ウィル・フェレルといえばコメディ、というイメージしかなかった
から、この映画のポスターなんかを見ても全然気にも留めてなかった
のですが、たまたま時間があったのでタダ券片手に見に行きました。
この映画はきっとAUSで見たほうが楽しめたかもしれない、というのは
忠実には訳されてる字幕に集中してしまうと細かいニュアンスが
伝わらなかったり、出てくる数式も楽しめないかも。
(この数字なんかが出てくる辺りはドラマの『NUMB3RS』みたい)
どうしても英語と字幕のタイミングはズレちゃうし。
Stranger Than Fiction

うーん。なんかドラえもんだとかにありそうなテーマだけど
この平々凡々なハロルド・クリック(クリックって名前が
ホント時計を連想させるよなあ)の
善人っぷりがなんともいえません。
それにしてもハロルドの人生は「ホントそれで楽しい?」
って感じ。というよりも彼の生活には「楽しむ」という
要素はなかったんだね。それが少しずつ変わって、たとえ
トラジェディだろうが、アナ・パスカルにあって
何かが動き出したのは彼にとってはサイコウの出来事だったんだね。
Little did he know that this simple,
seemingly innocuous act would lead to his imminent death.
「この至ってシンプルで一見、当たり障りのないような
行動が差し迫った死に導こうとは、彼は知る由もなかった」
この何気ないセンテンスがあの変わった教授を
突き動かすことになるとはハロルドは知る由もなかった。
わけなんですわね。確かにこの表現、特にwould lead to なんて
自分じゃ使わなそう…小説とかでは見るけど…。なるほどね、
と思いました。文学系の教授なんかはそういうところを
見てるんだねー。それにしてもヤだな。頭の中でそんな解説が
流れたら…。「…。えっっ?!!!」って感じだよ…。
自分の生活が実は他人、しかもめちゃくちゃやってくれる
小説家に支配されてるなんてイヤだよなぁ。
どこかで自分のこと解説されたりしたら…ぞっとしちゃう。
エキセントリックな小説家だったけど最後のところで
何かが残っててよかった。ラストの言葉、
日常を彩る何気ないものが大事、
っていう台詞がよかったです。
ちょっとしたものが愛おしい、例えばパブへ向かう道の途中に
ある公園の水まきの水の冷たさ、とかそういうものね、
っていうことはよくあるよなーと思いました。ホントちょっと
したことだけど(笑)
マギーがかわいかったです。彼女が出てくるとハロルドと
同時に映像も華やかになった気がしました。
にしても彼、お金持ってるだろうなー。下世話な話…。
ぽちっとプリーズ。






























