
遠くのニオイまで嗅いでしまうなんて…。
後ろにいたときなんてジョジョの奇妙な冒険のスタンド
みたいで怖かったもーん。ゴゴゴゴゴッっていう効果音を
入れたかったシーンです。怖かったけどサイコウによかった。
そして彼、ちょっと瑛太に
似てる、と思ったのは私だけでしょうか。

中世の臭いったらとにかく凄かったらしいですね、特にパリ。
あの孤児院で子どもたちがせめぎあって寝てるシーンが
ありましたが、オトナでも病院とかだとすごくギュウギュウ
身動きとれないくらいになっていたそうです。
そういう劣悪な状況がペストや天然痘をもたらしたのでしょう。
よくもまぁあの中で生きていけた、と思っちゃいますよ。
最近こんな本読みました↓

排出する都市パリ―泥・ごみ・汚臭と疫病の時代
排出する都市パリ―泥・ごみ・汚臭と疫病の時代


訳がうまくないのかイマイチ事実を羅列してる教科書みたいな本でしたが
興味深かったことは認めます。

ともかく、
中世ヨーロッパは個人的に大好きです。
なのでこうやって映像になるとワクワクします。
こういう作品がもっと観たいようー。

★★★★☆ 雰囲気パーフェクト
posted by minori at 20:34| Comment(5) | TrackBack(7) | 映画「は」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。トラコメ有難う〜♪
キューカンバーのテンプレートが涼しげでステキですよ! 写真はもう怖くて使えませんよね・・ブツブツ。

おお〜 これ、いよいよDVDになるんですね!!
中世のヨーロッパの不潔な感じが良く出ていましたよねー(笑) ジョニデの「リバティーン」も強烈でしたけど( ̄ロ ̄;)
そういえば、瑛太に似てますね!(笑)
なかなか個性的な俳優さんですよねー 彼。
Posted by マダムS at 2007年09月02日 21:56
■マダムSさま。

こんばんわー。コメントありがとうございます!
写真はせっかく自分の写真を審査通したのに。一ヶ月もかかったのに、とがっくりです。とほほ。

これ、そろそろDVDですね。私は観っぱなしでほったらかしだけだったんですけどね(笑)リバティーン!私観てないので観なきゃ!ですね。そういやあれも中世だった!何気に中世モノがスキなので『ジェヴォーダンの獣』だとか『ヴィドック』(話はイマイチだった)だとか『タイムライン』だとかそういうのがツボなんです。ヒース・レジャーの『ロック・ユー!』はお気に入り♪

ね、エイタに似てますよね(笑)
Posted by minori at 2007年09月03日 20:48
ぼんそわぁる。
これはそういえばレヴュー書かなかった・・・。
中世のヨーロッパはよいよねー。
ロケ地は主にスペインだったようで。
魚市場あたりの映像が一番印象に残ってます。

>『ジェヴォーダンの獣』、『ヴィドック』、『ロック・ユー!』

中世ものというわりには、ジャンルが・・・(笑)
ストレートな中世ヨーロッパの歴史ドラマ系ではなくて、
プラスαなエンタメものがお好み?

トム・ティクヴァ監督の旧作「プリンセス・アンド・ウォリアー」
ってやつもDVDリリースされるもようー。
Posted by かえる at 2007年09月03日 22:55
■かえるさーん。

こんばんわー。そうなの、かえるさんちにレヴューがなかったんですよねぇ。
中世ヨーロッパ、よかったですなー。最初のシーンは物凄かったですよ。グワーっと臭いのがやってきた感じでした。

かえるさんに言われて思ったけどホントにアクションみたいなのしかないですな!(本人もびっくり)そしてドラマ系って今ぱっと思いつかなかった。次に出てきたのが花咲ける騎士道でしたもん。んー?『王は踊る』『マリー・アントワネット』あ!そういや『薔薇の名前』はよかったですよ。うーん、後は何がありますか?

『プリンセス・アンド・ウォリアー』、気になりますねー。ぜひチェックしましょう。そんな私が最近「見たい!!」と期待度★★★★★なのが『スターダスト』です。podcastのアメリカ人のお兄さんたちも「女向きだといわれようが好きだ」って言ってたので期待度高いです。楽しみー。
Posted by minori at 2007年09月06日 20:14
minoriが注意したの?
Posted by BlogPetのガエル at 2007年09月07日 14:56
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