2008年12月09日

『ぼくの大切なともだち』Mon Meilleur Ami

夜中の三時に、電話できるかなあ。

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ぽちっとプリーズ。

ぼくの大切なともだち (完全受注5,000本限定生産) [DVD]




おっさんたちの友情は、微笑ましくて、ちょっと考えさせられました。

パトリス・ルコントの前作、『列車に乗った男』がとても好きだった私ですが、
今回ももっと好き!な作品になりました。

それにしたって自分の誕生日の席で、「あんたの葬式には誰もいかないよ」
なんていわれたらめっちゃ落ち込むと思います(笑)
この友人たちったら、なんて酷いことを言うんだろう!と思ったら
彼らはこのフランソワというおっさんの性格を実はしっかり掴んでいるんですよね。
もう一個のブログにも書いたんですけど、この手の「俺様」的なタイプの人は
普通小学校中学校辺りでみんなにムシされるなどのいじめを経験して
殆どの人が普通な人になっていくような気がするんですけど、彼の場合はここまで
きちゃったんですねぇ。
これはもうちょっとやそっとじゃ治らない。
始めの方のブリュノの言葉じゃないけど「感じよく」なろうとすることを
どうやって?と聞く時点でもう諦めたほうがいいのでは?と思ってしまう。
だけどこの自覚症状のないフランソワ、自覚症状がないだけに治る見込みがあるわけで
そこらへんがまた面白いし、笑い飛ばせる訳なんですな。
一生懸命成長しようとする姿はこんなおっさんでも微笑ましいし、応援したく
なっちゃう。ちゃんと努力してるんだもんね。彼。

一方、ブリュノはいい人すぎてやアクの強いしっかりとした友情を
育むには苦労しているタイプ。やっぱりバッググラウンドにはそういう過去が
あったのか、と納得させられます。新しい友達のために一生懸命やったのに、
あんな賭けまでされて心が痛むくらいです。
みんなと仲良くできるけど、ちゃんとした友達がいない、っていうのも悩みだよね。
なんか分かるなー、私は彼に非常に肩入れしてこの映画見てしまったかも
しれません。一緒に緊張したぞ、ミリオネア(笑)しかしこの番組は世界共通
音楽も共通なんだね。でもやっぱりミノさんじゃないとイメージが違うなぁ。

友達、というラインは結構フクザツなんですね。彼(や彼女、もしくは
夫や妻それから家族)とは違ってある程度遠慮するものだし。
日本人は得に遠慮する民族だから『ソノトキシネマ』にも書いたけど
夜中の三時には電話しないのかもしれない。
だけど友達は友達な訳でね。
リスト書いてみんなに連絡しまくる、まではしないけど、お友達のこと、
ちょっと考えてしまいました。色々と、ね。

ってかお土産買って帰る友達リストを作らなきゃな、私は(笑)
もうすぐ帰国です(オーストラリアに)

★★★★★ 友達っていいわー。
posted by minori at 17:21| 宮城 ☁| Comment(3) | TrackBack(4) | 映画「は」行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
minoriちゃん、こんにちはん。
もう戻ってしまうね。
早いものですな。
帰国の折に、おフランスな映画も観てくれてありがとう。
友情がテーマな映画は多数あれど、この切り口はわりと新鮮で面白かったっすね。
minoriちゃんは国際的にお友達がたくさんいてうらやましい限り。
でも確かに、親友とは、なんていうとまた考えちゃいますよね。
ともだち万歳!
Posted by かえる at 2008年12月10日 13:07
■かえるさん♪

こんばんわー。そうなんです。もう帰るんですよ。今回見れたDVDは見たかった数作のみ、『ゼロ時間の謎』『REVOLVER』『さよなら。いつかわかること』『ONCE』『アフタースクール』『ザ・マジックアワー』とこの作品でした。単館系がなかなか見れないのでそこらへんをチェックしたつもりですが、まだまだ見たいのがあったなぁ。明日までにそういえば『ジェーン・オースティンの読書会』を見る予定でした。

フランス映画はパースでもそれなりに見れるんですけど、今は忙しいのでうちで見るハリウッド系ばかりに偏っています。やっぱり単館系のこういう映画はいいわーと楽しめましたよー。

フランス人のお友達とは今回会えずじまいだったのですが、彼女は再来週にパースに遊びに来てくれるそうで楽しみにしているのです♪そのときにまたフランス話を聞かなくてはー。彼女は日本でであって仲良くなったお友達なので、かえるさんもきっとお友達、作ることできるはずですよー。

友達ばんざーい。
Posted by minori at 2008年12月10日 18:01
突然で申しわけありません。現在2008年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。投票は1/15(木)締切です。ふるってご参加いただくようよろしくお願いいたします。
なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.movieawards.jp/です。
Posted by 日本インターネット映画大賞 at 2008年12月21日 14:01
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