2009年03月26日

『The Duchess』ある公爵夫人の生涯

どこの世も、女性が耐えてきた時代があるんですな。

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ぽちっとプリーズ。

The Duchess
The DuchessGyula Pados Rachel Portman Masahiro Hirakubo

Paramount 2008-12-27
Sales Rank : 374

Average Review star
star How Many ways Can I say Poor Duchess
starDuchess
starA look back at the way we were used.

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It says,
"How Many ways Can I say Poor Duchess"

yes,
that's exactly what I want to say!!!!


衣装のきらびやかさや、カツラの重そうな様子、
美しいイングランドの景色を楽しむことはもとより、
女性として非常に考えさせられる映画だったことは間違いないです。

「もうホント、よく我慢してたよね!」
というのが現代に慣れ親しんでいる私の感想です。多分そう思う人は多いでしょう。
江戸時代(勿論江戸時代に限らず、戦国時代だろうがいつだろうが)
の日本にしたってインドだろうがどこだろうが(未だにそういう国だって
沢山あるわけで)女性は単なる道具でしかなかったんだろうね。
それこそ皇室だって未だに男尊女卑な訳で(こんなこと言ったら昔は捕まるし!)
男の子を生まない限り役立たず、と言われる世界で生きることの大変さが
ヒシヒシと伝わってきた映画でした。

旦那はやりたい放題、実の子どもよりも男の子の方をかわいがり、
自分のやりたい放題は棚に上げて持ちかけられた取引にブチギレするこの男。
もうホント正直ボコボコにしてやりたい気分でした(笑)
ここで私怨を持ち出すのもなんだけど、インド人のクラスメイトたちにはどうも
こういう気があるのでイマイチダメなんですよね。フン。
それはそうと、
しょうがないよ、旦那には子どもを生む道具だと思われて、ようやく自分の
ことを愛してくれる人を見つけて「じゃああんたが好き勝手やってもいいから
私は彼といるわ」という取引はこっちからしてみりゃ「当然、Fair enough」って
感じだったのにまさかあんなに逆切れするとは…オイオイオイと思いました。
そのうえ無理矢理あんなことされて立派なのは家柄だけで頭の中は空っぽ、
ただのオスなだけなあんな男に誰が好感を持てるかい!というのが正直なところ。

とある方がレイフ・ファインズが演じるから、それもまたユーモア、
なんていうコメントを残しておりましたが、
それは男から見た意見であって、そりゃ私だって男だったらそうやって好き勝手
出来たら最高だろうよ、とは思うものの、完全にunacceptableです。
そんなコメントを残す男を正面から信じる気にはあまりなれません。
厳しすぎるのかもしれないけど。女性側から見たら笑えないし。
途中のコメントもあるけど、ミスを犯したのはホントに結婚を受け入れたことそのもの。
選べない時代に生まれてしまったことを不運と思うしかない感じです。
映画にはあまり出てませんがどうやら彼女、最初の赤ちゃんを授かる前にかなり
流産していたらしいですね。うーん。

フクザツな三角関係については、これもまたビミョウ。こういう世界というか、
世の中の世知辛さについて、エリザベスの方がちょっとだけ長けていたということ
なんでしょうね。彼女の目的は子どもに再び会うこと。もし逆の立場だったら
ジョージアナも同じことしたのかな。彼女の場合は後々末娘にちょくちょく会うことが
出来たみたいで、その子が自分の子どもに母親の名前をつけたことからしても
良好な関係を結ぶことが出来たみたいだからね。よかったのかな。
そしてメイドの子どももちゃんと育てて、ホント見上げたもんですよ。
私無理だわ、絶対。数少ないの救いとなるだろうと思っていた母親でさえあの態度
だもんなぁ。厳しいわぁ。良家の子女は。改めてよかった…今の時代で、と思い知らさ
れる感じです。

とアツく語ってしまいました。衣装や美術もかなり興味深かったんだけど
段々長くなってきちゃったから控えます。
キーラ・ナイトレーはこの映画、随分前回の高慢と偏見から成長したように
思えます。そういやまだ「つぐない」を見てないので近いうちに見て見ますが
コスチュームプレイもかなり落ち着いてきたように思えます。
勿論レイフ・ファインズはヤな感じの男をしっかり演じていたと思うし
シャーロット・ランプリングもお見事でした。あ、アール・グレイの語源になった
チャールズ・グレイ役の彼もステキでした。ロンゲのほうがカッコよかった
気もするけど。(つまりカツラね)

基本的にコスチュームな映画が好きなのでとても楽しめましたが
それにしても色々考えさせられましたよ。

★★★★☆ オンナって大変。
posted by minori at 18:54| 宮城 ☁| Comment(4) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは〜!
minoriさんのレビュー、楽しく拝見しました〜♪
そうよね、そうだ、そうだ、と同性同士、つい女性の肩を持ちたくなっちゃいますよ〜。

>あ、アール・グレイの語源になったチャールズ・グレイ役の彼もステキでした
 そうなんですか?!それは知りませんでしたっ!! 情報ありがとうございます☆

でも、この映画、ムカつきながらも楽しく見れてしまいました^^
Posted by latifa at 2009年03月27日 20:29
■latifaさん。

こんばんはー。
返事が遅くなってごめんなさいー。

そうなんです。女性の肩を持ってしまいますよね。でもきっと繊細な男性だってそう思ってくれるはず!!…どうかな…。

アール・グレイ、Earl Greyはそうなんですよ。あの紅茶の名前は彼からきたのです。よく飲んでいたらしいですよ。私もアール・グレイはかなり好きですねー。あー。飲もうかな。

そうそう、私も結局楽しんだんですよ。ムカつきながら(笑)
Posted by minori at 2009年03月31日 19:52
minoriさん、こんにちは〜♪

ワタシも観ました。
この時代の女性に生まれなくってホントに良かったと思います。
ワタシなら、きっと気でも狂って自殺でもやらかしてたんじゃないかと・・・(苦笑)

ホント、公爵って地位だけが取り柄みたいな男でしたもんね〜。
よくぞここまで耐えた、偉いぞジョージアナ!!って拍手喝采を送りたいよえな気分でした。
はぁ〜、minoriさんが仰る通り、女って大変だわ。
Posted by gigi at 2009年05月01日 14:43
■gigiさん。

こんばんわー。ってものっすごく返事が遅れてごめんなさいっっ!!!

私もホントこの時代の人じゃなくてよかったですよ。気が狂っていて自殺じゃなく私の場合他殺しそうで怖いです。あの男に花瓶もってかかっていったかもしれないです…。

女って大変ですねぇ。今こんな人いるのかなぁ。でもいそうで怖かったりもします。
Posted by minori at 2009年05月08日 19:18
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