いったいどこだろう、と悩みました。
なんとなく「ヨーロッパだろう。それもロシアとかのほうの」
とかむちゃくちゃなことを考えていたらなんと南米でした。
だめですね。勉強不足。

そんなウルグアイからやってきたなんとも言えない
映画、『ウィスキー』。お酒の話かと思ったら
全然違うの。靴下工場の人々だ。
「ウィスキー」はあっちの人たちが写真を
撮るときに言う言葉。確かにラストのィ、つまりyで
口角があがるんだよね。チーズよりも笑みを浮かべやすい
かもしれないけど、どこかぎこちない感じもする。
まず私がとにかく惚れたのがオープニング。
車の窓やら電車の窓から見た景色が大好きな私は
あのオープニングでグッとココロを掴まれました。
白んでいく空が美しい。
暗い町並みも味があっていいー。
それにしたって不思議なお話。
なぜ、妻をつくらなきゃならなかったのか。
とにかく主人公であるハコボが無口なもんだから、
それが「見栄」だってのはもちろんわかるにしても
なんだかよくわからない。
「言わなくてもわかるでしょ?」というコトバを
よく(特に男女間だと)言うけど、私はだめ。
言わないと伝わらないし、言われないとわかんないよ。
マルタが意外にもエルマンと距離を縮めるのもわかる
気がする。やさしさとしたら、ハコボなんてやさしいよ。
靴下だってちゃんと包むし、色んなものラッピングしてるし。
(ってかホテルの売店らしきところや空港にラッピング用品、あるんだ。
ラッピング用品ってわりと探さないとないような気がするけど)
だからもしも彼が一人でやきもちを焼いていたにしたって
悪いけどマルタは気づかなかったかもよ?
無口が美徳、と私が思わないのは自身がおしゃべりだからか、
それともそういう時代に生まれてきた子供だからか。
女性って恋をすると、というかハリがあると変わるもんだね。
饒舌になったマルタにびっくりだよ。あんな何考えてるか
わかんないようなオバさんなのに。そして実生活が謎のまま、
っていうのがこの物語の面白いところ。実態がはっきりしてるのは
やってきた最後の登場人物であるエルマンっていうところも
面白い。女性はいつまで経っても女性。私は数年前、
ジイさんの浮気を(85を越えて浮気もクソもないような、と
思っちゃうと失礼なのか)疑ったバアさんに驚いたことがある。
怒らない人だと思ってたのに、ギリの妹相手にこぼしていたのを
見てまさに目からうろこ、驚きました。
だから女の人のこの変化も全然アリでしょう、と思っちゃうんです。
それにしたってびっくりした。そしてあの部屋をキレイにした
マルタ。すごいね。
単調な工場の日々。その描写もうまかったね。
マルタが待ってて「おはよう」「おはようございます」から
始まってシャッターをあけてあのウィィィーンという音で
一日が始まるのがよくわかる。淹れてたのはアイスティーかな?
靴下って何気に履いてるもんだけど、ああやってつくってるのかー、
とある意味新鮮。弟も靴下工場なんだね。
お互いのお土産が靴下ってのも笑っちゃうよ。安いし(笑)
せめてセットにしてくれよ、と思っちゃうのは贅沢病?
ところで、あの新婚さんのだんなさんは今度
『僕と未来とブエノスアイレス』という映画で
主演となるダニエル・エンドレール。この映画も絶対みたいなぁ。
ラスト。変わり始める日々。
いや、何となく私はあのあと
「初めて遅れてきた」マルタがいるような気がします。
ぽちっとプリーズ。
ところで、自信があった、弟のカラオケ。あれって
下手なんだよね?え?うまいの?
































マルタはどこへ行ったのでしょうね、戻ってくるのかしらん?
TBありがとうございました。
こちらからのTBが入りにくくてごめんなさい。
この映画、ウルグアイ映画ということで初お目見えでしたが、イイ味出していましたよね〜。
こういう雰囲気大好きですよ!
