2009年07月26日

『トウキョウソナタ』

秘密を保つのは、やっぱり難しいと思う…絶対。

トウキョウソナタ [DVD]
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ぽちっとプリーズ。


びっくりすることに脚本はオーストラリア人だったんですね。やっぱり外国人にはこの微妙な心が理解できず、
フィーチャーされるんですよね、きっと。

私がいるオーストラリアでは職を変えることなんて日常茶飯事。
「なんか人がいやだったから」「旅行行きたかったら」そんな理由で仕事をやめちゃうんだから
やっぱり日本人にとっては難しい。

だけど、仕事をクビになったことを家族に隠すこのお父さんのプライドも、
やっぱり娘であり、女性である私には理解できないのです。それだけに切ない。
ところどころに面白おかしい不思議なこの映画、それでもやっぱり色々考えさせられた。

父のプライド、母の立場、息子たちの気持ち、色々重なり合っているこの映画、
切ないのと、えーそんな?って思うのと、ホントこっちの気持ちまでこんがらがってしまうくらい。
でも同級生の切ない努力には複雑な気分になったなぁ。
だって電話まで鳴らして取り繕って、挙句にあれじゃ…。

オヤジのプライドは時にやっかいで、私も父親にはなりえないからあれは永遠に理解
できないんだろうな。そして夫を立てるかわいいキョンキョンママの気持ちになって
「あーもう!」って思っちゃう。実は強いママ、夫のうそにはやっぱり気づくもんだよね。
前に読んだ本で「カツラを妻に隠す夫」みたいなエピソード、大概妻は知ってるんですよね。
泣きながらカツラを告白する夫に一言「知ってたよ」って。オトコってそこらへん、
わかってないんだなぁ(笑)

閑話休題。

それにしてもやっぱりあの状態で仕事やめると、あれほどまでに何もないんでしょうかね…。
手に職をつけてないと厳しいのかなぁ。でも派遣でさえも色々な技術が今では要求されるから
淡々と同じ仕事こなしてたらやっぱりだめなんでしょうか。
それにしても屈辱だったろうな。

ピアノと不協和音な家族、までは現実的でしたが兵士になりたい息子のところは
ちょっとよく理解できなかったかなあ。説明が足りなかった?かも?

★★★★☆ オープンカー、いいなぁ。
posted by minori at 14:17| 宮城 ☁| Comment(3) | TrackBack(1) | 映画「た」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんはー。
そうそう脚本家がなぜかおーじー。
就職難のご時世ゆえ、同等の条件で再就職は難しいにしても、あの年齢でいきなりお掃除バイトっていうのは極端だよなーって思ったり。
出勤しているふりしたって、給与振込が口座になかったらすぐバレるでしょうとか。
などなど日本人的には細部に説得力を感じなかったのですが、妙さが面白い映画でしたねー。
Posted by かえる at 2009年07月27日 01:16
minoriが要求するの?
Posted by BlogPetのガエル at 2009年07月27日 14:00
■かえるさん。

こんにちは♪
オージーとはびっくりでしたー。
そうそう、お掃除以外にもなんかあるでしょう!って私も思いましたよー。派遣だって何でもー。工場だってありうるだろうしー。口座もね、どうなってるんでしょうね。お金、奥さんに一応手渡ししているシーンはありましたけどね、あれだって銀行からとってきてるだろうから絶対ばれるはずですよねぇ。

そうそう、妙な部分もすんなり入ってくる(日本人兵士に泥棒さん)のがちょっと不思議なテイストな映画でしたねぇ。
Posted by minori at 2009年07月27日 14:21
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『トウキョウソナタ』
Excerpt:   □作品オフィシャルサイト 「トウキョウソナタ」□監督・脚本 黒沢清 □脚本 Max Mannix、三浦幸子 □キャスト 香川照之、小泉今日子、小柳友、井之脇海、井川遥、津田寛治、役所広司■鑑賞日..
Weblog: 京の昼寝〜♪
Tracked: 2009-08-23 21:43
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