思う。そして今回これを見て思ったのが「いい・悪い」という問題じゃない
んだなぁということ。個人によって違うことだってあるわけだ。
海を飛ぶ夢

尊厳死を望む男、ラモンの周りは暖かさに満ち溢れていて
「ああ、そうだ死んでくれ。せいせいする」なんていうことは
ケンカしたっていいそうにないくらい愛に包まれていた。
だけど彼は望む。自由になるために。
「ミリオンダラー・ベイビー」も似たようなテーマを扱っていたが
こっちもまたうなづけるシチュエーションではあった。
今回はあまりにラモンが前向きだったから最初は驚いたが、
世界中を旅した人が旅ができない苦しみ、彼の場合は本当に辛かった
最初の頃は今回ストーリーの中では軽い回想でしか触れなかった
わけだが、それでもどれだけ彼が苦しんだか想像に難くない。
たしかに結論は「死」だったが、それでも彼は全然後ろ向きじゃ
なく、むしろ前に前に進んでいた。
手を握りたくても握れない。ほんの一歩前にでて、抱きしめる事
すらかなわない。そんな辛さに耐えながら、それでも彼はとっても
哀しみを堪えた笑顔を見せながら生きてきたのだ。
どんだけ苦しかったんだろうか。そしてこれに簡単に同情したり
「だめだよ。生きなよ」なんて簡単には言えないだろうよ。
あの甥っ子の言葉も気になった。おじいちゃんのことを言うやつ。
確かに気持ちはわかる、たまにいらいらすることも正直ある。
彼は若さゆえにそれを口に出してしまう。だけど
ラモンは得意の哀しげな笑顔でそれに答えるんだよね。
正面きって叱らないんだ、と思った。他のシーンでは怒ったり
してたからね。いずれわかるんだよね。うん、みんなそうなんだよな。
この甥っ子にあてた最後の詩がまたよかったなぁ。
ロサなんかはテレビで見てしってどうしても声をかけたくて
やってきた。まぁテレビで彼は彼女の心をつかんだわけだが
最初のずうずうしいコトバには私まで腹立てちゃったよ。
でもけなげなんだよね。この人。ちょっとずうずうしいけど。
一方フリア。自らも病を抱える。ラストは「えー。そうくるんだ」
と思ったけど、彼女と二人でいるときのラモンの心はとても
穏やかだっただろうし、あの想像の美しい世界を旅したシーンが
とてもよかったからまぁいいってことにしよう(なんだそりゃ)
や、ホントあの飛んでいく世界はホント美しかったよ。
ああいうの好きだなぁ。たまにああいう夢を見るし、
ゲームとかでも最近似たような感覚を感じるときあるけど
(ホラ、飛空艇とかで空を飛ぶときってあんな感じ)
小さな小川が下を流れてたり、そういうところも細かく見れた
この映像はとっても素敵でした。
こんな重いテーマなのに、割と重さを感じさせないそのつくりが
すばらしかったです。
そしてラモン役の方!三十代なの?!びっくりです。

ぽちっとプリーズ。
タグ:映画「あ」行































>こんな重いテーマなのに、割と重さを感じさせない
そうですね、映画が決して暗澹たるものになっていない点は監督の演出の上手さでしょうね。今年観た映画の中でも印象的な作品でした。
此方からもTBさせて頂きます、また宜しくどうぞ。
わざわざコメントいただいて
ありがとうございますー。
そうですね、監督がうまくないと
ただ重いだけのおはなしになっちゃう
んでしょうね。
あの俳優さんもかなりよかったので
演技のおかげもあるかもしれないですね。
ぜひまた遊びにきてくださいね。
こちらからもまたお伺いします。
そりゃここで想像しなかったよ。
だけどプリーズは回想したかったみたい。
窓から出て、飛行するシーンですね。
僕は、最初は、本当は動けるように回復して、あそこで走って、窓から飛び降りて、自殺したと思いましたよ。
だけど、すベては、願望、美しいシーンでしたね。
コメントありがとうございますー。
窓から出て行くシーン、あまりに
自然に動いていたから確かに一瞬
そう思いますよねー。
願望だからあれくらい美しかった、という
こともあるかもしれませんが、
あのシーンは印象的だったし美しかった
ですよねぇ。
minoriさんのレビューを読みながら、
自分の感想とぴったり同じなので
そのことに感動してしまいました。。。
そのように観ていませんでしたが、なるほど
「ミリオン・ダラーベイビー」も尊厳死の話か。
前にアカデミー外国語映画賞をとった
「こんにちわ、さようなら」?とかいう作品も
尊厳死の話でしたね。
同じテーマなのに全然味わいが違ってビックリです。
トラバさせていただきましたーv
こんばんわー。
へぇ!感想が同じなんて光栄ですー。
三十代にもびっくりしました(笑)?
そうそう、「ミリオンダラー・ベイビー」
もそうなんですけど、また違うテイスト
ですね。すみません、ちょっとネタバレに
なっちゃったかも。これはこれで
とってもよかったですよ。
もう一個のやつは「みなさん、さようなら」
ですね。これは私まだ見てなくて。
今度みてみます!