ハコボの全く狂いのない日常が繰り返さるのも笑えるし、弟に対する微妙な感情も面白いし。
女性の立場から見るとやっぱりマルタの変化が一番面白かったですよね。
こんばんわー。コメントありがとう
ございますー。
オヤジから継いだ兄弟。でもモメて
独立した弟、って感じで私はイメージ
していました。どうなんでしょうねぇ。
プレゼント、他のものがほしいですよね。
靴下マニアめ!って感じです(笑)
マルタ、戻ってくるといいですよねぇ。
こんばんわー。コメントありがとうございます!
そしてあちら、名前が載ってません
でしたねぇ。失礼いたしました。
minoriと申します。お見知りおきをー。
ウルグアイ、知らないところからくる
映画って不思議ですよねぇ。
日本の映画も遠い国の誰かが見てくれてる
と思うとなんだか素敵ですよねぇ。
私もこの雰囲気好きでしたー。
兄の生活、ホント乱れがないですよね。
それはそれでいいのかも?
マルタの変化はなんだか嬉しくなりますよね。
それがいいのか悪いのかは別にしても
なんらかのプラスになったことを
祈らずにはいられない感じでしたー。
TBありがとうございました。
moviestサイトも拝見しました!
デザインやレイアウトが読みやすく興味深い内容だったのでbookmarkさせて頂きますネ。
兄ハコボ的生活はスペイン語を習ってたお父さん位の年配アルゼンチン人にそっくりでして・・・
マルタみたいなおばさんもラテンアメリカには結構いるな、なんて思ったり。
また遊びに来ますね!
じいさんの浮気の話、おもしろいなあ。
ウルグアイだから、アイスコーヒーじゃなくて、マテ茶だと思うな。
でも、マルタが戻ってきてくれたら、ハコボは以前よりも心を開けるんじゃないかなぁ。
こんばんわー。TBそしてコメント
どうもありがとうございます!
moviestのほうにまで伺っていただいて
嬉しい限りです。このところ放置して
おりますが今後ともどうぞよろしく
お願いいたします。
ハコボ的生活はある程度安定してて
いいですよね。とも思います。
あの年だしそれはそれでいいのかも。
マルタみたいなオバサンいるんですか、
へぇー。そういえばラテンな
「セントラル・ステーション」の
オバサンもちょっと風変わりな感じでしたね。
是非是非また遊びにきてくださいませ。
私もまたお邪魔します。
こんばんわ。コメントありがとう
ございます♪
ああ、そうかー。マテ茶かー。
なんかあれ、おいしそうで
朝飲んでみたいなーと思いましたよ。
マテ茶ってどんなアジなんだろう??
じいさん。結局浮気ではなかったんですけど
ね。でもまさかそんなことを疑うなんて!
と思ったわけなんです(笑)
こんばんわー。
そうですね。シャイなんですよね。ハコボ。
マルタもきっとわかってくれているとは
思います。だからこそ帰ってきてくれたら、
とは願わずにはいられないですよねぇ。
ってかえるさんだよね。
だいじょぶだよね(笑)
南米の明るさみたいなのが微塵も感じられませんでしたし。
お互いの手土産が靴下ってのは、職人っぽくて渋かったです。
コメントありがとうございますー。
うん、やっぱりあっちのほうだと
思いますよね。そうなんですよ。
割と暗いって言うか。南米なイメージ
じゃなかったですよねー。
靴下。なぜそんなにこだわる?
っていうくらい靴下でしたね(笑)
>何となく私はあのあと「初めて遅れてきた」マルタがいるような気がします。
そっかー・・私はマルタはもう2度と帰ってこない
ような気がしましたが、遅刻するマルタも面白いか
もしれませんね。
ハコボにしても、どうしてマルタに夫婦を演じて欲しかったのか?
どうしてカジノで買ったお金をマルタにあげたのか?
理解に苦しむところはありますが、そういう登場人物の気持ちは、
見る人の想像力に任されているのかもしれませんね。
はじめましてー。
コメント&TBありがとうございます!
そうですねぇ。マルタ、どうなるんでしょう。
それを色々想像できるところが
この映画の面白いところなんでしょうが
多少すっきりしないきもちも(笑)
ハコボも謎ですよね。なぜ見栄を?
とは思うんですが彼も彼なりに
思うところがあったんでしょうねぇ。
監督とちょっとお話したい気分です(笑)